【書評:251冊目】頑張らない英文法(西澤ロイ)

【あなたの英語、型を意識し過ぎです!】
英語カウンセラー・西澤ロイ氏が、『頑張らない英文法』と題して、英語教育で凝り固まった脳を揉みほぐしながら、「納得して理解する」英文法のメソッドを解説する一冊。

■書籍の紹介文

英語を話すときは文法を意識する。
あなたはどれくらい意識しますか?

 

本書は、英語教育の弊害である「文法至上主義」から脱却させるべく、英語に対する考え方・捉え方を一変させる英文法のメソッドを解説する一冊。

 

普段を思い返してください。
会話をするときに、文法を意識して話をしていますか?

 

ほとんどの人が、意識していないとおもいます。
では、英語となると、なぜ、会話より文法に気を取られてしまうのでしょうか。

 

ここにメスを入れて、日本と同じように英語を捉えられるようになることを目指します。
そのためには、「覚える」から脱却し「納得する」ことが重要だと著者は提起します。

 

覚えようとすると、応用が効きません。
納得していれば、応用が効きます。

 

納得するということは、なぜそうなるのかの”構造”を理解したことになるからです。
構造がわかっていれば、どんな場面でも応用できるというわけです。

 

では、英文法の”構造”をどう理解すればいいのでしょうか。
このポイントが学べるのが本書です。

 

覚えたのに、実際にうまく英語を扱うことができない。
そんな悩みを抱えている人にとっては、霧がパッと晴れるような一冊です。

 

◆英語の停滞を打破する一冊!

頑張らない英文法
西澤ロイ あさ出版 2014-2-25
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■【要約】15個の抜粋ポイント

英語は暗記科目などではありませんでした。
英語はルールにしばられたものではなく、「血の通った生き物」だったのです。

 

英語を学ぶ上で大切なのは”納得する”ことであり、”納得を積み重ねる”ことです。

 

実際に使われている英語に触れ、自分でも真似をして使ってみて、間違いながら、理解を深めていく。
大切なのは「体験」です。

 

英語を理解しようとして、意味ばかりを考えてしまう人が実は大半です。
もちろん、意味が分かることは大事ですが、その前に構造が大切だということをぜひ押さえておいてください。

 

英語の名詞は、具体的な形の有無、単数/複数という区別に加え、冠詞がつく場合があります。
不定冠詞のa/anと定冠詞のtheなどです。
I bought a book yesterday.The book was very interesting.

 

a/anやsomeについて知っておくべきことは、これらの冠詞は話題に登場させる時に使われるということです。
I bought some books yesterday. / I bought two books yesterday.

 

英語では必ず「動詞」が必要です。
そのため、日本語の述語に当たるものが名詞や形容詞の場合に特別に使われる動詞がbe動詞です。

 

thisとthatについて大切なのは、「指をさす」ような強い気持ちがそこに込められていることです。

 

天気や時間などのお互いが共有する了解事項についてはitを使います。

 

実は、肯定文でもその背後にdoが隠れています。
doを使って I do speak Chinese. のように言うことも可能です。
この場合、doをつけることで「する(do)」という意味を強まり、「否定ではなく肯定だ」「本当にする」と強調する意味合いになります。
A:You don’t speak Chinese,right?
B:I do speak Chinese.

 

前置詞のコアについての感覚を掴む上で良いトレーニング方法は、基礎を理解した上で実際の英文を読んで味わうこと

 

「いつ」なのかが分からないと過去形は不自然になりやすい

 

日本語は「ワキ役」から登場させ、最後に「主役」を伝えます。
それに対して英語では最初に「主役」を伝え、後から「ワキ役」を登場させるので語順が反対になるのです。

 

動詞+目的語+補語のパターンでは、どんな動詞を使うにせよ、動詞の後にイコールの関係があるということをしっかりと感じることが大切
He always keeps his room clean.

 

Education is what remains after one has forgotten everything he learned in school.
教育とは、学校で学んだことを全て忘れた後に残るもののことである(著者訳)

 

■【実践】3個の行動ポイント

【251-1】英語は暗記科目ではないことを理解する

【251-2】英語は「型」ではなく「構造」を学ぶ

【251-3】ネットで気になったニュースの英語版を探して読む

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】頑張らない英文法
【著者名】西澤ロイ著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2014/2/25
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の語学力を磨きたいときに
キーワード英語勉強法教養
【頁 数】191ページ
【目 次】
1 英文法の基礎を捉えなおす
2 「前置詞の感覚」を知ろう
3 英語の「語順」とその「感覚」を知ろう

 

この本が、あなたを変える!

頑張らない英文法
西澤ロイ あさ出版 2014-2-25
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西澤ロイさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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