【書評:606冊目】働くことを考えはじめたとき読む本(有川真由美)

【働くと自分らしさを結びつけよう!】
働く女性の味方・有川真由美氏が、『働くことを考えはじめたとき読む本』と題して、50以上の仕事を経験して気づいた「最高傑作の自分」を実現させる方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

仕事。
人は、なぜ働くのでしょうか?

 

本書は、著者自らの「しくじり経験」を追体験しながら、「幸せに働くには?」「働いて自由になるとは?」などの問いを通して、「最高傑作の自分」を実現させる方法を指南する一冊。

 

なぜ働くか?
「日々生活していくため」と頭に浮かんだ人にこそ読んでほしい一冊です。

 

「働くこと」と「自分らしさ」を結びつける。
このためのきっかけになる内容だとおもいます。

 

著者は、結びつけるまでに、50以上の仕事・職場を経験しました。
想像しただけでも、かなりの激動だったとおもいます。

 

翻って、自分はどうなんだろう?
今悩んでいることは、本当に悩むべきことなんだろうか?

 

こんな風に、自然と自問させてくれます。
モヤモヤした霧が、少しずつ晴れる感覚を味わいます。

 

ぜひ、あなたもこの感覚を味わってください。
昨日よりもちょっぴり、生きやすくなるとおもいます。

 

◆自分と対話しよう。

働くことを考えはじめたとき読む本
有川真由美 PHP研究所 2015-9-18
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■【要約】15個の抜粋ポイント

本当に幸せそうな人は、「働きたいから、働いている」

 

「自分がやりたいことはなんなのか?」を、よく考えること。
そして、やりたいことがあるなら、あきらめてはいけないのです。

 

流れのままに漂っているうちに、たまたま一本の枝が流れてきたので、「これだ!」と、自分の意思で飛び乗ってみる。
そして、それに乗っかったまま、行けるところまで流されてみる。
また別の枝が流れてきたら、それに「えいやっ!」と乗り換えてみる。
そして、また行けるところまで行ってみる。

 

あらゆることが人生を形づくる”情報”だと気がつけば、受け身で「やらされる勉強」ではなく、能動的に「やる勉強」になり、視野も広がっていくはずです。

 

「えーっ?本当のところ、どうなのよ」と疑うクセをつけてほしい。
自分の頭で考えるクセをつけてほしいのです。

 

「働くこと=雇われること」だと考えていると、制限されてしまいます。
でも、「なんでもいいから、とにかく自分でお金を得よう」と考えると、やり方は無限にあるものです。

 

目標をつくったり、やり方を工夫したりしているうちに、ほとんどの仕事はおもしろくなっていくし、不思議と、ほかのことにも自信が出てくる。

 

未来のことを考えると、失敗は、「なるほど、この方法じゃダメってことがわかった」「つぎは、こんんなふうにやってみよう」と、うまくいくことに一歩、近づいたということ。
失敗のすべては「いい経験」「いい学び」です。

 

「解決できること」「解決できないこと」に分けて、「解決できないこと」は、さっさと割り切る。

 

魅力的な仕事人になるには、もともとの資質なんて関係ありません。
ひとつのことに時間とエネルギーをかければ、いずれ、誰でも「私は、これができます!」と胸を張れるプロフェッショナルになれます。

 

会社としては、男性でも女性でも、会社に必要な人なら、どちらでもいいのです。
ロールモデルがいなかったら、自分がみんなのロールモデルになればいいのです。

 

どんな人生を歩いても、かならずリスクはあります。
「それでもOK」と理解して歩く道は、どんな道であっても正しい。
リスクがあるからこそ、価値あるものを手にできるのです。
自分の身は、最終的には、自分で守っていくしかありません。
たった1回きりの道。自分が信じた、自分だけの道をつくっていきましょう。

 

相手をよく観察していると、「相手がなにを大切にしているのか」が理解できます。

 

職場で重宝されるのは、「あ、気づかなかった」ということを言われる前にやってくれる、気配りができる人

 

約束というのは、人との約束だけだと思うかもしれませんが、本当は、自分自身との約束でもあるのです。人との約束を破ったり、逃げたりしていたら、なにかやろうとしたときに「また、できないかも」と自信がもてません。
小さな約束も守る習慣があれば、「やればできるじゃないの、私」と自信もついてきます。
自分とは一生付き合っていくのですから、信用できる自分でいたいと思いませんか?

 

■【実践】3個の行動ポイント

【606-1】「10年後こうなっていたい」を書き出す

【606-2】約束は必ず守る

【606-3】自分だけで解決できないことは割り切る

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】働くことを考えはじめたとき読む本
【著者名】有川真由美
出版社PHP研究所
【出版日】2015/9/18
オススメ度★★★☆☆
こんな時に生き方に迷ったときに
キーワード女性向け働き方考える
【頁 数】159ページ
【目 次】
第1章 自分の仕事の見つけ方
第2章 学生時代から身に付けておくこと
第3章 スランプ・挫折で仕事を手放さないために
第4章 とくに女性に伝えたいこと
第5章 職場で大事な「人間力」を磨こう

 

この本が、あなたを変える!

働くことを考えはじめたとき読む本
有川真由美 PHP研究所 2015-9-18
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有川真由美さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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