
【マネタイズのススメ!】人気プロデューサー・おちまさと氏が、お金の使い方、企画の立て方、自分の育て方、人脈のつくり方と、あらゆるビジネスに求められる「思いつきをマネタイズするコツ」を伝授した一冊!
===================
■書籍情報
===================
【書籍名】お金になる「頭の使い方」
【著者名】おちまさと
【出版社】PHP研究所
【出版日】2013-03-20
【満足度】★★★★☆
【対象者】生き方に迷ったときに
【頁 数】189ページ
【目 次】
序章 マネタイズできないアイディアに意味はない
第1章 お金になる「お金の使い方」
第2章 お金になる「頭の使い方」
第3章 お金になる「企業の立て方」
第4章 お金になる「自分の育て方」
第5章 お金になる「人脈のつくり方」
===================
■本書を読む理由
===================
・書店で目にして気になったため
・クリエティブな人がお金をどう捉えているか興味をもったため
===================
■1分間紹介文
===================
本日ご紹介するのは、「マネタイズ発想法」に関する一冊。
著者は、おちまさとさん。
数々の人気番組を世に送り出している敏腕プロデューサー。
マネタイズ=お金を生む力。
この図式だけ「卑しい」と思ったあなた!
お金に執着するのは確かに見苦しく卑しく思うでしょう。
ただ、せっかくのアイデアも、せっかくの仕事も、お金にならないと生きていけませんよね?
極論ですが、当たり前の話です。
いいかげん、みんながきちんとお金に対して学び見識を持たないと、破綻する人が増えるでしょう。
そうならないためにも、是非本書で「マネタイズ発想法」を学んでください!!
【一〇〇〇万円をばらまいて一〇〇〇万円の利益をあげるのが凡人だとするなら、一〇〇〇万円を一億円に変える魔法を使えるのが、いわゆる金持ち。その魔法を本書で考えてみたいと思います。】(本文抜粋)
知りたくないですか??
===================
■Key Phrase(15の気に入った一文)
===================
さまざまな会社や個人からお呼びがかかる人材が生き残るのです。言葉は少々悪いのですが、求められるのは”銀行強盗型”で働ける人なのです。
映画『オーシャンズ11』のように、
アイデアを出すオーシャンを中心に、神の指をもつスリ、いかさまディーラー、爆破の専門家、電気・通信のプロ、中国雑技団の曲芸師・・・・と、招集されたのは、その道のエキスパートばかり。いわば犯罪界のドリームチームです。
そんな彼らが、それぞれのプロの技を活かせる役回りを決めて、ミッションに立ち向かう。みごと完遂したら、分け前をいただいて、すみやかに解散!
そう。これが、ぼくが言わんとする”銀行強盗型”の働き方です。
「それいくら?」は、お金持ちになるのを邪魔する言葉なのです。
恋人というたった一人のユーザーを満足させる。まずはそこからはじめて、いずれはビジネスで多くのユーザーを満足させられる自分を育てていってほしいのです。
ブランドものは、身につけると自分自身に緊張感が生まれ、周囲からの信頼度も高まるため、自己投資にもなります。そのうえ、お金も減らないのですから、これほど費用対効果の高いものはないとぼくは思います。
もっと大切なのは、日常的なお金の管理です。気づいていないだけで、案外ムダなお金を使っているのではないでしょうか。家計簿をつけるのが無理なら、せめて領収書やレシートくらいは捨てずにとっておくことをおすすめします。
この三〇〇〇円の買い物は、ちゃんと費用対効果を生んだだろうか?
この一万円の交際費は、自己投資につながっただろうか?
そうやって一つひとつの出費を点検するだけで、お金に対する意識が変わり、次からは使い方も変わっていくはずです。
お金を生みだす人は、入った瞬間に出口を見ます。そこから逆算して、いまやるべきことを考える。これが、お金になる頭の使い方の真髄なのです。
マネタイズの極意、それは、もったいないことはいっさいしないことです。言うなれば、骨までしゃぶり尽くす気構えが必要なのです。
とにかく、何でもいい。何かに気づいたら、「自分だったら」で視点を自分引き寄せて、企画のシミュレーションを行うのです。
そのコツは、「もし自分が○○だったら、ああして、こうして」と考えを練るだけ練って、最後に、「ま、やらないけどね」をつけること。
不思議なもので、「やらないけどね」をつけると、逆に、ある日やるかもしれないという現実味が出てきます。自主練習といえども、ちゃんと打席に立ったような臨場感が得られるのです。
企画を生みだす時には、
「き=気づく」
「か=考える」
「く=くらべる」
の三つのアクションをぼくは大切にしています。
”自分ブランド”
自分という一タレントを、ビジネス社会にどのようにデビューさせ、どんなプロモーションを仕掛けて、スターダムに押し上げていくのか。要するに、自分で自分をマネジメントするつもりになって、人生を戦略的に組み立てていくのです。
お伝えしたいのは、自分ブランディングとは、その場かぎりのお金儲けの方法では決してないということなのです。目の前の利益や安全にとらわれるのではなく、長い目で見て、自分を育てていく覚悟。結果的にはそれが、夢をマネタイズできる自分へと変えてくれるのです。
費用対効果を見込んだうえでの少々の背伸びならいいのですが、ただの見栄ならやめるべき。「なんか、この人、ムリしてない?」と下心が透けて見えれば、逆に費用対効果は下がります。
高いお金を払って人間が「安く」見られるのですから、こんなバカバカしいことはありませんからね。
相手に自分のリピーターになってもらうこと。それが人脈のつくり方なのです。そのためには、自分の爪痕を相手にしっかりと残すことが大切
「清貧こそ善」とする日本人独特の行儀のいい経済感覚からすれば、いささか過激な点があったかもしれません。
でも、より多くの利益をめざすのは、人間的に成長するきっかけを生むことでもあります。お金持ちになるのは、最終的には、人間力というプライスレスな価値を手に入れるための避けては通れないプロセスなのです。
===================
■Take Action(実践ポイント)
===================
【036-3】自分よりも上の人と付き合う
【036-2】気づいたことに対して「自分だったらどうするか?」と自己問答する
【036-1】何か欲しくなったら「そこにあこがれがあるか?」と自己問答する
===================
■今回のまとめ
===================
今の自分を棚卸ししよう!どんな商品になりそうでしょうか?
===================
■編集後記
===================
本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
さぁ、連休も終わり今日から世の中はまた日常に戻りますね。
そして新しい週のはじまり。
あなたは、今週何をして自分を成長させますか?
以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!
読書習慣の専門家
米山智裕
感謝!
===================
■今回紹介した本
===================
おちまさとさん、目の覚める一冊をありがとうございます!
===================
■読了までの時間
===================
01時間14分。
通勤時間にて。
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。