【372冊目】自分でつくるセーフティネット(佐々木俊尚)

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【信頼されるネット人格の時代】ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏が、これからの時代の生存戦略をまとめた一冊。SNSでゆる〜くつながれば、誰かが助けてくれる!新時代のセーフティーネットのつくり方とは?

 

 

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■書籍情報
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【書籍名】自分でつくるセーフティネット~生存戦略としてのIT入門~
【著者名】佐々木俊尚
【出版社】大和書房
【出版日】2014/7/26
【推薦度】★★☆☆☆
【目 次】
1 セーフティネットは自分でつくる時代
2 総透明化社会の時代
3 ゆるいつながりの時代
4 見知らぬ人を信頼する時代
5 「善い人」が生き残る時代
6 生き方そのものが戦略になる時代

 

 

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■本の紹介文
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本日も、ご覧頂きありがとうございます。
米山智裕です。

 

本日ご紹介する一冊は
自分でつくるセーフティネット〜生存戦略としてのIT入門〜

 

著者は、佐々木俊尚さん。
作家・ジャーナリスト。IT、メディア分野を中心に出費津している。

 

あなたへの質問です。
「あなたは、なぜFacebookユーザーが10億人もいると思いますか?」

 

本書は、ITジャーナリストとしてご活躍の佐々木俊尚さんが、最新のSNSの潮流を元に考察し、これからの時代、いかに自分を守るセーフティネットを構築するかをまとめた一冊。

 

一番の気づきは、Facebookでその人を調べれば、どういう人と繋がりどういう投稿をしているかによって、繋がっていい人なのか繋がると危険なのかが判断できる、総透明社会になってきたという点。

 

エゴサーチ。
ネット上で「自分の名前」「繋がりたい人の名前」を検索する行為。この精度ますます上がってきたんだなと思いました。

 

佐々木氏の見解をダラダラ述べている印象も拭えない構成ですが、ネット上に投稿する意味を考えさせられる内容です。

 

SNS活用の一助に読んでみるのもいいのでは。

 

それでは、本編をはじめます。

 


 

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■本の抜粋ポイント
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いまいちど、「自分のセーフティネットって、どうなってるんだろうか?」と胸に手をあてて考えてみてください。
本当にどの安全網も、大丈夫なのか。ほころんだり破れたり、金具から外れたりしてないか。いや、ひょっとしたら万全だと思ってたセーフティネットが、はなから実は存在してなかったなんてことになってないでしょうか。

 

●二十一世紀になって大きく変わった二つの視界
(1)セーフティネットが見えにくくなった
(2)情報技術の発達で、わたしたちの人生に隠しごとがしにくくなって、何でも見られてしまう「総透明社会」になってきた

 

サラリーマンが保守的になって身を防ごうというのは、わたしは「戦術としてのセーフティネット」だと思うんですよね。
とりあえず目の前をやり過ごす方法としては間違ってるわけじゃないけれど、その先にどうするのかという中長期的なシナリオがない。
戦略に欠けてる、ってことですよ。
だから保守的に防御するという戦術はとりつつも、さらにその先にどうしていくのかという戦略も考えなきゃいけない。
この本ではね、そういう戦略を考えていこうと思うんですよ。

 

ネットを長年やってて「ITジャーナリスト」って肩書きも名乗ってるわたしからのワンポイントアドバイスです。
SNSへの投稿でいちばん大切なのは、読んでくれた人が「これは有用な情報だ」と思ってくれるかどうか。
食べた料理でも旅行先でも記事の紹介でも、単なる自慢や垂れ流しにならず、価値ある投稿になるかどうかという分かれ目はそこにあるんです。

 

わたしはFacebookの本当の意味は、ふたつあると思っています。
ここ、とても大切なポイントです。
第一は、人間関係を気軽に維持していくための道具。
第二に、自分という人間の信頼を保証してくれる道具。

 

ネットはプライバシーを奪うけれども、同時に情報ももたらしてくれる。ものごとには常に表と裏、いい面と悪い面があるという典型的なかたちですね。

 

わたしたちの心の中にある「情」に、居場所を見つけてあげるということ。
その居場所は「箱」の中じゃなくて、いろんな場所に同時にある。まるで神社の神様のように、いつでもどんなところにでも居場所があって、つねにわたしたちのそばに寄り添っていてくれる。
そういう「情」との新しいつきあい方をつくっていくことだと思うんです。

 

Facebookで友だちになるためには、相手にもちゃんと了承してもらわないとなりません。
だから「善き人」のFacebook友だちになってる人は、やっぱりその人も「善き人」だろうなあと判断できる。
逆に友だちが怪しい商売やってる人とか、ネオヒルズ族みたいないかがわしい人だらけだったらそりゃ信用なりません。

 

総透明社会になることは、表の面も裏の面も、明るい面も暗い面もあるってこと。それを忘れちゃなりません。

 

もうネットは異世界じゃなくて、わたしらの生活するこの社会と交わって、人間関係とか生活とかがなめらかにまわっていくためのインフラみたいなものになってきてるってこと

 

狭くて強いつながりよりも、広くて弱いつながりを保つほうが生存戦略として有効になってきている中では、
「会社のために黙々と仕事をする」よりも、「広い社会のために善いことをする」というほうが正しい生存戦略である、ということです。

 

この時代を生き延びていくことを考えると、他人に苛烈にしていても、残酷にしていても、その瞬間に「正義を達成した!」という満足感ぐらいは得られるかもしれませんが、
生存戦略としてはまったく正しくありません。

 

生存戦略として正しいのは、見知らぬ他人に大しても寛容になること。もっと広く言えば、「善い人」になることです。
ここでもう一度考えてみようじゃないですか。「善い人」と言っても、いろんな定義がありますよね。
「自分がやられて嫌なことはやらない」
「人の悪口は言わない」
「素直」
「飾らない」
「いろんなものごとを前向きに考えてる」
「ネガティブなことばかり言わない」
「自分を常に高めようと努力している」
とか、挙げはじめたら、きりがない。
わたしはもう少し素朴に簡単に、「善い人」を考えてますよ。
それは、「寛容である人」であり、「他人に与える人」ということ。

 

若さというのは、自分の居場所をまだ見つけていないってこと。本当の自分を探し求め、成長を期待して歩んでいる状態が、若さってこと。

 

生存戦略として、見知らぬ他人を信頼すること。
生存戦略としての、多く人との弱いつながり。
生存戦略としての、善い人。
生存戦略としての、自分の中途半端な立ち位置を知るということ。

これが、本書のシンプルな結論です。そしてこのシンプルな結論こそが、わたしたちの社会に「情の世界」を取り戻し、
グローバリゼーションという強い「理の世界」と対抗させていくことができる。
そしてわたしたちは、再び安らかなセーフティネットを取り戻していくことができるでしょう。

 

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■実践する効果があると感じたポイント
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●自分のセーフティネットについて書き出す

●ネット上に書き込む時は、「これは有益か?」と問いかけてから投稿する

●SNSで繋がる人に注意する

 

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■本のひと言まとめ
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自分は何に守られているのか常に意識しよう!

 

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■編集後記
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本日もここまでお読み頂きありがとうございました。
ご覧いただいたことに感謝いたします。

今日は職場の仲間と宴会をしてきました(*^^*)
何年も続いている気の置ける仲間達とのたわいもない時間。
こういう関係はとてもいいですね♪

以上、本日も本との出会いに感謝し、編集後記とします。
次回もよろしくお願いします!

 

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■今回紹介した本
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自分でつくるセーフティネット
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佐々木俊尚さん、思考の種になる一冊をありがとうございます\(^0^)/

 

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