【書評:1546冊目】自分イノベーション(塚本亮)

【変化に適応した者だけが生き残る!】
ジーエルアカデミア代表・塚本亮氏が、『自分イノベーション』と題して、自分が変化に適応できるか診断しながら、変化を恐れず、タフに生きていく思考と行動を指南する一冊。

■書籍の紹介文

何か新しいことをはじめる。
あなたにとって、ハードルが高いことですか?

 

本書は、時代は常に変化するものであることを再認識しながら、変化を恐れず、変化に適応しながら自分らしい生き方を構築する思考と行動を指南する一冊。

 

進化論のダーウィンはいいます。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である』と。

 

自分の肉体も含めて、常に目の前の世界は変化し続けています。
次の瞬間には、まったく別の世界を生きているのです。

 

「昨日と変わりないさ」「変化のない日常生活さ」
そんな風におもっているとしたら、変化を感じる力が著しく劣っているといえます。

 

つまり、変化に適応するという根本的な生存能力が低下しているのです。
こういわれると、「変化は苦手だな」などと軽々しく口にできないとおもいます。

 

本書では、まずあなたの現在の状態をチェックする自己診断テストからはじまります。
そのうえで、”変化できる者”になるために力を発揮する40個の思考と行動を示します。

 

診断テストの結果の悪い部分から、該当する箇所を矯正していきましょう。
既成概念や常識を捨て去り、柔軟性に富んだ新しい自分に変えていくのです。

 

変化に適応した者だけが生き残っていく。
自分の適応力に、自信をもっていますか?

 

◆変化に適応し、タフに生きる!

自分イノベーション
塚本亮 幻冬舎 2019-10-10
売上ランキング(公開時):11,304
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■【要約】15個の抜粋ポイント

出会いは、2回目のチャンスをいかに創出するかがキモなのです。

 

週に1回で構いません。
”わかったつもり”になるくらいでもいいので、海外のニュースサイトを眺めてみてください。

 

生き方が多様化していっていますから、これまでのようなハイコンテクスト社会は薄れていき、ローコンテクスト社会に突入していきます。
「ローコンテクスト」とは、人同士が交流する際に前提となる共通の文化や価値観が少なく、言語に多く依存してコミュニケーションが行われることをいいます。

 

読書は知恵や情報を授けてくれるだけでなく、考える力、イメージする力を鍛えるチャンスをくれるのです。

 

まずあなたがすべきことは、仕事以外の時間を楽しむ「自分の顔」を持つこと。

 

デジタル化されない仕事とはどんな職種でしょうか。
私が考える4条件が次のようなものです。
①無から何かを生み出す仕事
②重要なジャッジをしなくてはいけない仕事
③複数の業務が複合している仕事
④人間同士のコミュニケーションによって成り立つ仕事

 

仕事でお金をもらうのは、人に価値を提供した結果です。
たくさん仕事をしたらお金がもらえるわけではありません。
量より質です。

 

「今の仕事は自分にとって最良の選択だろうか?」
と自分に問う習慣をつけてください。
答えがNOならば、新しい選択肢を考えるタイミングかもしれません。
そもそも10年以内にほとんどの仕事がなくなるといわれる世の中です。
自分はこれしかできない、という一つの仕事や技術に一生を捧げるなんて、リスクでしかありません。

 

今後、私たちが経験していくことの多くは、私たちのこれまでの体験を超えるものばかりです。
それを理解するには、試してみるしかないのです。

 

共感を集められるということは社会から必要とされることと同義ですから、社会に求められる人の条件といっても過言ではないのです。
貯金思考ではなく、調達思考に切り替えましょう。
どうすれば調達できるかを考えることは、どうすれば自分の思いと社会をつないでいくかを考えることにもなるのです。

 

自分の人生を謳歌する唯一の方法は、自分で選択をするということでしかないのです。

 

お金は稼ぎ方よりも使い方に意識をおきましょう。
モノではなく、あなたが共感できることにお金を使いましょう。
共感にお金を使うことで、お金が信用を連れてきてくれるようになります。

 

異質を受け入れ、異質と交わることは、自身の価値観を確認したり成長したりすることにもなり、これまでにないほど重要なスキルとなっていきます。

 

何よりも大切なのは「これからの自分」よりも「目の前の自分」です。
時代の変化が早いからこそ、今を楽しまないといけません。

 

世界は本質主義に向かっています。
必要のないものをどんどん削ぎ落として、本当に重要なものだけを残していくのです。
無駄を削ぎ落とし、本質にこだわるというものでしょう。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1546-1】海外のニュースサイトを閲覧する習慣をつける

【1546-2】自分で選択する回数を増やす

【1546-3】共感することにお金を使う

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】自分イノベーション
【著者名】塚本亮著者情報
出版社幻冬舎
【出版日】2019/10/10
オススメ度★★★☆☆
こんな時に自分を変えたいと思ったときに
キーワード生き方自己対話マインド
【頁 数】190ページ
【目 次】
第1章 生活から本質を変える14か条
第2章 ビジネスシーンから本質を変える12か条
第3章 人生を考えることで本質を変える14か条

 

この本が、あなたを変える!

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塚本亮さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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