【書評:1643冊目】なんのために学ぶのか(池上彰)

【学ぶことを楽しいことに!】
ジャーナリスト・池上彰氏が、『なんのために学ぶのか』と題して、「学びの喜び」と「学びの意義」を語りながら、よりよく生きるための人間力へとつながる、”楽しい学び”へと誘う一冊。

■書籍の紹介文

学ぶのは楽しいことだ。
「YES!」と答えられますか?

 

本書は、だれもが考えたことのある「なんのために学ぶのか?」という疑問について、「学びの喜び」と「学びの意義」を語りながら紐解いていく一冊。

 

やらされる勉強は、苦痛でしかありません。
対して、自分からやる勉強は、楽しくて仕方ありません。

 

どうすれば後者の感覚を味わえるのか。
どうすれば前者の思考の人を、後者へと導けるのか。

 

このことを深掘りしながら、池上氏の考察を示していきます。
学校の学びに意味を見出せない学生。
どう学べばいいのか迷走する社会人。
こどもにどう勉強をさせるべきか悩む親。

 

すべての人に「学ぶとは」を考えさせる内容です。
「学ぶことは楽しいこと」と思えることが、人生においてどれだけの財産となるかを知ることができます。

 

学ぼうと思えば学べる環境が、どれほど尊いのか。
学びを遠ざけていることが、どれほど残酷なことなのか。

 

このことを、深く考えさせられます。
学びへの姿勢を問われる、そんな一冊だとおもいます。

 

学んだことは、決して盗まれることのない財産。
あなたの財産は、増えていますか?

 

◆学ぶことを楽しいことに!

なんのために学ぶのか
池上彰 SBクリエイティブ 2020-3-6
売上ランキング(公開時):1,419
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

どこかで学びの楽しさを知っておけば、その後は一生学び続けることができる

 

学ぶことに遅いということは絶対にないと私は思うのです。

 

おもしろければ自分から進んでやるし、つまらなければやらないか、やってもほどほどで終わってしまう。
これが人間の習性です。

 

できるだけ広い視点を持ってほしいと思います。
世の中で事件や事故が起きたときに、ただそれに反射的、感情的に反応するのではなくて、何が問題なんだろうか、どうすればそれを防ぐことができるんだろうかと冷静に考える。
常に世の中の動きにアンテナを張っておいて、自分なりの物の見方を身につけていく。

 

国際化、グローバル化の時代になっても、私たちが日本人である以上、やはり日本の国や文化についてそれ相応の知識を持っておかなくてはなりません。
それがあるかないかで、人間の幅や世間からの評価も大きく違ってきます。

 

すぐに役に立つことばかり考えるのではなく、いまおもしろいこと、知りたいことを一生懸命学ぶ。
それがいつか必ず、何らかのかたちで生きてきます。

 

お互い同じ人間です。
友達を信用し、恋人を信用しましょう。
そして裏切られたら、自分は人間として成長できるんだとポジティブに考えましょう。

 

ふだんのニュースを見ていても、みんな「わからない」ことには興味が持てません。
なぜ「わかりやすい解説」にニーズがあるのか。
それは、解説によって「わからない」から「興味を持つ」まで橋渡しができるからではないでしょうか。
「興味を持つ」というのは、勉強の「入り口」にあたります。

 

「愚かな質問はない、あるのは愚かな答えだけだ」

 

自分が他人の思想の運動場にならないようにするには、読んだ内容をそのまま受け取るのではなく、読んだ後、それを自分でしっかり考える、自分で本当にそうだろうかと考える時間が必要だということです。

 

読んでいる本を閉じた瞬間に、また嫌な現実が目の前に現れるかもしれない。
でも、本を読んで何度も何度も逃げているうちに、自分の気持ちの持ち方が次第に変わってきます。
これが読書の効用です。

 

本をじっくりと読み、その内容について自分の頭で考えてみる。
「腑に落ちる」までとことん考える。
この「腑に落ちる」という感覚が大事だというのです。

 

あなたもグローバルな世界で活躍しようと思えば、英語は必須です。
しかしそれ以上に大事なことは、英語で語るべきものを持っているかどうかです。
ここで決定的な違いが出るということを知っておいてください。
リベラルアーツを学ぶ意義はそういうところにもあるのです。

 

勉強しても楽しくないというのは悲しいことです。
学ぶことの楽しさを知らない。
これは先進国病で、日本に限ったことではなく先進国ならどこでも見られる現象です。

 

教養を身につけると、何気ない出会いが豊かな出会いに変わります。
別々だった世界は、実は何層にも重なり合っていることに気づきます。
その深く味わいある喜びを、ぜひ体験してください。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1643-1】語れるようになるために学ぶ

【1643-2】「愚かな質問はない、あるのは愚かな答えだけだ」を信じて、臆せず質問する

【1643-3】第4章で紹介されている本を読む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】なんのために学ぶのか
【著者名】池上彰
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2020/3/6
オススメ度★★★★☆
こんな時に学ぶ力を身につけたいときに
キーワード教養読書術子育て
【頁 数】232ページ
【目 次】
1章 勉強が好きじゃなくてもいい
2章 どうして勉強しなくちゃいけないの?
3章 失敗・挫折から学ぶ
4章 読書が好き
5章 生きることは学び続けること

 

この本が、あなたを変える!

なんのために学ぶのか
池上彰 SBクリエイティブ 2020-3-6
売上ランキング(公開時):1,419
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

池上彰さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【聴いてね♪】書評ラジオ番組
「米山智裕のBook of the Week」

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

人気著者も多数収録!

PR



ページ上部へ戻る