【死んだ会議から活きた会議へ!】
人財育成家・沖本るり子氏が、ミーティングと会議の生産性を、短時間でアップさせる方法を指南する一冊。ムダな会議の時間が、短時間で、成果のどんどん上がる場所に激変する!
これから会議です。
あなたは、どんな感情をもって参加していますか?
本書は、仕事の中で多くの時間を割いている「ミーティング」「会議」の生産性を飛躍的にアップさせる手法を、図解とともに指南する一冊。
退屈な会議と有意義な会議。
あなたも経験あると思いますが、この2つの差はなんだと思いますか?
この差は、「当事者意識」の有無にあるのです。
ミーティングや会議で、参加全員にいかに「当事者意識」をもたせられるか。
会議の生産性はここで決まるのです。
この本では、生産性を上げるための工夫や仕掛けがまとめられています。
社員の人材力や会社の組織力をもあげるツールに、会議を押し上げる方法が学べるのです。
○会議の心構え
○会議の準備方法
○会議のひな型
○会議で使える道具
など、1つ1つのテクニックが、会議のさまざまなシーンですぐに使える形に細分化されています。
生産性の上がる会議の手法は、ここに書かれています。
実践することで、参加者全員が「当事者意識」をもった活気溢れる会議が生まれます。
これ以上、ムダな時間を浪費し続けるのか。
これを読んでいるあなたに、その選択肢はありませんよね?
◆ちょっとした工夫と仕掛け
●集中できる仕組みの3つのコツ
(1)時間を区切る
(2)視点を分解する
(3)ひと言で話す
ミーティングや会議の開催を確定したら、会議招集のときに、会議の目的・目標、議題、視点、事前に準備すること、会議の時間予定表などを記載した会議案内状を作成し、参加者全員に配布しておきましょう。
会議を自分ごとで捉えていく意識に変えるため、自分でできることは、自分で行う仕組みにしましょう。
まずはそのとっかかりとして、会議ごとに「名札づくり」を行います。
主催者や会議進行役が名札を準備するのではなく、参加者全員が、自分の名札を自分でつくります。
会議進行役1人に依存せず、参加者全員が会議を動かす会議の仕組みをつくります。
そして、誰もが会議を動かせる人になるようにします。
その仕組みは、会議進行役の役割を大きく3つに分担させます。
「進行係」「時計係」「メモ係」の3つです。
進行係だけではなく、すべての役を輪番制にします。
会議の目的と目標は、常に全員が見えるホワイトボードに書いておきましょう。
誰もがイヤな気持ちにならないで気づいた意見を言える仕組みを考えてみます。
それは、全員が全部の意見に、反対意見を言うことです。
もちろん、自分の意見にも反対意見を述べることです。
「時間制限で拍手喝采が長話を阻止する」
「毎度の質問で話がまとめられる」
「ひと言で意見出しをする」
の3つをくり返すことで、話の長い人も、次第に話をまとめられるようになるでしょう。
●6W3Hで動けるようになる
いつ(When)
どこで(Where)
誰が(Who)
誰に(Whom)
何を(What)
なぜ(Why)
どのように(How)
どのくらいの数で(How many)
いくらか(How much)
誰が言ったかではなく、「どのような意見か」で決められるようにしましょう。
どのような会議であっても、考え方は基本的に同じです。
視点を細かく分けて議論をすることで、より多くの意見を吸い上げ、良い点、良くない点、そしてその策を考えるというやり方です。
わかった点、わからない点を全員が出すという意識があるから、説明もしっかり聴くようになります。
会議の目標に向かって、道筋を考え、小会議を構成するのです。
ですから、普段の業務も同様にその業務の目標を設定し、その過程を綿密に計画できることになります。
どの意見においても、「良い点」や「良くない点」の両面を分けて集中して議論するのも、賛成・反対で対立させず、参加者全員を巻き込むためです。
視点を分解し、考え、意見し、決定事項をまとめる納得感の高い会議を行うことで、とても多くの仕事のスキルを磨き、能力を向上させることにもつながります。
【1105-1】会議の目的と目標を、常に可視化して行う
【1105-2】出された意見すべてに、全員で反対意見を述べ合う
【1105-3】6W3Hで、決定事項を行動まで落としこむ
会議に活気のない組織に、未来はない!
【書籍名】生産性アップ! 短時間で成果が上がる「ミーティング」と「会議」
【著者名】沖本るり子
【出版社】明日香出版社
【出版日】2017/12/13
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方、組織改革、問題解決
【頁 数】200ページ
【目 次】
第1章 何が「問題」なのか理解しよう
第2章 残念にならない「仕掛け」を埋め込もう
第3章 「効率的な運営」に挑戦しよう
第4章 「決められる会議」で納得感を高めよう
第5章 「問題解決できる会議」で実行力を高めよう
第6章 ミーティングと会議をスキルアップの道具にする
この本で、あなたは変わる!
沖本るり子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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