【書評:649冊目】自分を変える読書術(堀紘一)

【読書は運をも支配する!】
経営コンサルタント・堀紘一氏が、自分を変える読書術と題して、読書人生を振り返りながら「本との向き合い方」を指南する一冊。「学歴」の間に「習」を入れた「学習歴」を磨いていこう!

■書籍の紹介文

最近、本を読んでいますか?
あんまり…と、思う方にほど読んでほしい。

 

本書は、「読書」を武器にすることは学歴さえ凌駕すると提起し、読書人生を述懐しながら、読書を人生に活かしていく方法を指南する一冊。

 

「人生を楽しく生きる方法は3つしかない」と著者はいいます。
(1)金持ちに生まれる
(2)有名人の子どもに生まれる
(3)読書で教養を身につけて一流の人間になる

 

当然ながら、(1)(2)を自分で選択することはできません。
とすると、自分で選択できるのは(3)しかないのです。

 

やや本書のためのポジショントークに感じるかもしれません。
ですが、明確に反論できないのも事実です。

 

本書には、特別な読書術や考え方が書かれていません。
ただひたすら本と向き合い(3)の人生を突き進んできた生き様が書かれています。

 

だからこそ、読書に価値を見出せない人に読んでほしい。
そのように強く感じます。

 

本を生涯の友にしてきた著者のメッセージ。
きっと心に響くものがあるとおもいます。

 

◆だから、本を読み続ける。

自分を変える読書術
堀紘一 SBクリエイティブ 2015-12-5
売上ランキング(公開時):60,371
Amazon Kindle 楽天

■【要約】15個の抜粋ポイント

教養を身につけて一流の人間になるのに「氏」も「育ち」も関係ない。
自分の努力で決まることだから、これは誰でもその気になればできること。
そのために重要なのが、他ならぬ「読書」なのだ。

 

学歴はくだらないものだが、「学」と「歴」の間に「習」という漢字を入れるとコペルニクス的転換が起こる。
昔、学歴ではなく「学習歴」こそが重要だと親しい経営者から教わった。
(略)
その大事な学習歴を身につける方法は2つしかない。
ひとつが「読書」であり、もうひとつが人の話を聞いて学ぶ「耳学問」だ。

 

耳学問では、聞いた情報をあとで理路整然と整理できない恐れもあるが、読書であれば論理的な書き言葉で綴られているので、知識や経験を効率的に吸収しやすいという利点がある。

 

●読書の7つの効用
1.失敗を二度繰り返さない
2.表現力が磨かれる
3.ストーリー構築力が磨かれる
4.環境が変わって成功できる
5.読書は大学院入学に値する
6.読書は「超常識」を引き出す
7.本が師匠になってくれる

 

長期的な視野に立って、ビジネスパーソンとしての一生を俯瞰で眺め、さらにはリタイア後の人生設計まで頭に入れておくと、それぞれの目標にフィットする最適の読書ができるようになる。

 

●ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
1.生物学
2.歴史
3.軍事学
4.哲学

 

運を確実に引き込む方法が発見されていない以上、地道に努力するしかない。

 

累積経験値を上げると教養が身について、人間としての魅力が根本的に変わってくるだろう。

 

どういう種類の本を読むべきかは、その人の置かれた立場によっても変わってくる。
仮にビジネスパーソンの読書を前提にすると、私は「4:3:3」というバランスがよいと思っている。
つまり「ビジネス書40%、小説30%、その他30%」ということである。

 

自分で出した宿題に答える形で読書ノートをまとめるようにすると、我流のリーディング・アサインメントの効果はさらにアップするに違いない。
(略)
目的を決めない気ままな乱読にも自由なよさはあるが、テーマを決めたリーディング・アサインメントにもそれなりの効用がある。

 

いうちに読書の習慣をつけておかないと、年をとって客観的にも主観的にも時間がなくなってくると本が読めなくなる。

 

自分が信じた道をすすみ、やりたいことをやるのが人生において最も大切なことだ。
いかなる理由があったとしても、やりたくないことをやると後悔が一生残る。

 

優れた小説家は基本的に鋭い感性の持ち主である。
その鋭い感性で書いた小説を読んでいると自らの感受性も高まり、微妙なものを見分ける観察力が身についてくる。

 

欧米人を理解するためにはその背景にある文化について学んでおくべきなのだ。
その根幹となっているのはキリスト教、ギリシア哲学、ローマ法の3つである。

 

読書ノートはぜひ書いたほうがいいと思う。
(略)
いずれにしても頭に留めるだけではなく、自分の言葉に置き換えてアウトプットすることが読書の深化につながる。
それは時間をかけて教養となり、人間力を高める最大のトレーニングになるだろう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【649-1】「生物学」「歴史」「軍事学」「哲学」の本を読む

【649-2】「ビジネス書40%、小説30%、その他30%」の比率で読書する

【649-3】本を読んだら、必ずアウトプットする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】自分を変える読書術
【著者名】堀紘一
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2015/12/5
オススメ度★★★★☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養
【頁 数】224ページ
【目 次】
序 章 人生を楽しく生きる3つの方法
第1章 学歴より、読書で「学習歴」を作れ
第2章 読書の7つの効用
第3章 ビジネスパーソンが読むべき4つのジャンル
第4章 読書をすると運がよくなる
第5章 今日から始める<堀式>読書術
第6章 読書の効果を高める工夫
第7章 読書が私の進む道を決めた
第8章 Q&Aでさらに役立つ読書のコツを学ぶ

 

この本が、あなたを変える!

自分を変える読書術
堀紘一 SBクリエイティブ 2015-12-5
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堀紘一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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