【シェア読書:1097冊目】小さくても勝てます(さかはらあつし)

【常識を覆した実話に基づくストーリー】
映画監督/経営コンサルタント・さかはらあつし氏が、西新宿の小さな理容室「ザンギリ」を舞台に、「小さくても勝てます」となるまでに実行した25の逆転戦略をまとめる。

■この本の紹介文

街中で見かける理容室。
あなたは、どんなイメージを持ちますか?

 

本書は、『やる気と勇気と根気、そして知恵があれば逆境は必ず乗り越えられる』と提起し、個人にも応用できる「10の理論戦略」「15のサービス戦略」を紹介する一冊。

 

理容業界全体は、青息吐息の状態です。
美容室の華やかさの裏で、昔ながらの理容室は次々に姿を消しています。

 

そんな状況下で悩みもがく、西新宿にある1軒の理容室「ザンギリ」。
そこに、関西弁の自称映画監督の役仁立三が客として訪れたところから、逆転のストーリーははじまります。

 

実話に基づくだけあり、物語から浮くことなく自然と「10の理論戦略」「15のサービス戦略」が収録されているため、読み物として楽しめる構成になっています。

 

アドバイスを信じ、どれだけ愚直に実行できるか
ここが、逆転できるかどうかの分岐点のように感じます。

 

逆転に必要な理論は、すでに充分に存在しています。
あとは、実行して継続できるかだけなのです。

 

逆転までは、苦しく長い道のりです。
そこを、どうやって行動し続けるのか。

 

ひとつのストーリーを読みながら、自分に置き換えて考えてみましょう。
逆転への道筋が見えてきます。

 

舞台となった「ザンギリ」は、実在します。
http://aa-zangiri.net/

 

◆小さいなら、小さいなりの戦い方がある!

■本がわかる!15の要約ポイント

「手法」は新しい対象を求め、「新しい考え方」を生み出す。
それをいち早く察知して対応する者が、生き残るのである。

 

人間な、感謝が大事や。
いつも感謝してたら、自然と愛想ようなる。
愛嬌も出る。
愛嬌が出たら、運がつく。
運と愛嬌が揃えば、成功の黄金タッグや。

 

非合理的に決めた志を、合理的に追いかけた者だけが、志を達成するんや

 

・近所のスーパーで、ピーナッツ3袋(1年分)とプラスチック容器を買う
・ピーナッツを全て容器に入れ、毎晩、1粒ずつ寝る前に食べる
・それを毎日、夢が叶うまで続ける

 

『好きなことを真剣にやると、不思議と人生につながる』

 

全てのことに理由を求めるようになると、なぜか?どうしてか?と物事の因果を深く考えるようになり、それを目的達成のために活用するようになるんや。

 

個人でも経営でも、大切なんは数字。
数字で表現したら”アマイ””アイマイ”というのは一気になくなる。

 

『みんなでやってる感』があれば頑張れる。
みんなで頑張ったら成果が出る。
成果が出たらもっと頑張れる。

 

<ネヨカの法則>
「お客さん、肩こってますネ」
「うち最近、タイ式マッサージ始めたんですヨ」
「1回、やってみませんカ」
と3段階でお客さんに勧めてみる、というやり方だった。

 

情報というのは『個性もしくは専門性』と『何か』の掛け算で作れるんや

 

自分で作ったカテゴリーだから第一人者となり、メディアからもそのテーマについて問い合わせが集中する。
情報も集まり、人脈もでき、世の中が何を求めているかもわかり、業界外の世界との交流も増える。

 

『失敗ないかな』というのが約束でありブランド

 

学ぶことは大切や。
好きなことを必死で学んだらいつか必ず花が咲き、あとで活きてくる

 

絶対に自力でできることを探し出して積み上げていくんや。
そしたら、そこから全体が変わってくるんや

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1097-1】感謝と愛嬌を意識する

【1097-2】ピーナッツを準備する

【1097-3】自力でできることを探し積み上げる

 

■ひと言まとめ

好きなことを、全力で追求する!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】小さくても勝てます
【著者名】さかはらあつし
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2017/12/7
オススメ度★★★☆☆
こんな時にビジネス理論を深めたいときに
キーワードビジネス理論発想力組織改革
【頁 数】320ページ
【目 次】
第1章 戦略的発想で志を追いかける
第2章 ビジネスを理解すればチャンスが見える
第3章 手順を考え、数字で表現する
第4章 自分らしさが発揮できる局面で戦う
第5章 情報の発信で追い風をつくる
第6章 ビジョンを共有し、ブランドで約束する
第7章 新しさを取り入れながら、変わり続ける

 

この本で、あなたは変わる!

 

さかはらあつしさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

 

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