【書評:1404冊目】すごい朝時間術(石川和男)

【朝を変えれば、未来が変わる!】
時間管理コンサルタント・石川和男氏が、30分早起きして自分を変える「すごい朝時間術」を解説する一冊。忙しい現代人に残された最後の聖域である「朝」を活用し、未来を掴もう!

■書籍の紹介文

今朝を思い出してください。
余裕のある朝でしたか?忙しない朝でしたか?

 

本書は、着実に確実に人生を変えるためには「朝をゴールデンタイムにする」べきだと提起し、朝時間の活用方法を解説する一冊。

 

忙しい現代人が、自分のために自由に使える時間帯。
それが、朝の時間帯です。

 

自分で時間をつくり、自分の好きに活用できるのが「朝」。
だから、うまく活用する人としない人の差が決定的に開くのです。

 

なによりも、著者の教えの中で大切だと感じたところ。
それが、『1日を能動的にはじめる』ということです。

 

始業時間に合わせて起床することが、受動的起床。
対して、自分の決めた時間に起床することが、能動的起床。

 

大半の人が、前者、受動的に1日をはじめています。
これを、後者、能動的に1日をはじめることを提唱するのが、本書です。

 

なぜ、能動的に1日をはじめることがいいのか。
どうすれば、能動的に1日をはじめることができるのか。

 

この点を、著者自身の経験や失敗にもとづいて指南していきます。
あなたが人生をよりよいものにしていくために。

 

人生の持ち時間は『有限』」。
ボーッとできる時間は、多く残されていないはずです。

 

◆朝を能動的にはじめよう!

すごい朝時間術
石川和男 総合法令出版 2019-3-7
売上ランキング(公開時):19,587
Amazon 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

忙しいビジネスパーソンにとって、「自由になる残された時間」は、もう「朝の時間」しかないのです。

 

●朝時間を活用することによる6つのメリット
(1)実行したいことを計画通りに行うことができる
(2)今まで三日坊主で終わっていたことも継続できる
(3)その他大勢から抜け出すことができる
(4)人よりも早くに行動することで、優越感に浸れる
(5)先々のことを終えることができる
(6)人生で一番重要なことを、朝一番で終わらせることができる!

 

「目的」を成就するために、「目標」を達成する。
朝のゴールデンタイムを活用することは、その手段なのです。

 

あなたも「目的」を探すとき、ぜひ、自分一人で探すのではなく、身近で信頼できる人に「私って、どんな長所や特長があると思う?」と聞いてみて欲しいのです。
それが、あなたの強みを発揮できる「目的」を見つける、大きなヒントになるかもしれません。

 

あなたの24時間の過ごし方を30分ごとに区切って、それぞれの時間に何をやっているかを書き出して「無駄な時間」を見つけ出してみてください。

 

朝の時間を確保したいあなたを強引に2次会、3次会に誘ってくる人は友だちではありません。
そんな相手との付き合いは捨てて、新たな出会いに向かいましょう。

 

スッキリ目覚めた朝は何時間寝たときか?
休日の朝を利用して実験してみて、自分のベストな睡眠時間を見つけてくださいね。

 

安いものを買って目先のお金を節約するより、「無駄な時間の短縮」という、長い目で見たときに得するほうを選択するのです。
(略)
大切な時間は、いい製品を買うことで、間接的にお金で買うことができるのです。

 

期限が短ければ「どう進めれば期限に間に合うか?」を考える。
期限が、短ければ短いほど燃える。
極端に言えば、期限をシビアに決めれば、それに合わせて完成できるということです。

 

朝の時間は、その他大勢の人とは違うことをするから、価値がある。

 

「耳を使った学習」の最大の利点は、何かをしながらでも、どこにいてもできるという点です。

 

「見られているという状況を作り出すことによって、自分のやる気を鼓舞する」ということです。
カフェや電車のなかのように、人がいる環境で勉強することしかり、資格試験を受けることを周りや上司に言ってしまうことしかりです。

 

●朝活を定着させる10のテクニック
(1)目覚まし時計では起きない
(2)無我の境地で即行動!
(3)具体的な数字で脳に指令を出す
(4)現状維持バイアスの打破
(5)ホットコーヒーは飲まない
(6)最初と最後を重視する
(7)テレビを捨てる
(8)ニンジンをぶらさげる
(9)昼休みをバッファ(予備)にする
(10)1日の最後に感動を思い浮かべる

 

数字が具体的な期限になり、あなたを動かす動機になり、そして、朝活を続ける原動力にもなるのです。

 

生まれてから死ぬまでの一生を数値化したのが時間です。
平均寿命の約80年を生きるなら、80年×365日×24時間=70万800時間が、命を数値化した時間になります。
この限られた時間を無駄に過ごすということは、命の無駄づかいに他なりません。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1404-1】スッキリ目覚められる睡眠時間を把握する

【1404-2】1日の時間の使い方を30分刻みで記録して、「無駄な時間」を把握する

【1404-3】寝る前に感動を思い浮かべて目を閉じる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】すごい朝時間術
【著者名】石川和男著者情報
出版社総合法令出版
【出版日】2019/3/7
オススメ度★★★★☆
こんな時に自分を変えたいと思ったときに
キーワード朝活用生活習慣術勉強法
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 朝時間を制する者は、未来を制す!
第2章 目的設定が、あなたの早起きを加速させる!
第3章 捨てる技術
第4章 朝時間を確保する! 超高速時間術
第5章 早起きの絶大なるメリット
第6章 朝時間を、夜の3倍、効率的に活用する方法
第7章 誰でも早起きできる10のテクニック

 

この本が、あなたを変える!

すごい朝時間術
石川和男 総合法令出版 2019-3-7
売上ランキング(公開時):19,587
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石川和男さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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