【シェア読書:220冊目】職業、ブックライター。(上阪徹)

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【毎月10万字を書く方法とは?】ブックライター・上坂徹氏が、本を書き、思いを人に伝える仕事の極意を公開。さらに、出版業界の内情など本の世界も収録されており、執筆や出版業界に興味ある人にオススメ!!

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書籍情報
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【書籍名】職業、ブックライター。
【著者名】上阪徹
【出版社】講談社
【出版日】2013/11/12
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】書く力を身につけたいときに
【キーワード】文章力伝える
【頁 数】234ページ
【目 次】
はじめに こんな仕事が世の中にあったとは
第1章 ブックライターの仕事はこんなに楽しい 仕事のスタイル
第2章 ブックライターの仕事のパートナー 出版社・編集者との関係作り
第3章 素材が七割、書くのが三割 企画と取材
第4章 「二五〇枚を一本」ではなく「五枚を五〇本」 目次を作る
第5章 毎月一冊すらすら書く技術 書き方と時間管理
第6章 ブックライターとして生きていくには 仕事に向かう心構え
おわりに 人間としての大きな成長をもたらしてくれる仕事

 

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1分間紹介文
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あなたは、普段どれくらい文字を書いていますか?
あまり文字を書いていない。もっと書きたいけど難しい。そんな人にオススメな一冊。

 

著者は、上阪徹さん。
「成功者3000人の言葉」の著者として有名なブックライター。
公式サイトはこちら

 

本書は、毎月1冊以上の本を書き続ける上坂さんのブックライターとしての生き方が余すところなく語られています

 

ブックライターの仕事とは何か。
本が出版されるまでの流れはどうなっているのか。
出版するにあたってどういう人間が関わっているのか。
本の売り上げ構造はどうなっているのか。
本って正直なところ儲かるのか。



ブックライターの仕事と合わせてビジネス書など出版業界全体の事を知ることができるとても良い一冊。

 

執筆に興味がある人
出版業界に興味がある人
など、本に関わる仕事がしたいすべての人にとって気づきのある内容ですので、非常にオススメです!!

 

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押さえておきたい15のポイント
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文章を書くことで食べていきたいと考えている人、ブロガーやライターで本のジャンルに興味を持っている人、あるいはいつか自分で本を書いてみたい人にも、参考にしていただけるところがきっとあると思います。

 

今はコンテンツが世の中に溢れている時代です。著者の持つ、そうした優れたコンテンツを編集して文章化するーこれが私の定義するブックライターの仕事です。今後、ますます重要な役割を担うことになると思っています。

 

どんな仕事でも一所懸命にやっていれば、必ずどこかで何かにつながる。それは、私の仕事哲学のひとつになりました。

 

気分が変われば、新しいアイディアも出てくるものです。心地良い空間の中で、おいしいコーヒーを飲みながら、企画を考えるのは、意外に至福の時間だったりします。

 

未来がどうなるか、などということは誰にもわかりません。ただ、目の前の、いただいた仕事に、必死になって向き合うのみ、だと思っています。お金は後からついてくるものだ、と。そう考えて、今に至っています。

 

たくさんの人に取材をして教わったことですが、「人にお金を使ってもらうということが、いかに大変なことか」、認識をしなければいけないと私は思っています。ビジネスに成功した多くの人が、それを語っていました。

 

私は、とっておきのキラークエスチョンを用意しています。それが「もし、知識がほとんどない読者だったら、どんなふうに説明していただけますか?」です。

 

誰かに聞き手になってもらう、編集者との打ち合わせを録音する、自分で質問を考えて自分で答えてみる・・・・・・。なかなか出てこない素材を引き出す、ひとつの方法です。

 

文章などに関して法則性のようなものに関心を持つ人も少なくないようですが、私自身はまったく関心がありません。
法則性から、びっくりするようなものが生まれてくることはまずない、と思っているから。そして、法則性に引っ張られることで、本来の感性が生きてこなくなる可能性があるからです。

 

読者にとって理解しやすい文章こそ、いい文章である、ということ。
とりわけビジネス書の場合、読者により深く理解してもらうこと以上の、文章の目的はない、と私は思っています。
うまい文章を書こうとすることなど、まったく必要がないということです。

 

目指すべき「いい文章」がないのに、「いい文章」を目指せるはずがありません。だからこそ、まずやるべきは、目指すべき「いい文章」を定めることだと思っています。

 

基本的に私は、文章には答えはない、と思っています。誰にとっても正しい文章はない、と言い換えてもいいかもしれません。好みはさまざまなのです。

 

とりわけ情報収集で私が勧めているのは、大きな書店の雑誌の売り場です。
雑誌コーナーには、あらゆる世代の、いろんなテーマに関心を持ち、いろんな趣味を持った方向けの雑誌が所狭しと並んでいます。
表紙の見出しを見ているだけでも、「想定読者」が今、何を考えているのかが、見えてくるのです。
ここは、多くの人がどんなことを考えているのか、今何がはやっているのか、「世間相場」を知る格好の場だと思っています。

 

難しいことを考える前に、シンプルに相手の求めていることを想像してみる。
そうするだけで、仕事は、もっといえば、人生は大きく変わっていくと私は思っています。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【220-1】目の前の仕事を一所懸命取り組む

 

【220-2】「いい文章」と思ったらストックする

 

【220-3】規模のある書店の雑誌コーナーに定期的に通い見出しに触れる

 

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今回のまとめ
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自分にとっての「志」とはなんだろうか?

 

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今回紹介した本
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職業、ブックライター。

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上阪徹さん、とても勉強になる一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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