- 2021-10-28
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- ★★★☆☆, 問題解決, 思考, 明日の仕事力を磨きたいときに, 明日香出版社, 自己対話, 鈴木進介
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【書くことで思考は可視化される】
思考の整理家・鈴木進介氏が、『仕事は1冊のノートで10倍差がつく』と題して、ノートを使いこなせるかで仕事の効率は何倍も変わると提起し、武器としてのノート術を指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
ノート。
うまく使いこなせていますか?
本書は、ノートに書き出すことで得られる効果をシーン別/テーマ別に示しながら、仕事や人生を加速させる武器となるノート術を指南する一冊。
ノートとは、○○を書き留めておくもの。
この○○に、なんの抵抗もなく「情報」を入れて読んだ方は、本書を読む必要があるかもしれません。
ノートに書き留めるのは、脳内つまり思考です。
頭の中を書き出して、整理し、考えるための”作業場”こそが、ノートの役割なのです。
もちろん、情報も書き留めます。
ただ、情報に触れたとき、人は思考しています。
その情報が、重要なのかそうでもないのか。
その情報が、必要なのかそこまでではないのか。
この、プラスαの思考をノートにいかに書き出せるか。
ここが、ノートを使いこなせるかどうかのポイントになります。
本書では、シーンやテーマ別にノート術を紹介しています。
ひとつ一つ試していくことで、ノートが使いこなせるようになっていきます。
まずは、一冊ノートを用意してみてください。
そして、そこに今一番モヤモヤしていることを書き出してみましょう。
そこから、本書を使ってノートを使いこなす力を磨いていく。
すると次第に、仕事に人生に前へと進むスピードが加速していくのを感じるでしょう。
◆ノートを相棒に。
仕事は1冊のノートで10倍差がつく
鈴木進介 明日香出版社 2021-10-12
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■【要約】15個の抜粋ポイント
ノートは、記録のため(インプット)ではなく、思考を整理し、自分なりの正解を考え出すため(アウトプット)の武器である。
情報の整理で大切なことは、どこが重要ポイントなのかメリハリをつけることです。
1冊の中にすべてのテーマを集約したほうが、「今の自分の状態を丸ごと見える化」することができるため、内省しやすく、次の行動を考える上で気づきも得やすくなります。
納得できる人生を送るために、ノートに”本音”を書き留めて欲しいのです。
日々の仕事を振り返り「Goodなこと」「Newなこと」「気づき」を書き込みます。
たった3行でもOKです。
この3点セット(Good/New/気づき)を書き連ねていくことで、自分に素直に向き合うことができます。
行動を目に見える形で「仕組み」にし、「記録」していきます。
「何をやるのか? どう動けばいいのか? どれくらい進んだか?」など、頭の中にあること、気持ちの中に留めている行動をノートに書き出すだけです。
PDCAの前に「Goal(目的・目標)」を明確にしてください。
頭に浮かんでいることをいきなりノートに書き出してPlan(計画や段取り)を行っても、そもそものGoalからズレていては、いつまで経っても成果が出ません。
●振り返りの3つの効用
①客観的になれること
②自分らしさを取り戻せること
③新たな決断ができること
ノートを使って振り返りをするときの視点は「やったこと(Y)」「わかったこと(W)」「次にやること(T)」の3点セットをおすすめしています。
私が考える「問題」の定義は「あるべき姿と現状のギャップ」です。
実際にあなたが今抱える問題を明確にしていきましょう。
まずはノートを準備してください。
準備ができたら、タイトルを書き、補助線を真ん中に縦に1本引いて左右2分割にします。
また、ページ下部には横線を引いて、全体の20〜30%ほどのスペースを作ります。
右側には本来の「あるべき姿」を、左側には「現状」を思いつくまま書き出します。
ページ下部には「解決すべき問題」として、あるべき姿と現状で生じているギャップを書きます。
プレゼンで成果を勝ち取る人は、資料作りや話し方を考える前に十分、ノートの上で戦略を練ります。
パワーポイントを起動する前にノートで戦略の構想を練るわけです。
戦略とは、「明確なGoal設定」と「誰に、何を、どのように伝えるか?」です。
あなたは、プレゼンの前にノートを使って戦略を立てていますか?
箇条書きされたポイントの一覧から、「要するに何?一言で言うと何?」欄に簡潔なフレーズを導き出します。
・一番大切な箇所はどれか?
・短く言い換えができる言葉はあるか?
・全体を包括する言葉は何か?
という3つのチェックポイントを意識して、簡潔な言葉を考え抜きます。
ノートに線を引いて分割することは、「いる情報・いらない情報」に分けてアウトプットで活用しやすくすることです。
ノートをとる最終目的はなんでしょうか?
仕事の場合なら「情報を整理し、有益なアウトプットをするため」です。
ノートをとることに意味はありません。
アウトプットしてこそノートの価値がでます。
■【実践】3個の行動ポイント
【1718-1】気に入ったノートを1冊用意する
【1718-2】用意したノートに”本音”を書き留める
【1718-3】寝る前に振り返りを行い、「やったこと(Y)」「わかったこと(W)」「次にやること(T)」を書き留める
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】仕事は1冊のノートで10倍差がつく
【著者名】鈴木進介 ・ 著者情報
【出版社】明日香出版社
【出版日】2021/10/12
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】思考、自己対話、問題解決
【頁 数】264ページ
【目 次】
第1章 書くことが人生を作り出す
第2章 脳内を整理するノートの作法
第3章 キャリアを切り拓く「目標ノート」
第4章 第一歩目が軽くなる「行動ノート」
第5章 今に集中できる「振り返りノート」
第6章 悩みを最小化できる「解決ノート」
第7章 勝利をたぐり寄せる「プレゼンノート」
第8章 インプットを成果に変える「アウトプットノート」
この本が、あなたを変える!
仕事は1冊のノートで10倍差がつく
鈴木進介 明日香出版社 2021-10-12
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鈴木進介さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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コメント
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先日は回答していただきありがとうございました
この本についても質問させてください
あるサイトのレビューで、この本は鈴木進介さんの過去作の集大成であり、エッセンスが詰まっていると評されていました。
このブログでも紹介されている4作
・1分で仕事を片付ける技術
・本物の仕分け術
・セパレート思考
・1日10分自分会議
これらと内容が重複していたり、似たような手法が記載されていますか?
この「仕事は1冊のノートで10倍差がつく」だけでは、上記の4作全てのエッセンスは取得できないでしょうか?
拙い質問をして申し訳ありません
大塚様
ありがとうございます。
返信が遅くなり申し訳ございません。
4冊とも著者のメッセージは一緒です。
つまり、”本質”は同じなので、得たいことは「仕事は1冊のノートで10倍差がつく」だけでも得られると言えるかもしれません。