
【なぜ、ユダヤ人には成功者が多いのか?】
フリーライター・矢吹紘子氏が、99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えたストーリーを通して、無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣を実践的に指南する一冊。
もくじ
■書籍の紹介文
自分のお金を稼ぐ力。
どれくらいあるとおもいますか?
本書は、31歳のユダヤ人青年アダムと99歳になる祖父ババの物語を通して、ユダヤ人に脈々と受け継がれる「お金と成功を手に入れるための習慣」を指南する一冊。
・クレジットカードはタンスの中にしまえ!
・泥から金を作れ!
・「明日やる」は、成功を遠ざける魔のフレーズ
・煮詰まったら、2キロ歩け!
このように、お金と成功に関する原理原則が学べます。
これぞ自己啓発書という内容です。
では、この本の価値はどこにあるのか。
それは、ストーリー形式だということです。
名言や格言は、それ自体が出来上がっているため、時に響かないことがあります。
「ごもっとも」と思うだけで、思っているほど、腹のなかに落ちないのです。
そこにあって、ストーリーであればうまく感情が乗ります。
感情が乗ることで、心が揺さぶられ、効果的に腹のなかに落ちるのです。
自分の中に取り込まれなければ、実践などできません。
ストーリー形式は、ここに優れているとおもいます。
原理原則を、ストーリーを通して、自分の中に取り込む。
この効果を感じる一冊です。
◆ストーリーだから学べることもある。
99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣
矢吹紘子 マガジンハウス 2014-8-7
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
■【要約】10個の抜粋ポイント
人を出し抜くより、人と違うことをする、という意識でのぞんだほうが、何事もうまくいく
「ボタン屋の次の成功は、16歳のときについたアイロンのセールスの仕事だ。奇妙なことに、店のオーナーは電力会社だった。電力会社がなぜアイロンを売っていたのかって?たくさん電気を使ってもらって電気代の収入を上げたいからだよ。世の中っていうのは、そういうからくりで動いているものなんだよ」
「わしは、どんな業界でも、ビジネスオーナーは70%の専門家であるべきだと思っている。これよりも専門性が低い、つまり知識や経験が足りないと実務に支障をきたすし、逆に完全な専門家だと、何事にもこだわりすぎてビジネスとして軌道に乗せることが難しくなる」
「ものごとには根回しってものが必要なんだ」
たとえ貯金があっても無収入には絶対なるな!
「いいかい、泥はいつの時代だって存在するんだよ。そしてお金とは確実に、そういう泥や石ころ、つまり人が見たら一見何の価値も持たないようなものが形を変えたものなんだ」
「『今の時代で一番お金が儲かる仕事』と『自分が100%情熱を捧げることができる仕事』、2つの目線で世の中を見ることが必要だ」
「『稼げない仕事だけどやりがいがあるからやるんだ』というメンタリティは一切捨てること。そういう自己満足的な心構えの人には、お金は寄り付かない
相手を説得するために全力を尽くすのがまず最初だが、それでもノーと言われたなら、とりあえず自分だけで動いてみて、ある一定の成果をあげたところで相手にそれを示し、再度交渉するという方法をとりなさい
助けてくれた人のことは決して忘れないこと
■【実践】3個の行動ポイント
【393-1】完璧主義に陥らず、70%を目指す
【393-2】『今の時代で一番お金が儲かる仕事』『自分が100%情熱を捧げることができる仕事』を書き出す
【393-3】助けてくれた人は決して忘れない
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣
【著者名】矢吹紘子
【出版社】マガジンハウス
【出版日】2014/8/7
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】生き方に迷ったときに
【キーワード】哲学、人生、成功法則
【頁 数】238ページ
【目 次】
1日目:成功を夢見る前にやるべきことがあるだろう
2日目:お金は最高の常備薬なんだ
3日目:常識は捨てよ! 非常識に生きよ!
4日目:他人に寛大であれば、お金はついてくる
5日目:大きな山登りも小さな一歩から始まるんだ
6日目:明けない夜なんて絶対にないんだ
7日目:お前も成功を楽しみなさい
この本が、あなたを変える!
99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた 無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣
矢吹紘子 マガジンハウス 2014-8-7
売上ランキング(公開時):ー
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す
矢吹紘子さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
■お知らせ
■【仲間大募集中!】101年倶楽部■
書評ブロガーの読書術を教えていきます。
読書の質を高めたい方は、ぜひご参加下さい!
■応援お願いします!■
※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。