【書評:1177冊目】黄金のアウトプット術(成毛眞)

【99.9%がやらないアウトプット術】
HONZ代表・成毛眞氏が、これからの時代を生き残る方法として、知識や情報をカタチにするアウトプット前提の生き方を提唱する一冊。情報を吐き出す感覚を身につけろ!

■この本の紹介文

自分が持っている知識や情報。
それを、充分に活用できていますか?

 

本書は、現状を打破してこれからの時代を生き残るために、インプット型からアウトプット型の生き方への脱却を提唱する一冊。

 

情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。
このくり返しが、アウトプット型の生き方です。

 

アウトプットには、ある特性があります。
それは、続ければ続けるほど、上達するということです。

 

ということは、やるべきことは1つ。
そう、「1日でも早くはじめる」ことです。

 

紹介は、これくらいに。
アウトプットのやり方をインプットしてから、さっそくはじめましょう!

 

◆吐き出すほど、集まってくる!

■本がわかる!15の要約ポイント

アウトプットが不足している人間は、魅力がない。
何を考えているかがわからない。
当然だ。
何を考えているかを表現することも、アウトプットだからだ。

 

アウトプットしないと、アウトプットは上達しないのだ。
さらに、アウトプットしないと、アウトプットの才能の発見が遅れてしまう。

 

私がアウトプットの基本に据えるのは文章を書くことだ。

 

目指すべき一文の長さは、昔話に出てくる程度の長さである。
つまり、できるだけ短くするのだ。

 

読みやすい文章とは、サプライズのない文章であり、その先に曲がり角がある場合にはそれを予め教えてくれる文章のことである。
サプライズだらけの文章を悪文という。

 

話すときにも、書くときのように「何を話すか」を最初に決めるべきだ。

 

どんなものでも、練習をしないよりもしたほうが上手くなる。
どれだけ慣れていても、やはり練習をしたほうが上達するし、自信にもなる。

 

アウトプットはどんなものでも個性的であり、どんなものでも唯一無二だ。
アウトプットすることとは、世に二人といない自己を表現することにほかならない。

 

どれだけ言葉で素晴らしいアウトプットをし、それを覚えてもらっても、そのアウトプットが誰によるものなのかを忘れられてしまっては、アウトプットの意味が半減してしまう。

 

過剰になっているインプットは、たいていが知識に関するインプットだ。
ググればわかるようなタイプのものである。
これらはもはや、今以上にインプットする必要はない。
必要に応じて、調べればいいだけだ。

 

唯一の例外は、書くことや話すことなど、考えを伝える方法、つまりは自分自身のアウトプットのスキルアップだ。
これに関しては最低でも平均程度のスキルを身につけておかないと、伝えられないことで損をする。

 

単語は、それに連なる動詞と一緒に使ってはじめて輝く。
だから、重版という言葉を知ったなら、それに続く動詞がどんなものなのかを調べるような手間は惜しんではいけない。
それができないなら、専門用語は使うべきではない。

 

何かに興味を持ち、直接話を聞いてみたいと思う人がいるなら、SNSで連絡を取って、時間をとってもらえないかを尋ねてみたらいいと、本気で思う。

 

職人や農家でなくても、アウトプットを褒められて嫌な気がする人はいない。
人を褒めるならアウトプットを褒めるべきだ。
そのためにはもちろん、その人のアウトプットにどのようなものがあるのかに関心を持たなければならない。

 

アウトプットにはさまざまあるが、起業こそが最もリターンの期待できるアウトプットと言える。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1177-1】文章にサプライズがないか、読み返しのときに確認する

【1177-2】専門用語を使うときは、それに続く動詞を調べてから使う

【1177-3】人を褒めるときはアウトプットを褒める

 

■ひと言まとめ

アウトプットは、自分の存在をアピールする旗印!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】黄金のアウトプット術
【著者名】成毛眞
出版社ポプラ社
【出版日】2018/4/10
オススメ度★★★☆☆
こんな時に稼ぐ力を身につけたいときに
キーワードアウトプットインプット次元上昇
【頁 数】203ページ
【目 次】
第1章 アウトプット時代の到来
第2章 書くアウトプットがいちばんラク
第3章 やるほど上手くなる! 話すアウトプット術
第4章 印象を操作する「見た目」のアウトプット術
第5章 インプットするなら「知識」ではなく「技法」
第6章 アウトプットを極上にする対話術

 

この本が、あなたを変える!

 

成毛眞さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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