【シェア読書:463冊目】現代語訳 意志の力(安田善次郎)

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【揺るがない志】安田財閥創始者・安田善次郎氏が遺したビジネスと人生の指南書。過剰なほど周りを気にする現代社会。自分の信じた道を貫き通す心の強さを持つバランスが必要となる。「意志の力」を自分の手に!





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書籍情報
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【書籍名】現代語訳 意志の力
【著者名】安田善次郎
【出版社】星海社新書(講談社)
【出版日】2014/3/26
【推薦度】★★★★★
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 学業や事業を成し遂げるには何が必要か
第2章 苦闘回顧録
第3章 出世の本当の意味
第4章 悲運予防法
第5章 企業の成功に必要なこと
第6章 処世訓


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なぜこの本を選んだのか?
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・現代語訳で敷居が下がっていたため

・古典の一冊として興味があったため

 

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この本で得たいこととは?
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・安田善次郎が日々何を意識して生を全うしたのか

・自分の人生訓に加えるべき教えがあるかどうか


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1分間紹介文
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安田善次郎とは、
「空気をあえて無視する力によって、空前の巨富を築いた男」
「一代で、国家予算の8分の1以上と言われる、とてつもない財産を築いた男」
このように形容される、近代日本の歴史に燦然と輝く偉人。

 

本書は、「揺るがない志」に従い「空気をあえて無視する力」で自らの道を切り拓いた安田善次郎の、経営訓・処世訓・人生訓をまとめた一冊。現代語訳。

 

現代社会は、SNSを中心に「空気を読む」ことが重要視され、それが過度に行き過ぎ「KY」などの単語が蔓延する状況。「空気を読む」とは、言い換えれば、他人との関係にエネルギーを使いすぎ、自らの道を進む力を発揮できないとも言える。

 

このバランスの悪さを正す方法として「意志の力」はまさしく必要な存在。
意志の力」と「空気を読む力」という対極の力を、直面する状況により使い分ける力を身につけることが、これからの時代に必要になってくる。

 

そのことを再認識させてくれ、一助として、最適な一冊。

 

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Key Phrase(15の気に入った一文)
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困難とか、苦痛とか、悲運といったものは、志がもろく、努力できない者のグチに過ぎないのだ。揺るがぬ志で困難に屈せず努力できる者の進路には、困難もなければ悲運もない

 

順序を定めて進むにあたっては、一定の基準を立てて、その基準は堅く守って動かないというのが、揺るがぬ志を養成するうえで大切な点

 

ある決心をしたときには、その決心を固く守る証拠として何か誓いを立てるように心からお勧めする

 

●立身出世の3つの誓い
第一は、自分だけの都合の良さで、他人の迷惑を顧みずに嘘をいうようなことは絶対にしないこと
第二は、どんなことがあっても、不相応な生活は絶対にせず、当分の生活費は店の収益の十分の八を超えないこと
第三は、それなりの財産ができても、純粋な財産の十分の一以上の家屋は求めないこと

 

「コネや縁故によってふさわしくない地位を得よう」などといった考え違いをしてはならない

 

地位が高くなればなるほど、待遇がよくなればなるほど、以前にも増して何倍も働いてくれなければ、それにふさわしいとはいえないはずであろう

 

「同じ鯛でも、流れの激しい鳴門海峡を通った鯛でないとおいしくない」
といわれているが、人間でもやはりそうである。悪戦苦闘を乗り越えてきた者でないと、人間の本当の値打ちはできあがらない。

 

何ごとに当たるにも、まず自分の力をはかって、そのことが自分の力量にふさわしいかどうかを十分に吟味する。「大丈夫だ」と見込みが立ったあとには、さらにそれをやり遂げるべき方法を十分に立てておいて、そのあとではじめて着手する

 

いざ、というときに対する準備というものは、どんな人でも普段から必ずしておくべき最も大切な覚悟である

 

「人間の成功不成功を、物質面を基準に立てようとすれば際限がない。しかし、もし十分に世間から信用され、また自分の心のなかに何の不安もなく、苦しみや悩みもなく暮らすことができれば、たとえその身は長屋に住んでいたとしても、その人は成功者といって差し支えはあるまい」

 

人間の欲には限りがない。しかし、その限りがない欲を抑えて暮らすところに、まことの楽しみがある

 

敵であれば、自分の欠点や短所を遠慮なく暴露する。自分が自分の過ちや失敗を覚ることができない場合に、敵は遠慮なく真実を指摘してくれる。だからそれを取り入れて、これを後日のいましめとして自分を磨けば、敵の私に対する悪口は、私を大いにはげましてくれる忠告の言葉となる

 

『諸悪莫作 衆善奉行(もろもろの悪事を行わず、もろもろの善事を行う)』

 

●思い切った決断を即座に下すための三つの要件
第一は、沈着でなければならない
第二は、明敏でなければならない
第三は、勇気がなくてはならない

 

人生における困難は、われわれの愉快な世界をさまたげるために起こってくるものではなく、実はわれわれの愉快さを鼓舞し、増大させるためにくるものである

 

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Take Action(実践ポイント)
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【15-0010】何か行動する時は、自分なりの基準を明確につくり、遵守する

 

【15-0011】決心をする時は、誓いという形にしてから行動する

 

【15-0012】困難は、自分を磨く肥料だと捉える心を持つ

 

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今日の一言
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悪戦苦闘は、自分を光り輝かせる。
極寒の大間海峡を越えるマグロが最高の美味であるように。

 

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編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。

 

昨日は、ある方のお誘いで新年会に参加。
新しいご縁、小料理屋ならではのコミュニケーションもあり、とても楽しい一夜でした。
今年はこういう空間に積極的に赴き、自分を磨こう!

 

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

感謝!米山智裕

 

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今回紹介した本
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現代語訳 意志の力
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安田善次郎さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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読了までの時間
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02時間00分。
電車など移動の中で。

 


 

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