【疑うことの意義を知る】
コンセプトクリエイター・長谷川雅彬氏が、自分が信じていることを疑う勇気を持とうと提起し、違う視点を持つことが、これからの時代を生き抜く成功法則であることを明かしていく一冊。
物事を見極める判断軸。
あなたは自分の信じる判断軸を持っていますか?
本書は、われわれは自分が信じているようにしか物事を見ていないと指摘し、この物事の見方を変えられることが、これからの時代は重要であると説いていく一冊。
自分を信じることとは、時に「思い込み」を生みます。
この「思い込み」を取り払うことで、無限の可能性が広がることが明かされていきます。
では、どうやって「思い込み」を取り払うのか?
その方法こそ、「疑う」ということです。
そう、「疑う」とは『物事の見方を変える』ということなのです。
けっして、否定するなどのネガティブな意味ではないのです。
では、どのように「疑う」を自分のものにすればいいのでしょうか。
そのキッカケをつかめるのが、この本です。
『物事の見方を変える』ことの感覚を養うことができます。
視点を自在に変えられる柔軟性は、誰もが身につけるべき必須のスキルです。
この本は、骨太の良書です。
かならず読んでください。
◆くり返し読むべき良書。
私たちは「知っていることしか知らない」ということを再認識しなければなりません。
思い浮かんだアイディアの実現方法を知らなかったとしても、大した問題ではありません。
実現方法を認識できるようになれば良いからです。
皆さんに最も気をつけていただきたいことは、「二元論」に陥ってしまうことです。
これは白/黒、勝者/敗者、成功/失敗、有/無、善/悪といったように、物事を二極的に判断してしまう考え方です。
疑うとは「本当に必要か」「他の方法はないか」という第三の選択肢を考えること
自ら進んで嫌われる必要はありません。
ただ、自分は自分、他人は他人という意識をハッキリ持つ事が大切です。
(略)
大事なのは「大局的に見れば、好かれようと嫌われようと、大した問題ではない」と理解し、その重要度を下げることなのです。
変えられるのはあくまでも「可能性」です。
必ず成功する方法はあり得ませんが、確率を上げるように働きかけることは可能なのです。
現在の「観測」という行為が過去の行為と現在を結びつけています。
現在の観測が原因となり、過去という結果を決めます。
つまり、過去が現在を作っているのではなく、現在が過去を作っているのです。
必要なのは継続して可能性を上げる方法を考え、働きかけることです。
例えばスポーツの試合に今日勝っても、次の試合の結果は分かりません。
今日の試合結果にこだわりすぎるよりも、次の試合に勝つ可能性を1%でも上げることの方が重要です。
いま、この瞬間から、好きなことを始めるのです。
一か八かのアプローチや100%成功する方法を探すのは現実的ではありません。
それより、最初から成功も失敗も織り込んだ上で、実現の可能性を上げる要素を増やすアプローチが必要なのです。
コミュニケーションで重要なのは、自分のスタンス(目的)を明確にすることです。
「何か売り込むなら『売り込む』スタンス以外に何があるんだ!」と思われるかもしれませんが、大事なのは、自分が求めていることが、具体的にどういう「結果」であるかを理解することです。
相手も気が着いていない相手のベネフィットを考えてあげるマップメイカー(本人すら気づいていない未来の可能性を提示)になれれば、自分のアイディアを実現させる可能性はぐんぐん上昇します。
自分の好みに従ってキュレーションを行なうと、勝手に独自のネットワークが生まれます。
勝負の神髄はポジショニングです。
勝つも負けるも、自分が取っているポジションの結果でしかなく、一つ一つの勝敗に意味などありません。
自分のポジションを変えれば、結果も変わります。
自分で自分を承認できれば、誰かに理解されなかったとしても、自分の価値は揺るぎません。
アイディアを実現する可能性を上げる最良の方法は心に変化を起こすことです。
自分の心は自分が信じることで変わります。
すべての鍵はまず、あなた自身があなたの「可能性」を信じることから始まります。
【1003-1】「本当に必要か?」と常に自問する
【1003-2】「他に方法はないか?」と常に自問する
【1003-3】自分の好みに従ってキュレーションする
視点を変えれば、全体が見える!
【書籍名】自分が信じていることを疑う勇気
【著者名】長谷川雅彬
【出版社】きこ書房
【出版日】2017/6/1
【オススメ度】★★★★★
【こんな時に】考える力を身につけたいときに
【キーワード】マインド、哲学、思考
【頁 数】255ページ
【目 次】
第1章 扉を見つける
第2章 扉の前に立つ
第3章 ドアノブに手をかける
第4章 扉は開く
この本で、あなたは変わる。
長谷川雅彬さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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