【シェア読書:694冊目】遅読家のための読書術(印南敦史)

【情報はこうやって読み取れ!】
プロ書評家・印南敦史氏が、「遅読家のための読書術」と題し、1ページ5分から年間700冊を読破するに至った読書術を公開!速読本とは一線を画す、フロー・リーディングとは?

■この本の紹介文

本を読むスピード。
あなたは早いですか?遅いですか?

 

本書は、1ページ5分の超遅読状態から年間700冊超を読破できるまでに体系化した、フロー・リーディングという読書メソッドを紹介する一冊。

 

われわれは、目の前を情報が流れ続ける情報過多時代を生きています。
指でタッチするだけで、無数の情報へ瞬時にアクセスしているのです。

 

そのとき、あなたはどのように情報を読んでいますか?
一言で表すと、「流し読み」ではないでしょうか。

 

対して、読書をするときはどのように読んでいますか?
こちらも一言で表すと、「じっくり読み」ではないでしょうか。

 

このように、日常の大半は「流し読み」なのに、読書のときだけは「じっくり読み」をしなければいけないのです。
この状況が、多くの人に混乱をもたらしていると、著者は指摘します。

 

この混乱を解消すべく提案されているのが、フロー・リーディングです。
フローすなわち”流す”読書術です。

 

時代に合わせ「流し読み」が心地よくなっている脳に合った読み方と言えます。
流すように読みながら、必要な情報はきちんと押さえるということです。

 

読書家のわたしも非常に親近感のわくメソッドで勉強になりました。
自信をもってオススメする一冊です!

 

◆これからは、流すように読め!

■本がわかる!15の要約ポイント

読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」ことにあります。

 

僕が本書で提唱するのが「フロー・リーディング」です。
(略)
フロー・リーディングは、膨大な情報が押し寄せてくる時代に最適化された「ため込もうとしない読書」です。

 

●読書習慣をつくるステップ
①「毎日・同じ時間」に読むようにする
②「速く読める本」を中心に選ぶ
③「昨日とは違う本」をいつも読む

 

最初に時間を区切ってしまって、その時間内に味わえる価値だけに集中するほうがいいかもしれません。
「熟読の呪縛」に縛られている人はぜひ、「10日間のダラダラ読みより、60分間のパラパラ読み」を意識してみてください。
読書体験のクオリティが一気に高まるはずです。

 

吸いすぎて苦しいのであれば、息を吐けばいい。
それと同じで、ひたすら「読む」だけでなく「書く」ようにする。
ただ読むだけじゃなく、「書くために読む」ことへと意識を変えるわけです。

 

本を読みながら引用リストをつくり、読了したあとに再びリストに目を通したら、その中から「もっともすばらしいと思った引用」を1つだけ選ぶようにしましょう。
「自分がこの本を読んだ価値のすべては、この1行に集約されている」といえるような部分です。

 

「書く」こと(引用)を前提としながら読むようにすると、熟読に縛られなくなる以外にも、もう1つ貴重なメリットが得られます。
それは、読むときの「視点」が得られること。

 

●流し読みポイントを見極める3つの目印
①商品差別化のために挿入された「著者の自分語り」
②理論や主張を裏づける「個別の事例・体験談」
③期待・危機を煽る「過剰すぎる表現」

 

●スピード化への4つのステップ
ステップ①「はじめに・目次」をよく読む
ステップ②最初と最後の5行だけ読む
ステップ③キーワードを決めて読む
ステップ④2つ以上の読書リズムで読む

 

「1日1冊」を実現しようとする場合、なによりも重要なのは「明日読むべき本」が決められていること。

 

誰か他人に向けて本を選んでみること、そして、他人に本を選んでもらうことは、読書を楽しむうえで重要な意味がある

 

ストック(貯蔵)をやめてフロー(流動)に切り替えることは、「本の読み方」だけでなく、「本の管理」についてもいえること

 

●本棚メンテナンスは「3カ月ごと」がルール
理由①直近3カ月に読んだ本にも不要なものはある
理由②3カ月前の新刊は、もはや新刊ではなくなっている
理由③以前残した本が、いまも残すべき本だとは限らない

 

本がなくても生きているのです。
ちょっと何かを調べたければインターネットのほうが便利ですし、情報や刺激がほしければスマホのほうが手っ取り早い。
でも、「やっぱり本がある生活のほうが、ない生活よりはずっと楽しい」これは僕にとって動かしがたい事実です。

 

「なにかのための読書」なんてつまらない!
「現代を生き抜く教養」を得る手段として本を利用しても、結果的に得るものは多くありません。
それよりも、「たくさんの本を読む」プロセスそのものを楽しめるようになっていただきたいのです。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【694-1】これは!と思う文が1行でもあれば読んだ価値があったと認める

【694-2】MVPとなる1行を選抜する習慣をつくる

【694-3】明日読む本を寝る前にカバンに入れる

 

■ひと言まとめ

流すことが、結果的に、蓄積につながる!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】遅読家のための読書術
【著者名】印南敦史
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2016/2/26
オススメ度★★★★☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード】読書術、情報整理、文章力
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 なぜ読むのが遅いのか?
第2章 なぜ読む時間がないのか?
第3章 なぜ読んでも忘れるのか?
第4章 流し読みにもルールがある
第5章 本とどう出会い、どう別れるか
終章 多読家になって見えてきたこと

 

この本が、あなたを変える!

 

印南敦史さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

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