【書評:1684冊目】内臓脂肪が落ちる究極の食事(マーク・ハイマン)

【健康とは食べる物を選ぶことである!】
医学博士/マーク・ハイマン氏が、『内臓脂肪が落ちる究極の食事』と題して、だれもが知りたい食べても太らない方法の答えとなる、高脂質・低糖質の食事法を解説する一冊。

■書籍の紹介文

普段の食事をふり返ってください。
身体が必要とする脂質を、充分に摂取できていますか?

 

本書は、空腹感をもたらし過食することになる因果の流れを説きながら、内臓脂肪を減らす方法として、高脂質・低糖質の食事法を解説する一冊。

 

今までの”常識”では、脂質は悪者でした。
しかし、本書を読み終わる頃には、脂質は悪者ではないことが理解できます。

 

むしろ、身体をつくる上で、そして、内臓脂肪を減らす上で、必要不可欠といえるのです。
このように、研究が進むに連れて、情報はどんどんと更新されていきます。

 

そして、現時点での最先端の研究が導き出した食事法の答え。
それが、高脂質・低糖質の食事です。

 

脂質に対する知識と、身体への影響をわかりやすく学ぶことができます。
土台となる知識を理解した後に、実際に摂取すべき食べ物・飲み物が提示されています。

 

印象的だったのは、炭水化物を摂取すると、より炭水化物を欲するようになるメカニズム。
結果、過食となり、内臓脂肪の増加(肥満)につながるわけです。

 

このメカニズムを理解すると、低糖質が推奨される意味が理解できます。
同様に、脂質の摂取が推奨される意味もきちんと理解できます。

 

わたし達の身体は、食事からできています。
ということは、健康は食べ物を選ぶことなのです。

 

ぜひ、最新研究が導き出した高脂質・低糖質の食事法を学びましょう。
いつまでも健康的な身体でいるために。

 

◆溜まった脂肪は、脂肪で落とせ!

アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事
マーク・ハイマン SBクリエイティブ 2020-6-20
売上ランキング(公開時):742
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■【要約】15個の抜粋ポイント

適切な脂質の摂取を増やせば、体重が減り、認知症、心臓病、糖尿病、がんの予防になり、副次効果として気分、肌、髪の毛、爪の状態が良くなる。

 

低カロリー・低脂質・高炭水化物食を摂ると食欲が増し、高カロリー・高炭水化物の食物を食べたくなる。
炭水化物の多い食べ物を食べると、炭水化物をもっと食べたくてたまらなくなるのだ。

 

EPAとDHAを多量に摂取する集団では肥満、糖尿病、心臓病のリスクが低く、平均的アメリカ人の摂取量の20倍になるまでその効果は増大し続ける。

 

シンプルに結論を言えば、大部分の植物油は避けること。
バター、魚、鶏肉、卵、牛肉をもっと食べること。
そして糖質と炭水化物を口にしないことだ。

 

最大の危険因子として糖尿肥満と並ぶのが炎症である。
では、何が炎症の原因となるのだろうか?
・質の悪い食生活(糖質が多い、精製炭水化物、加工食品、食物繊維が少ないなど)
・座りがちのライフスタイル
・ストレス
・食物アレルギー(グルテンや乳製品など)
・隠れた感染症(歯周病など)
・有害物質(水銀や殺虫剤など)

 

オメガ6脂肪酸は体内の炎症に油を注ぐが、オメガ3脂肪酸には抗炎症作用がある。

 

赤肉には、オメガ3脂肪酸、CLA(共役リノール酸)などのがんを抑制する化合物と、セレン、ビタミンB6やB12、ビタミンDなどの栄養素が含まれていることだ。

 

卵についての大事なヒントをひとつ。
熱した油で加熱しないこと。
脂質が酸化して有害になるかもしれない。
卵はゆでるか半熟にする、あるいは低温で調理しよう。

 

1日にわずか大さじ1〜2杯のエキストラバージンオリーブオイルを摂れば、きわめて大きな抗炎症効果が得られるのである。

 

●低糖質・高脂質食の驚きの効果
・2型糖尿病、糖尿病予備軍の予防・治療に最適
・脳を若く保ち、認知症を予防する
・神経変性疾患、うつ病などの精神障害、注意欠陥障害(ADD)、自閉症などを改善
・脳卒中、脳腫瘍を予防する
・脳の損傷が回復する
・てんかんの治療に効果的
・ALS(筋委縮性側索硬化症)の治療に有効
・片頭痛、関節リウマチ、クローン病などの「自己免疫疾患」を抑制
・運動能力が向上
・肌の乾燥、かゆみ、変色などを改善する
・髪や爪を美しく保つ
・性ホルモンを活性化する
・がん予防

 

習慣を変えて新しいパターンを学習し、生体機能を完全にリセットし、炎症を抑制し、胃腸を回復させ、高脂質食に適応するには、3週間(21日間)が必要である。

 

●「内臓脂肪を食事で燃やす」プログラムの3つのステージ
ステージ1:内臓脂肪を燃やす基礎づくり
ステージ2:「内臓脂肪を落とす食事」実践編
ステージ3:「内臓脂肪がみるみる消える」移行プラン

 

●揃えてほしい基本的な常備食品リスト
・エキストラバージンオリーブオイル
・エキストラバージンココナッツオイル
・海塩
・ナッツ(クルミ、ピーカン、アーモンド、マカダミアナッツ、カシューなど。ピーナッツは含まない)
・種子類(ヘンプ、チア、亜麻、カボチャ、ゴマ)
・無糖のアーモンドまたはヘンプのミルク、あるいは自家製ココナッツミルク
・グラスフェッドバターかギー
・品質の良い紅茶

 

●「内臓脂肪を燃やす」食事実践法ですすめる食べ物
・アボカド
・エキストラバージンオリーブオイル
・ナッツ
・種子類
・エキストラバージンココナッツオイル
・有機全卵
・サバ、サケなど脂肪の多い魚
・牧草飼育の子羊肉
・牧草飼育の牛肉
・有機飼育による鶏肉

 

体重、ウエストサイズ(へそ周り)、腰回り(一番太い部分)、血圧、空腹時血糖値を記録し、プランを始めたときの測定値と比較しよう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1684-1】低糖質、高脂質食を心がける

【1684-2】バター、魚、鶏肉、卵、牛肉の摂取量を増やす

【1684-3】1日大さじ1〜2杯のエキストラバージンオリーブオイルを摂取する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事
【著者名】マーク・ハイマン
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2020/6/20
オススメ度★★★☆☆
こんな時に健康的な人生を送りたいときに
キーワード食生活ダイエット術子育て
【頁 数】384ページ
【目 次】
第1章 脂質は摂っても太らない
第2章 脂質の大誤解を解く
第3章 最新医学が導き出した、好きなだけ食べても太らない方法
第4章 内臓脂肪を劇的に減らす最高の脂質
第5章 糖質が肥満・病気をつくる
第6章 最新エビデンスが証明した 内臓脂肪を解消する油
第7章 肉を食べて、内臓脂肪を落とす
第8章 医者が教える太らない食べ物の正解
第9章 脂質がもたらす驚きの健康効果
第10章 一生肥満にならない食べ方
第11章 ステージ1:内臓脂肪を燃やす基礎づくり
第12章 ステージ2:「内臓脂肪を落とす食事」実践編
第13章 ステージ3:「内臓脂肪がみるみる消える」移行プラン

 

この本が、あなたを変える!

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マーク・ハイマンさん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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