【書評:1653冊目】言葉を減らせば文章は分かりやすくなる(山口謠司)

【短く伝わる文章は2つのポイントで叶う!】
大東文化大学准教授・山口謠司氏が、『言葉を減らせば文章は分かりやすくなる』と題して、余計な言葉を減らすことの大切さを説きながら、短く伝わる文章術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

自分の文章能力。
1(低)〜10(高)で点数をつけると、何点になりますか?

 

本書は、2つのポイントを押さえることで「短く伝わる文章」は書けると提起し、あなたの文章能力を引き出すための厳選した技を解説する一冊。

 

押さえるべき”2つのポイント”とは、つぎのとおり。
(1)型に従って、要点がわかるように書く
(2)余計な文字を減らすことで、要点を目立たせる

 

”2つのポイント”を押さえるためにやるべきこと。
これが端的にまとめられた一冊です。

 

話し言葉であれば伝わることも、書き言葉だと伝わらないことがあります。
つまり、伝えたい言葉を、書き言葉に整えてあげる必要があるのです。

 

この整える感覚を養うのに、とてもわかりやすい内容で解説されています。
そのため、文章を書くことが苦手な人でも、取り組みやすくなっています。

 

社会人にとって、文章力は基本であり、能力を高いレベルに伸ばしても損はありません。
わかりやすく、やるべきことが明確な本書を活用して文章力を高めましょう!

 

◆文章は、わかりやすく、短く書く。

言葉を減らせば文章は分かりやすくなる
山口謠司 ワニブックス 2020-3-27
売上ランキング(公開時):12,849
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■【要約】15個の抜粋ポイント

文章を書く前に、頭の中の考えを整理する。
これを怠らない人が、短く伝わる文章を書くことができるのです。

 

思考の整理に最適なのが、2つの軸を立てて考えを明確にすることです。
軸の内容は人それぞれです。
2つの軸が交差する所にあるのが、あなたが伝えたいことになります。

 

文章が長くなってしまう大きな原因も、型に当てはめずに書いてしまうからです。
なんとなく思ったことを書きつづってしまうと、締まりのない文章になり、ダラダラとした印象を与えてしまいます。

 

ひとつの要素しか入れずに、ひとつの文章を書く。
これを意識することで、文章は短くなるのです。
そして、それがわかりやすさにもつながります。

 

文章を書くときには、伝えたいことから書く。
「結論を述べる文章」→「結論を説明する、補う文章」という流れが理想的です。

 

文章の中でカットしてもかまわないのが、重複表現です。
たとえば、「まだ未定です」「隔週おきに」「まず最初に」といった、同じ意味の言葉を重ねてしまう表現はやめましょう。

 

私が原稿を書くときに時々やっている方法があります。
(1)まず文章を書きたいだけ書く。
(2)句点を基に改行する。
(3)文章を読み直す。
(4)前後の文章でつながりがなかったり、内容が同じ文章があったら削除する。
この流れを行なうことで、文章を削っていくことができます。

 

長すぎる文章は、句点で切る。
読点が多すぎるときは、消去する。
こうすることで、文章は短くできます。
しかも、読みやすくもなるのです。

 

察してほしい、という思いで書く文章は、長くなりがちです。

 

文章は肯定文が基本です。
ネガティブよりポジティブな文章のほうが、相手に与える印象が良いというメリットもあります。

 

語彙力は、学べば誰でもつけていくことができます。

 

類語辞典を見るクセをつけておくと、使いこなせる語彙はみるみる増えていきます。

 

本の内容をまとめてみることで、要約力は身につきます。
読みっぱなしにせず、内容を自分なりに整理してみてください。
では、どういう読書をすればいいのでしょうか。
私が要約力をつけるためにやっていたのが、1章を40文字にまとめることです。

 

コツは、2ページに1個、重要だと感じた文章に線を引くことです。
その部分には、キーワードがある可能性が高い。
1章を読み終わったら、線を引いた文章だけを読み返してみてください。
すると、要約文をつくりやすくなります。

 

文章は、わかりやすく、短く書く。
その短さの中に味わいを持たせる。
このことを大事にして、ぜひ、文章力を鍛えてください。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1653-1】2つの軸を立てて考えを明確にする

【1653-2】肯定文を基本に文章を書く

【1653-3】類語辞典を活用して、語彙力を増やす

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】言葉を減らせば文章は分かりやすくなる
【著者名】山口謠司著者情報
出版社ワニブックス
【出版日】2020/3/27
オススメ度★★★☆☆
こんな時に書く力を身につけたいときに
キーワード文章力ことばのチカラ伝える
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 「何を書くか」決まらないから長くなる
第2章 型を知れば、文章は短くできる
第3章 ムダな言葉を削るコツ
第4章 表現を変えて短くする
第5章 語彙力をつけて「意味の文章化」をなくす
第6章 要約力が短文づくりを楽にする

 

この本が、あなたを変える!

言葉を減らせば文章は分かりやすくなる
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山口謠司さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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