【書評:1379冊目】サイボーグ時代(吉藤オリィ)

【テクノロジーで、脱パーフェクトヒューマン思考!】
ロボット研究者・吉藤オリィ氏が、テクノロジーとは人間の「できる」を拡げるためにあると提起し、万能思考を排除した適材適所のサイボーグ時代を考察する一冊。

■この本の紹介文

「これって、本当に便利だな〜」
そんな風に思ったモノは、ありませんか?

 

本書は、加速するテクノロジーの発展による、人間とテクノロジーが高度に融合した「サイボーグ時代」の到来を示しながら、来たる新時代の生き方を考察する一冊。

 

便利だなと思ったモノ・・・。
わたしは、パソコン、スマートフォン、タブレット端末がスグに浮かびました。

 

おそらく、ほとんどのモノが「テクノロジー」によって生み出されたモノではないでしょうか。
そう、テクノロジーは人間の生活を”便利”にしてくれる存在なのです

 

にも関わらず、昨今、テクノロジーへ”警戒感”を抱く風潮が増しています
”警戒感”というより、”恐怖”と言えるかもしれません。

 

なぜ、便利は恐怖に変わったのでしょうか。
それは、テクノロジーが人智を超えた存在にまで、発展してきたことが原因だとおもいます。

 

この本では、人間とテクノロジーが融合した社会の一端をみせてくれます
その姿に触れることで、恐怖ではなく便利の感情を再度抱くことになるでしょう。

 

「できない」を隠す万能主義ではなく、「できない」を認め「できる」にするためにテクノロジーを活用する脱・万能主義へ。
人智を超えるほど発展したからこそ、テクノロジーが人間と高度に融合できる社会が到来したのです。

 

この新しい社会を、どうやって生きていくのか。
考えるよいキッカケとなる良書です。

 

◆テクノロジーとの融合のとき来たる。

サイボーグ時代
吉藤オリィ きずな出版 2019-1-22
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■本がわかる!15の要約ポイント

サイボーグ化とは、「これがやりたい」という人の意思に基づき、テクノロジーがその人の能力となり、生活、人生となめらかに融合することである。

 

人が孤独にならず人生を生きるには、他者から必要とされ、あるいは喜んでもらえて「ありがとう」をいってもらえる機会をつくっておくことが大切だ。

 

自分ができないことについては、他人の力やツールを取り入れればいいのだが、それらを効果的に使うには、自分の「やりたいけどできない」ことがなんなのか、なぜなのかを把握し、適切なツールを選ぶことが必要だ。

 

自分の思考や行動をアップデートさせる簡単な方法は、最新モデルである若者と接する機会を増やすことだ。

 

サイボーグ時代で人々がポジティブに生きていくためには、無駄な我慢をする必要のない「適材適所社会の実現」が重要である。

 

●開発における行動指針
(1)我慢はしない
(2)自分をタイムトラベラーだと思う
(3)ルールは更新するという発想を持つ
(4)勘違いを大切にする
(5)綿密な計画よりまず実行
(6)1日1回は失敗する

 

失敗が多くを教えてくれると学習癖がついている人は、他人の失敗にも寛容になれる。

 

●できることを見つける4つの方法
(1)「なりたい」じゃなくて「やりたい」を目指す
(2)夢中になれることを探す
(3)興味を発見できるコミュニティへ所属する
(4)興味を削ぐコミュニティ・人からエスケープする

 

誤解を恐れずにいえば、人間の気持ちよいコミュニケーションの本質は「バカになること」なのだ。

 

相手に「自分のことを覚える」という努力を強いない自己紹介をする。
それこそが本当の「自己紹介」であり、マナーではないだろうか。

 

適材適所社会では、「自分のできないことをオープンにする」というスタンスが重要となる。

 

・自分はなにが「できない」のか
・その「できない」によって自分は「なにが困る」のか
・では、どうすれば自分は困らないのか
という順序で考えていけばいい。
大切なのは、「できない」をゼロにすることではない。
「困ること」をゼロにする方法である。

 

●これからの時代の6つのストラテジー
(1)選択する習慣を持つ
(2)お金を払ってでもしたいことを仕事にする
(3)アウトプットしながらインプットする
(4)他人にバカにされることを歓迎する
(5)自分の制御方法を知る
(6)若者に弟子入りする

 

自分の人生がいつごろ幕を引くのか、あてずっぽうでもいいから予測を立てておくと、その締め切りに合わせて行動を起こせる。
健康を意識しながら、同時に死を意識するのだ。

 

周囲に生かされるのではなく、だれもが自分の意思をもち”自分を生きる”ことをあきらめず、ツールを使い、生み出していく時代の夜明けだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1379-1】「やりたいけどできない」ことと、その理由を考える

【1379-2】ひと回り近く年下の人脈を築く

【1379-3】『これからの時代の6つのストラテジー』を実践する

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】サイボーグ時代
【著者名】吉藤オリィ著者情報
出版社きずな出版
【出版日】2019/1/22
オススメ度★★★★☆
こんな時に教養を伸ばしたいときに
キーワード生き方サイエンス社会
【頁 数】200ページ
【目 次】
プロローグ テクノロジーとはなにか?
第1章 サイボーグ的な生き方
第2章 万能主義からの脱却
第3章 ほしいものを自分でつくる開発思考
第4章 居場所を見つける
第5章 対人コミュニケーションを克服する
第6章 「できない」を武器に変える
第7章 自分をシェアする
第8章 これからの時代を生き抜く6つのストラテジー
第9章 死を思い、生きる
エピローグ 泣き友に捧ぐ、だれもが“生きる”サイボーグ時代

 

この本が、あなたを変える!

サイボーグ時代
吉藤オリィ きずな出版 2019-1-22
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吉藤オリィさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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【書評:1379冊目】サイボーグ時代(吉藤オリィ)
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