【書評:1271冊目】周りを気にせずにあなたの感情とうまくつきあう方法(須藤久美子)

【五感をもっと刺激しよう!】
認定心理士・須藤久美子氏が、周りを気にせずにあなたの感情とうまくつきあう方法を、2週間のメソッドにして紹介する一冊。五感を刺激することで、人づきあいがグーッと楽になる!

■この本の紹介文

最近、人づきあいで疲れることが多い…。
そんな悩みをお持ちではありませんか?

 

本書は、「感じ取る力」の衰えこそが人づきあいに悩む元凶だと指摘し、「感じ取る力」を呼び起こす方法として、五感を刺激する独自メソッドを紹介する一冊。

 

車内の中、街中のカフェ、家の中・・・。
多くの人が、パソコンやスマホの画面を眺めています。

 

これこそが、「感じ取る力」を衰えさせる元凶となる行動だと指摘します。
これらの行動が、移りゆく街並みや四季の変化といった、日々簡単にできる”体感”する機会を奪っているのです。

 

さらに、ネットニュースでその情報を眺めて、”体感”したつもりになるという悪循環も生みます。
これが積み重なることで、「感じ取る力」はますます衰えていきます。

 

すると、周囲のちょっとした変化にも気づけなくなっていきます。
「髪切ったのに気づいてくれない…」
「周りの視線に気づかず、デカい声で電話し続ける…」
といったように。

 

気づけなくなるから、意図しないところで注意されたり怒られたりと失敗する。
結果、「面倒くさい」「疲れる」という人づきあいに関する悪しき感情が生まれてしまうのです。

 

これを防ぐためには、一にも二にも「感じ取る力」を鍛えるしかありません。
そのために必要なことが、『五感を鍛える』ことです。

 

五感を鍛えることで、感じ取る力は鍛えられ、脳の感情回路も豊かになっていく。
すると、人づきあいがラクになり楽しくなることが、おもしろいメソッドとともに理解することができる作りになっています。

 

ちょっとした刺激で、五感を覚醒します。
五感が覚醒すると、人づきあいがウソのようにラクになります。

 

◆五感にもっと刺激を!

■本がわかる!15の要約ポイント

修復の仕方がわからないから、できるだけ関係を壊さないようにうまくやっていきたいと思う。
そう意識すればするほど、人との関わり方に敏感となり、ますます慎重かつ臆病になってしまうのだ。

 

●2種類の敏感
(1)自分を守るための敏感
(2)他人を守るための敏感

 

人から好かれ、人といい関わり方をするためには、ちょっとした周囲の変化に気づくことが大事なのだ。
環境や人の変化に気付くからこそ、その変化に対応できるのだ。

 

人から好かれるのに努力は不要だ。
変化を感じることができればいい。
これが気づかいという形で現れる。
これは誰にでもできる。
本能だからだ。
ただし、能力だから、個人差があるのも事実だ。

 

この差は、五感の感受性から生まれる。
常に多種・多彩・多様な刺激を受けていれば、感受性は高まり、些細な変化にも気づけるようになる。
こうして気づかいのできる人になっていけるのだ。

 

「心=感情」は、脳の奥にある「扁桃体」が司っている。
扁桃体は、感情を生み出し、危険を察知する。
視覚や聴覚など、感覚器から受けた情報や刺激をもとに判断している。

 

人間の日常は「習慣」から作られている。
いつも通りの習慣は、日々の生活を効率的かつ円滑に送るために有効だ。
だが、その刺激が単調で単純なら、感情も行動も単調で単純になってしまう。

 

私たちには「視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚」の5つの感覚器官、すなわち五感がある。
それぞれの感覚器が受け取った情報や刺激が、感情や行動に影響を与える。

 

豊かな感性とは、些細な変化に気づき、繊細かつ大らかで、時には大胆で、正に多種・多彩・多様な感情のあり様のことだ。
五感をまるごと鍛えることは「豊かな感性」を育むためにより効果的なのだ。

 

感覚器は、簡単で、楽しくて、飽きる暇がないほど多彩なことでも、変化を繰り返すだけで変化する。
豊かに育まれた感性は、人づきあいや仕事に変化をもたらせる。
まずはやってみることだ。

 

思考は、脳の前頭前野を中心に、たくさんの神経回路を介して働き、多くの情報を処理することで、より複雑な回路を形成する。
これを「思考回路」という。

 

体験で形成されるのが「感情回路」だ。
情報や刺激を五感が受け取り、扁桃体が喜怒哀楽という感情を生む。
その情報や刺激が多種・多彩・多様であるほど回路は発達し、多彩な感情が広がる。

 

思考回路と感情回路は影響し合う。
積極的・発展的考えになれば、気分も前向きで盛り上がる。
ヤル気が起きず否定的な気分の時はいい考えも浮かばない。
思考回路の発達にも五感が影響するのだ。

 

新しい感情回路を作る時のポイントは「いい気分」でいることだ。
寝起きが悪いと朝から気分が悪い。
「朝の気分」はとても重要だ。
活動意欲や前向きな気分に関係する脳内ホルモンが、ドーパミンだ。

 

良好な人間関係を築くためには「感じ取る力」「気づく力」がとても重要だ。
感じるからこそ気付くし、気づくからこそ互いを思いやる人づきあいができるのだ。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1271-1】朝は気分のアガる曲で目覚める

【1271-2】寝起きは冷蔵庫で冷やした水で顔を洗う

【1271-3】リラックスできる「香り」で部屋を満たす

 

■ひと言まとめ

敏感ではなく、鈍感なのが問題である。

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】周りを気にせずにあなたの感情とうまくつきあう方法
【著者名】須藤久美子著者情報
出版社フォレスト出版
【出版日】2018/7/21
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワードメンタル自己対話思考
【頁 数】231ページ
【目 次】
第1章 なぜ「五感」を刺激するだけで自然と人から好かれるのか
第2章 五感を刺激すれば人から好かれる新しい感情が作られる
第3章 五感を刺激する2週間メソッド
第4章 五感を刺激する2週間メソッド2nd
第5章 感情とうまくつきあえばあなたも自然と好かれる人になる

 

この本が、あなたを変える!

 

須藤久美子さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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