【書評:221冊目】数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。(深沢真太郎)

【あなたの会話に数字入っていますか?】
ビジネス数学の専門家・深沢真太郎氏が、『数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです』と題して、数字を使った考え方や伝え方を解説する一冊。

■書籍の紹介文

数字を使って話をする。
あなたは得意ですか?

 

本書は、あるアパレル企業を舞台にした数学女子vs感覚派男子のストーリーを通して、ビジネスで数字を使うことの大切さや使いこなし方を解説する一冊。

 

仕事の決断は、経験と直感がものをいう。
たしかに、この側面はあります。

 

しかし、経験や直感は確実性が担保されません。
過去にうまくいったことが、今回もうまくいくとは限らないからです。

 

では、経験や直感に確実性をプラスするにはどうすればいいか。
それこそが、本書のテーマである”数字”です。

 

ビジネスにおいての数字の意味・読み方・使い方を示していきます。
ストーリー形式のため、数字に苦手意識のある人でも、苦なく読むことができる構成です。

 

数字は誰が見ても理解できる、究極の共通語といえます。
これを使いこなすことで、ビジネスが驚くほどスムーズに進むことを体感できる良書。

 

数字が使えると、景色が変わります。
ぜひ、本書できっかけをつかんでください。

 

◆数字を使う。

数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
深沢真太郎 日本実業出版社 2013-7-25
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「じゃあ、いつの時代に学んだ数字なら、いまの仕事に役立っていると言えるかな?」
「・・・中学レベル、もしかしたら小学校の算数レベルかもしれませんね」

 

学生時代にしっかり数学と向き合ったことで本物の数的思考を持つことができ、なおかつビジネス経験が十分あり、さらにそれを指導することが本職である人というのは、実は極めて少ない人種だということなのです。

 

まずひとつ、前日比や前年比をデータとして持つこと自体は悪いことではないと思います。
ふたつ、ただしそれを評価するために使ってよいのは、前提が同じ場合に限るということです。

 

数字を使って伝える行為は、伝える前に重要なポイントがあります。
数字を使うためには嫌でも具体的に物事を考えることになるということです。
つまり、具体性がなく曖昧な状態では数字は絶対に使えないものなのです。

 

「平均値を計算できることが平均を理解していること」と勘違いするケースは決して珍しくありません。

 

「最後に仕事を実際に進めるのは生身の人間です。だからこそ、まずは生身の人間が優れた統計ツールが教えてくれる数字を正しく読み取り、扱い、時には都合のいいように操れるようになっておかなければならないんです」

 

予想というのは物事の成り行きや結果について前もって見当をつけることです。
一方、予測とは将来の出来事や状態を前もって推し量ることです。

 

一方の変化とあるもう一方の変化に何かしら関連が認められる場合、相関関係があるという表現をします。
さらに言うと、一方が増えるともう一方も増えるような関係を”正の相関”、逆に一方が増えるともう一方は減るような関係を”負の相関”なんて表現をします。

 

数字はとても無機質なものですが、決して「ウソ」はつきません。
出てきた数値は、信じなければなりません。
さらに、数字は人間が先入観で見ようとしてこなかった事実をクッキリ浮かび上がらせるチカラも持っているのです。

 

大切なのは失敗した後、「ここまで論理や数字を使って議論をした上での決定が外れたのなら仕方ない」とメンバーが納得できるかどうかです。

 

実数を見たら次に考えることは、”評価するための数字をつくる割り算”

 

余計な数字は見せるな

 

短時間でプレゼンを終わらせるコツは、相手に余計な質問をさせないことです。
具体的にすべきことは2つあって、数字やグラフは必要なものだけ見せ、説明する順序にも気を配ること。
あと、言うまでもないことですが、結論ファーストで。

 

「ところで、あなたはいま職場で柴崎智香になっていますか?」

 

■【実践】3個の行動ポイント

【221-1】数字を使った会話を心がける

【221-2】数字に先入観を持たない

【221-3】目に入った数字を分析する習慣をもつ

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。
【著者名】深沢真太郎
出版社日本実業出版社
【出版日】2013/7/25
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード数学的思考交渉術小説
【頁 数】253ページ
【目 次】
序章 正反対な2人の出会い
第1章 数字を使って会話できますか?
第2章 ビッグデータ時代に必要な数的感覚を持っていますか?
第3章 意思決定に数字を使う本当の理由を知っていますか?
第4章 「分析とは何か」を誤解していませんか?
第5章 エクセルでつくったグラフをそのまま使っていませんか?
最終章 数字のチカラが仕事を変える

 

この本が、あなたを変える!

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深沢真太郎 日本実業出版社 2013-7-25
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深沢真太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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