【シェア読書:607冊目】なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?(久世浩司)

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【自分を信じるから自信!】レジリエンスの第一人者・久世浩司氏が、大舞台で活躍する人は「根拠なき自信」について解き明かしていく一冊。自信家に共通する3つの心理的資源とは?どうすれば自信が持てるのか?

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書籍情報
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【書籍名】なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?
【著者名】久世浩司
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2015/9/18
【推薦度】★★★★☆
【対象者】自分を見つめ直したいときに
【頁 数】256ページ
【目 次】
はじめに
第1章 「根拠なき自信」を生み出す3つの心理的資源とは
第2章 目標は達成できると信じる「自己効力感」を育てる
第3章 自分の価値を信じられる「自己肯定感」を高める
第4章 失敗を恐れずチャレンジし続ける「失敗許容力」を身につける
第5章 自信の妨げとなるマイナスの思い込みを捨てる

 

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本書を読む理由
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自信を持って生活するのに役立ちそうだったため。

出版社様からの献本。

 

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1分間紹介文
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あなたは、自分に自信を持っていますか?

 

著者は、久世浩司さん。
ポジティブサイコロジースクール代表
P&Gにて、高級化粧品ブランドのマーケティング責任者としてブランド経営、商品・広告開発、次世代リーダー育成に携わる。在職中にレジリエンスについて学び、応用ポジティブ心理学準修士課程修了。
ポジティブ心理学の実務家を育成する社会人向けスクールを設立。レジリエンスを活用した企業人材の育成に従事。認定レジリエンスマスタートレーナー。

 

一点の曇りなく自信を持っている!と言えない人に、本書はオススメ。

 

本書は、最近注目を集める「レジリエンス」を紐解く形で、不安になりがちな人でも「根拠なき自信」を獲得できる思考法と習慣をまとめあげた一冊

 

不透明なこれからの世界を生き抜いていくには、「十分な自信を持つことは、すべての人にとって欠かせない能力」として、その重要性をどんどん高めています。なぜなら、わたし達は情報過多、グローバル化による価値観の多様化など、”流されやすい環境”で日々生活をしており、そのココロは常に右へ左へ揺さぶられつづけているからです。

 

そうした中で自分を守り、自分の歩を進めるためには、「自分を信じられる力」、そう「自信」が欠かせません。本書では、それを「根拠なき自信」と名付け、以下の16の習慣の実践により身につけられると提示します。
習慣1 過去体験を振り返る「ひとり時間」を持つ
習慣2「自分株式会社」の名刺を作成する
習慣3「最高の自分」を色つきでイメージする
習慣4 自分の強みを活かす「新企画」を立案する
習慣5 小さな親切な行いと恩送りをする
習慣6「エゴ」ではなく「エコ」に視点移動する
習慣7「サポーター」に悩みを相談し、体験を共有する
習慣8「まだ、これから」を口癖にする
習慣9 日光を浴び、体を動かし、交互シャワーをする
習慣10 2分間の「パワーポーズ」をとる
習慣11 ポジティブ・アルバムをつくる
習慣12 不安にはフタをせずに「先送り」する
習慣13「円グラフ」を書いてリアリティ・チェックをする
習慣14 紙に書き表して、乱れた感情を整理する
習慣15 就寝前に「コミットメント」を日記に書く
習慣16 輪ゴムで気づいて「気晴らし」をする

 

さぁ!ビクビクと日々を過ごす自分から、サヨナラしませんか?

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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意志力と見通し力を備え持った人は、どんな問題があっても最後には目標を達成できるという「希望力」を有しています。
心理学でも希望理論として研究され、ビジネスや学業で成功する人の特徴とされています。

 

●「根拠なき自信」を生み出す3つの心理的資源
①自己効力感:価値ある目標を達成できると自分を信じる
②自己肯定感:失敗しても自己否定せずに自分の価値を信じる
③失敗許容力:失敗を恐れずにチャレンジし続けることができる

 

自信を高めるには、まずは自己効力感をあげるのが王道

 

●自己効力感を高める4つの要素
①直接的達成経験
②代理的経験
③言語的説得
④生理的・情動的喚起

 

根拠なき自信を持って行動すれば、それが確信に満ちたより力強いものとなり、実現化のスピードを速める

 

自分が生まれ持った才能や強みを理解し、それらをいかに伸ばし、仕事や生活を通してどのように活かしていくべきかを考える「強み思考」の心の持ち方が重要

 

まずは、自分だけの強みを発見する。次にそれをどう活かすかを考える。これらを習慣とすることで、自己肯定感が高まり、「根拠なき自信」が身についてきます。

 

皆さんが今行っている仕事に関して、「なぜ、この仕事をやっているのだろう」と自問してみましょう。そして、その「なぜ」の答えが自分の良いイメージを高める「エゴ」のためにしているのか、それとも自分と周りの「エコ」(環境)にとってプラスになるのかを、じっくりと考えてみましょう。

 

失敗と思える出来事を別の側面から見ると、そこには自分が見逃していた改善の機会が隠されていることがあります。
永遠に続くように思える悪い出来事も、冷静な目で見ると、あくまで一時的なものであり、誠実に対応すれば長期的にはチャンスにもなることが見えてきます。

 

画期的なアイデアを生み出し、革新的な商品・サービスを作りたいのなら、失敗を許容できる心の持ちからを身につけ、たくさんの実験と試作を繰り返すことが肝要

 

「今日はどんな失敗をしたんだい?」

 

●「成長思考」のマインドセットを身につける3つの方法
1.自分の脳は、使えば使うほど発達すると考える
2.「成長思考」の持ち主をロールモデルとする
3.結果よりも取り組んだプロセスを認める

 

自分の内面に隠された強みを見出すと、人は幸福感が増します。

 

感情にフタをするのではなく、「後になって考えよう」と心に命令して先送りをするのです。感情は抵抗するとしつこく繰り返されます。そうではなく、一度受け入れたうえで、「心配するのはお風呂の後にしよう」と心に促して、悲観的になるのを延期するのです。

 

●効果が実証されている「気晴らし」の4つの方法
1.運動系:ジョギング、水泳、エクササイズなど
2.音楽系:音楽鑑賞、音楽演奏、カラオケなど
3.呼吸系:ヨガ、体操、ストレッチなど
4.筆記系:日記、手紙、各種ライディングなど

 

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Take Action(実践ポイント)
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【607-1】自分の強みについて考えてみる

 

【607-2】失敗したことを、書き出しストックする

 

【607-3】不の感情が湧いたら「後になって考えよう」と思う

 

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今回のまとめ
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自分が自分をどう信じるかは自分で決められる!!

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

今日は、大相撲八角部屋の千秋楽パーティーにご招待いただき参加してきました!。
「勝負事は勝たないと意味がない!」ということを改めて感じる厳しい世界を垣間見えて、よい刺激をいただきました!!

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

読書習慣の専門家
米山智裕

感謝!

 

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今回紹介した本
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なぜ、一流になる人は「根拠なき自信」を持っているのか?

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久世浩司さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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01時間23分
カフェでじっくりと。

 

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