- 2015-8-14
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【読書の7つのコツ!】コンサルタント・高橋政史氏が、「アウトプットをしないインプットは意味がない」をコンセプトに、『整読』というゴール設定から導き出された「7つ」のフレームワーク読書術は必見です!
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■書籍情報
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【書籍名】必要な知識を15分でインプットできる速読術
【著者名】高橋政史
【出版社】クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2011/12/13
【推薦度】★★★★☆
【対象者】読む力を身につけたいときに
【頁 数】191ページ
【目 次】
第0章 誰1冊を15分で「整読」する7つの方法
第1章 「行動」に起こすアクション・リーディング
第2章 「解決」につながるソリューション・リーディング
第3章 「発想」を変えるブレイクスルー・リーディング
第4章 「原理原則」を知るプリンシプル・リーディング
第5章 リーディング「本質」を見抜くマスター・キー・リーディング
第6章 「師匠」と対話するバイブル・リーディング
第7章 「未来」を変えるビジョナリー・リーディング
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■本書を読む理由
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自分の読書効果を、さらに高めるのに非常に役立つと思ったため。
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■1分間紹介文
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あなたの読書は、日々の生活に活きていますか?
著者は、高橋政史さん。
経営コンサルタント。
クリエイティブマネジメント株式会社代表取締役。
「シンプル・イズ・リッチ」と思考整理力が世の中を豊かにさせるという信念を持ち、「読み・書き・プレゼン」力の劇的に向上させる方法を発信し続けている。
「アウトプットがないインプットは意味がない」
本書は、このコンセプトを読書に落とし込んだ一冊。そのために必要な、下記の7つのフレームワークを紹介します。
1.「行動」に起こす「アクション・リーディング」
2.「解決」につながる「ソリューション・リーディング」
3.「発想」を変える「ブレイクスルー・リーディング」
4.「原理原則」を知る「プリンシプル・リーディング」
5.「本質」を見抜く「マスター・キー・リーディング」
6.「師匠」と対話する「バイブル・リーディング」
7.「未来」を変える「ビジョナリー・リーディング」
タイトルに「速読」と入っていますが、あくまで「本から大切な情報を収集し、自分のためのメモを作りだそう!」というのが目的。そのための「7つのフレームワーク」は必見。
誰にでも伝えられる「1メッセージ」
いつでも実行できる「1アクション」
あなたの読書効率を飛躍的に向上させる一冊。
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■Key Phrase(15の気に入った一文)
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「アウトプットしないものはインプットするな」
●「整読」5つの基本ステップ
ステップ1:「ゴール・ポイント」を明確にする
ステップ2:「誰のため?」「何のため?」を設定する
ステップ3:16のキーワードを抜き出す
ステップ4:3つのキーワードを抽出する
ステップ5:30秒で説明する
どんな自分になりたいのか?ゴールを明確にしておくことでイメージもしやすくなります。
まずは自分がぶつかっている「壁」が何なのか、ここを整理するところから始めます。その「壁」を突破するための「鍵」を、本に求めるのです。
誰の、××が、◯◯になるか?
この公式に当てはめると、慣れてくれば瞬時に具体的で効果的な「問い」を立てることができます。
「いつか役立つ」はずの情報は、膨大な時間と労力を費やしたのに、役立ったものは限りなくゼロ
◎現場に向かい仮説を立てる
◎雑誌をもとに「情報の地図」をつくる
◎思考を転がして、「お金になるアイデアの視点」を発掘する
ただ机に向かうのではなく、このように頭と体を使うことで効率的にいいアイデアを生み出せます。
フレームワークとは、数学の公式のようなもの。つまり、普遍的な原理原則です。
目の前にある課題の解決方法を、いちいちマニュアル的に覚えるのではなく、普遍的な原理原則をおさえておく。
それだけで、どんな問題にも応用が利きます。複雑に見える物事もシンプルに解決できるようになるのです。
「どんなイメージが彼女の中で湧くだろうか」、「どんなふうに、日常の中でこの言葉を生かせるだろうか」など、想像力を働かせながら1行に結晶化
仕事や人生の『マスター・キー』とは、言い換えれば”「物事の本質」を見抜く力”です。
「物事の本質」を見抜くことができれば、「10の問題」が実質的には「1つの問題」だということに気づくことができます。
1本の「マスター・キー」の発見が、あなたの「変身」につながるかもしれません
「原点」や「座標軸」といった「寄って立つべきあり方や考え方」がなければ、せっかくの経験もザルをすり抜ける砂のように消えていってしまいます。
「一度に教えを乞う師は一人にする」
知識とは、目標を達成するための手段
人は、人に強制されたことより、自分で決めたことの方が成し遂げやすい
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■Take Action(実践ポイント)
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【587-1】読む前に「何のために」と「誰のために」を明確にする。
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■今回のまとめ
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「何のために」その本を開きますか?
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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
なかなか思い通りにいかないのが人生。
良くも悪くもその日その日を精一杯楽しもう!
そんなことを思う、夏の夜です。
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
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■今回紹介した本
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高橋政史さん、とても勉強になる一冊をありがとうございます\(^0^)/
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■読了までの時間
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00時間53分。
通勤時間に集中して。
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