【シェア読書:733冊目】君はどこにでも行ける(堀江貴文)

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【君はどこにでも行ける存在!】実業家・堀江貴文氏が、28カ国58都市を訪れて感じたことを「激変する世界、激安になる日本」のキーワードでまとめた一冊。まずはじめの一歩は自分の心のゲートを開けること!

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書籍情報
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【書籍名】君はどこにでも行ける
【著者名】堀江貴文
【出版社】徳間書店
【出版日】2016/3/25
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】グローバル生き方社会
【頁 数】256ページ
【目 次】
1章 日本はいまどれくらい「安く」なってしまったのか
2章 堀江貴文が気づいた世界地図の変化〈アジア 編〉
3章 堀江貴文が気づいた世界地図の変化〈欧米その他 編〉
4章 それでも東京は世界最高レベルの都市である
5章 国境は君の中にある

 

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1分間紹介文
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あなたは今、この世界をどのように見ていますか?

 

著者は、堀江貴文さん。
実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
現在は、自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、人気アプリのプロデュースを手掛けるなど幅広く活躍。メールマガジンの読者は1万数千人。2014年にはサロン「堀江貴文イノベーション大学校」をスタート。ホリエモンドットコム

 

本書は、出所して2年半で28カ国58都市を訪れた著者が、見て聞いて感じた”世界の今”を仕事論・人生論・国家論の切り口でまとめた一冊。自分を「どこにでも行ける」状態に常にしておくの重要性を語っている

 

日本とタイ。
日本とシンガポール。
日本と中国。
日本と韓国。
あなたはこの比較をみて、どのように感じるだろうか?
「細かい変化はあるけど、まだまだ日本の方に優位性がある」少なからずこう考えたのではと思う。

 

これに対して、著者が自ら見てきた世界の今をあなたに報告することで、この考えがいかに危険であるか警鐘を鳴らす。本書を読み進めると、薄々気づいていた現実をはっきり突きつけてくる。「日本は、アジア地域の躍進から置いてきぼりをくらっている」のだ。

 

こうした時代の流れを直視し、世界はどう変わっているのかを知り、その中で自分がどこに属し、どうやって利益を求めていくのかを考えるきっかけに役立てられるように感じる一冊。

 

重要なことは1つ。「自分は決断ひとつでどこにでも行ける」という気持ちを常にもっておくこと。そうすれば、自分の気持ちが外に向いたときにスッと一歩を踏み出せるようになる。

 

自分の心に国境という線を引かないために読もう。

 

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押さえておきたい15のポイント
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日本に、なぜアジアの観光客が押し寄せているのか?単純な話だが、日本は、安くなってしまったのだ。それは”円”のレートが下がっているという意味ではない。あらゆるものの価格に対して、その品質やサービスが良すぎる。しばらく海外にいて日本に戻ってくると、家電もパソコンも工業製品もお菓子も料理も……「こんなに質の高いものを、この値段で出していいの?」と感じてしまう。

 

はっきり言うが日本は、「安売り」時代に入った。それは決して悪いことではない。むしろ、グローバルのビジネスにおいて、確かなアドバンテージを取れるチャンスだと、僕は考えている。

 

強くなるためには、いや、弱くならないためには、ビジネスとして世界に「開く」ことが大事

 

外国人がどんどん入ってくれば、ウィンブルドン現象が起こりやすい。ウィンブルドン現象が各分野に波及していけば、大量のアジアマネーが流れこみ、全体の経済力・文化力は底上げされていくはずだ。

 

日本の経済成長率はアジア24カ国の中で下から2位。つまり、23位である。外から見た場合、「豊かなニッポン」を誇っているのは日本国民だけという、あまり笑えない事態が進んでいるのだ。

 

お金はあるところから、引っぱってくる。国家の垣根に、こだわらない。そんなふうに、もっとシンプルに考えればいい。

 

グローバル化を先読みしたかのような、アジアの特性を活かしたいくつもの戦略が、タイの今日の発展に結びついている。この数十年ほどのタイ経済の構造に、「なぜアジアが発展できたのか?」という問いの答えのすべてが、あるのではないかと思う。

 

遊びを極めれば、仕事になる。これまでとは逆の考え方が、一つの勝ちパターンになっていくのだ。

 

経済成長著しいアジア諸国に「過去の日本」を見るとするなら、日本より先に近代化し、成熟を迎えたヨーロッパからは、経済成長から成熟路線へ転向していく(そうせざるをえない)、「未来の日本」を考えるうえでも、役に立つ情報をたくさん得られた。

 

要は、どうPRするかだ。世界で一番盛り上がるお祭りが、リオデジャネイロのカーニバルではなく、日本三大祭にとって変わる時代を思い描いてみてほしい。

 

グローバルの有用な情報とリソースは、空路から入ってくる。その意味では東京は国内で最も優れた都市だったが、すごい勢いで福岡が追随している。
日本が今後、アジア戦略において最前線に置くべき都市は、おそらく福岡だ。

 

グローバル基準の高級旅館を、世界は求めているのだ。離島や温泉地など、日本の地方に、大きな可能性が眠っている。

 

何を見たいのか、何がほしいのか。何をやりたいのか。それをはっきりさせないと、いつまでも「外」と「なか」の区切りは消えないだろう。逆に言うと、はっきりさせれば動きだすのは容易い。現実の「外」と「なか」のハードルは、驚くほど低くなっている。行ける場所に限定はない。どこに行くのも可能なのに、どこにも行けないのだとしたら、とらわれているのは君自身だ。
本当に「出ていく」には、世界は越えなくちゃいけない障害だらけだという、勝手な思いこみを解くことが大切だ。

 

ただ覚えていてほしい。世界も日本も勝手に変わっていく。君も好きにしたらいいのだ。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【733-1】「開く」の視点で自分の仕事を見つめてみる

 

【733-2】徹底的に「遊び」にこだわって見る

 

【733-3】自分の中に勝手に線を引かない

 

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今回のまとめ
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行きたいところに、行けばいいし、行ける時代なのだ。

 

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今回紹介した本
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君はどこにでも行ける

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堀江貴文さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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