【書評:1940冊目】僕たちに残されている時間は「朝」しかない。(石川和男)

【朝は自由に使えるゴールデンタイム!】
時間管理コンサルタント・石川和男氏が、『僕たちに残されている時間は「朝」しかない。』と題して、自由に使える唯一の時間である、朝時間を活用する方法を解説する一冊。

■書籍の紹介文

日々の生活。
あなたが自由に使える時間は、どれだけありますか?

 

本書は、自分の意思で自由に使える時間は「朝時間」しかないと提起し、明るい未来のための「朝時間」活用方法を徹底解説する一冊。

 

もっと自分の時間がほしい。
忙しくて勉強時間が確保できない。

 

多くの人が、こうした「時間不足」を嘆き悩んでいます。
これ以上の時間捻出は無理だよとおもいながら・・・。

 

そんなあなたに、著者は問いかけます。
「朝時間をうまく活用できていますか?」と。

 

普段起床する時間より、30分早く起きたとしたら。
どんなことに時間を使いたいか、考えてみてください。

 

仮に、平日だけ実践した場合。
5日×30分×4週×12ヶ月=7,200分=120時間。

 

やりたいことに「120時間」も投資できたら、自分を大きく成長させられます。
「時間不足」に悩む人には、ぜひ、この朝時間の可能性に早く気づいてほしいと著者は語ります。

 

そのうえで、次のようなポイントを中心に、朝時間を活用する第一歩の踏み出し方を解説していきます。
・朝時間を活用して何に取り組めばいいのか
・朝時間をどう捻出すればいいのか
・朝時間の活用をどう習慣化すればいいのか

 

気分よく朝がはじめられると、その1日気分よく過ごせるもの。
つまり、朝時間の活用をうまく習慣化できれば、生活全体がどんどん充実していくのです。

 

体質的なことでない限り、「朝は苦手」という言い訳に逃げるのはやめましょう。
朝時間を積極的に活用して、自分を成長させることで、ゆとりのある生活を実現させるのが取るべきアプローチです。

 

始め方から続け方まで、ポイントはすべて書かれています。
あとは、あなたが”決断”してはじめるだけです。

 

◆朝こそがゴールデンタイム!

僕たちに残されている時間は「朝」しかない。
石川和男 総合法令出版 2022-11-11
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

■【要約】15個の抜粋ポイント

成功者に早起きが多いのは偶然ではありません。
皆、「朝の時間でしか、自分の現在と未来に影響を及ぼすことができない」という原則を知っているから、必然的に朝が早くなっているのでしょう。

 

同じ時間で作業するなら、朝の新鮮な集中力の高い時間帯に行うほうが、何倍も効果的、効率的なのです。

 

明確な「目的」があるから、朝早くても起きられるのです。
「目的」を成就するために、「目標」を達成する。
朝のゴールデンタイムを活用することは、その手段なのです。

 

「やりたくないこと」を明確にすると、「やりたいこと」がさらに明確になります。
ぜひ、「やりたいこと」と「やりたくないこと」の両方を書き出してみてください。

 

あなたの24時間の過ごし方を30分ごとに区切って、それぞれの時間に何をやっているかを書き出して「無駄な時間」を見つけ出してみてください。
何かを捨てて、空きスペースを作らなければ、新しいものは入れられないと覚悟を決めて捨ててくださいね。

 

うまい計画の立て方のコツを1つお伝えしましょう。
それは、「最初に作った計画の2割は削る」というものです。

 

就寝時間を決める流れは以下の通りです。
①目的を設定する
②目的にそった目標を考える
③目標達成のためには期限までに1日平均何時間の勉強が必要か考える
④自分のベストな睡眠時間を調べる
⑤出社準備時間から、③で求めた目標達成のために必要な時間を差し引いた時間が起きる時間になる
⑥寝る時間を決める

 

大切な時間は、いい製品を買うことで、間接的にお金で買うことができるのです。

 

朝活は、「出社時間までに終わらせる」という「究極の期限」を自動的に設定してくれるのです。

 

何か1つのことを継続して続けることができれば、それが自信につながります。
そして、他のことも続けられるようになる。
まさに、「継続は力なり」。
この言葉をそのまま体験できるのが、「早起きの習慣」なのです。

 

どんなスポーツだって、最初はウォーミングアップから入りますよね。
同じように、まずは準備運動がてら基礎的なところからスタートしてみてください。

 

その日の朝活が終わるたびに、デスクの上を片づけることはしない。
片づけなければ、翌日の朝活は、前の日の朝活の最後の状態のままになったデスクにつくだけでよいので、用意の手間が削減されます。

 

どうやって目を覚ませばよいのか?
私は、スマホに元気で明るくなる曲を入れてタイマーをセットして起きています。

 

目覚めたら、布団のなかで何かを考える前に、ぱっと起き上がればよいのです。
考えるのは起きたあと。
「朝日に気づいたらすぐ起き上がる」「目覚ましの曲が鳴ったらすぐ起き上がる」などのルールを決めておきましょう。

 

朝の時間は100%あなたのもの。
誰にも邪魔されることはありません。
この、「なりたい自分になるための唯一の時間」を活かしてください。
「時間は命」なんです!

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1940-1】朝日を感じられるように、カーテンを開けて寝る

【1940-2】元気な曲とともに起きるようにする

【1940-3】朝、目が覚めたら考えずに一旦起きる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】僕たちに残されている時間は「朝」しかない。
【著者名】石川和男著者情報
出版社総合法令出版
【出版日】2022/11/11
オススメ度★★★★☆
こんな時に自分を変えたいと思ったときに
キーワード朝活用ヤル気決断
【頁 数】216ページ
【目 次】
第1章 朝時間を制する者は、未来を制す!
第2章 目的設定が、あなたの早起きを加速させる
第3章 捨てる技術
第4章 朝時間を確保する!超高速時間術
第5章 朝時間の絶大なるメリット
第6章 朝時間を、夜の3倍、効率的に活用する方法
第7章 誰でも早起きできる10のテクニック

 

この本で、あなたは変わる!

僕たちに残されている時間は「朝」しかない。
石川和男 総合法令出版 2022-11-11
Amazonで探す Kindleで探す 楽天で探す

石川和男さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

■お知らせ

▼書評ブロガーの読書術を公開中!

▼【仲間大募集中!】101年倶楽部

▼「いいね!」応援をありがとうございます!

※当記事の無断転載・無断使用は固くお断りいたします。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る