【人を動かすたった1つの視点】教育コミュニケーション協会代表理事・木暮太一氏が、人を動かす「自分の言葉」を自在に引き出せるようになる「ある視点」を紹介。これでコミュニケーションの呪縛から解放される。
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■書籍情報
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【書籍名】「自分の言葉」で人を動かす
【著者名】木暮太一
【出版社】文響社
【出版日】2016/5/18
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】ことばのチカラ、人間関係、雑談
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 「教えたいこと」であなたの世界はこんなに変わる
第2章 人を動かす「自分の言葉」を引き出すメソッド
第3章 「教えたいこと」で、あなたの言葉が武器になる
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■1分間紹介文
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あなたは、言葉を”うまく”話そうとしていませんか?
著者は、木暮太一さん。
作家。一般社団法人教育コミュニケーション協会代表理事。
富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。
頭の中を言語化することに定評があり、相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・団体向けに「説明力養成講座」を実施。人気コメンテーターとしてメディア出演も多数。
本書は、人を動かす「自分の言葉」を自在に引き出せるようになる「ある視点」を紹介した一冊。この視点を身につけることで、「自分の意見」を伝えられるようになる。
「学び過ぎである」
読んでいると、こう言われているような感覚に陥る。
「テクニックを使おう」「有名人や偉人の言葉を引用して説得力を持たせよう」など、コミュニケーションをうまくとろうとしていろんなことを学び過ぎた結果、借りてきた言葉=「レンタル言葉」ばかりを話すようになってしまったのかもしれないと内省させられる本だ。
言葉とは、本来自分の思ったことを、相手に「教える」ためのものである。そこに脚色はいらないのだ。ただ、「教えたい」という気持ちを大切にし、そこから浮かんでくる言葉を相手に「教える」だけでいいのだ。
そうすることで、言葉は「あなただけの言葉」となる。
そして、それを受け取った相手の心に言葉はスーッと浸みわたり、相手は動かされるのだ。
「教えたい」この視点に戻ろう。
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■押さえておきたい15のポイント
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「あなたにこれを、どうしても教えたい!」
人を動かすためには、ただ単に多くの人の目に触れさせればいいのではなく、その人が動くような言葉を発信しなければいけない
すべての側面を気に入ってもらう必要はなく、一箇所でいい。
「教える」というのは、「自分が教えたい」ではありません。「あなたに教えたい」なのです。
教えたいという感情は、本音でできています。つまり、教えたいことを話せれば、自然に本音が出るため、相手からの信頼を得やすくなるのです。
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自分の言葉を引き出すメソッド
ステップ1:「自分の言葉の作り方」を身に付ける
ステップ2:「相手を動かす言葉の選び方」を身に付ける
ステップ3:「言葉の力を強くする方法」を身に付ける
「教えたいこと」→「状況整理」という順番で考えること
「へぇ〜」は発見、「ほう」は感心、「はっ」は発見、というように、感嘆詞には、あなたの「言葉になる以前の感情」が隠されています。
別の対象者をイメージすると、自然とその対象者に響く「教えたいこと」が思い浮かび、全然違う言葉が出てくるということです。これで、より効果的に相手の心を動かすことができるのです。
「教えたいこと」は、なんでもいい。なんでもいいから、自分が相手に「これ、教えたい」と思うことを素直に表現することだけを考えてください。
「教えてもらいたい」という姿勢は、相手との心理的距離を縮めます。
相談されたとき、”ジャッジ”を避け、「教えたいこと」を伝えるようにしましょう。
あなたの仕事・商品のこれを教えたい!と思うことは何でしょうか?
雑談のバトンをつなぐためのポイントは”意図”、そしてその”意図”を考えるためのベースになるのが、「教えたいこと」なんです。
自分のことをわかってもらえ、相手もあなたのことを理解できる。これが「教えたいこと」がもたらす最大最高の効果だと思うのです。
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■これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【745-1】「教えたいこと」の視点で言葉を考える
【745-2】感嘆詞のつく感情が出たときに記録する
【745-2】「教えてもらいたい」という姿勢で聞くことを意識する
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■今回のまとめ
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「教え合う」関係こそ、最高のコミュニケーション!
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■今回紹介した本
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木暮太一さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!
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