【書評:1363冊目】こころが片づく「書く」習慣(古川武士)

【書くことで、思考は現実化する!】
習慣化コンサルタント・古川武士氏が、心の中のザワつきやモヤモヤは書くことで解消できるとし、『こころが片づく「書く」習慣』と題して、18のワークシートを指南する一冊。

■この本の紹介文

こころが落ち着かないとき。

あなたは、どうやって解消していますか?

 

本書は、心の混乱状態は「書く」ことで俯瞰でき、冷静に対応できるようになると提起し、心の状態に合わせた18の「書く」習慣シートを指南する一冊。

 

心の中にある限り、わたし達はそれを認められません。

書くことで、はじめて現実化し、その存在を認められるのです。

 

存在を認めることさえできれば、対処の仕方を考えることができます。

ネガティブであれば取り除き、ポジティブであればさらに伸ばすことが。

 

だからこそ、心の中に違和感や不快感などがあれば、書き出してみるのです。

認識することで落ち着くことができ、冷静に対処する準備に入れるからです。

 

しかし、書き起こすまで実態を認識できないものを書き出せ、というのはハードルが高いです。

このハードルを下げるために、フォーマットを提供してくれるのが本書です。

 

不安や焦りをスッキリしたければ、このシートを。

落ち込んだ気持ちを断ち切りたければ、このシートを。

幸せ体質になりたければ、このシートを。

 

このように、イメージしやすいタイプ別に18のシートを提供しています。

あとは、状況に合わせて、18のシートから必要なシートを出してきて「書く」だけです。

 

心の中にある限り、わたし達はそれを認められません。

「書く」こと、そこからアプローチははじまっていくのです。

 

◆あなたは、「書く」ことができる。

こころが片づく「書く」習慣
古川武士 日本実業出版社 2018-10-20
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■本がわかる!15の要約ポイント

書くことで、過去の失敗から学びと対策が抽出され、後悔や自己嫌悪から解放されます。

また、不安という漠然とした感情を整理して、今日やるべきこと、明日に回すことを明確に決めれば、明日のことは翌朝心配すればいいと割り切ることができます。

 

●「書く習慣」の3つの特徴
特徴①:自分一人でできる
特徴②:簡単に取り組める
特徴③:多様な感情・問題を扱える

 

ポイントは、「具体化」です。

曖昧なことを細かく分けて考え、具体化して明確にしていけば不安・恐怖・焦りは消えていきます。

 

●書くシート③:感情日記
<書き方ガイド>
①毎日1つ、感情を揺さぶった「出来事」を書く
②「心のつぶやき」を書く
③「感情の種類」と「度合い」を書く

 

自己嫌悪は挑戦する勇気を奪ってしまいます。

逆に言えば、自己嫌悪とうまく付き合うことができれば、挑戦する勇気が湧きやすくなるのです。

 

●書くシート⑤:振り返りGPS
<書き方ガイド>
①Good:よかったことを書く
②Problem:できなかったことを書く
③Solution:振り返りを踏まえて次回どういう行動を取るか書く

 

●書くシート⑦:バイロン・ケイティワーク
<書き方ガイド>
①ビリーフを設定する
②ビリーフに対して4つの質問を投げかける
 Q1:それは本当でしょうか?
 Q2:その考えが本当であると、絶対に言い切れますか?
 Q3:そう考えるとき、あなたはどのように反応しますか?何が起きますか?
 Q4:その考えがなければ、あなたはどうなりますか?
③ビリーフを3つの形に置き換える
 <置き換え①>内容を反対に置き換える
 <置き換え②>主語を置き換える
 <置き換え③>自分自身に置き換える

 

●書くシート⑧:アサーティブDESC法
<書き方ガイド>
①4つの観点に対して要素を書く
 ・事実(Describe)
 ・気持ち(Express)
 ・提案(Suggest)
 ・結果(Consequence)
②セリフにして伝え方を工夫する

 

次の5つの視点で行動プランを具体化すると、行動のイメージが明確になり、実行に移しやすくなります。
①ピンポイント行動を決める
②行動タイミングを決める
③定量化・数値化する
④行なう場所を決める
⑤誰かと約束する

 

複雑に見える作業も、具体化して15分単位の小さなタスクに分解していけば、1つひとつのタスクは大してストレスを感じないため手をつけやすくなるのです。

 

●書くシート⑫:理想のスケジュール
<書き方ガイド>
①理想のスケジュールを書く
②現実のスケジュールを書く
③ギャップと「センターピン」を見つける
④段階的に理想に近づける

 

空き時間と残りのタスクを考えたとき、必然的に今日やれることの限度が明確になり、投入する時間に見切りをつけることができます。

 

●書くシート⑯:わくわく行動リスト
<書き方ガイド>
①次の1か月間やってみたいことをリストアップしてみる
②リストアップした行動のイメージイラストを描く
③いつやるかを決め、日付を書く

 

●書くシート⑰:感謝日記
<書き方ガイド>
①「出来事」の欄に毎日感謝できたことを3つ書く
②「感謝」の欄に、感謝の言葉を書く

 

「書く習慣」18のワークシートを紹介してきましたが、すべて取り組む必要はありません。

あなたの感情や陥っている状況に合わせて使い分けてください。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1363-1】「書くシート③:感情日記」を実践する

【1363-2】『新しい自分に目覚める4つの質問』を読む

【1363-3】「書くシート⑫:理想のスケジュール」を実践する

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】こころが片づく「書く」習慣
【著者名】古川武士著者情報
出版社日本実業出版社
【出版日】2018/10/20
オススメ度★★★★☆
こんな時に心の平穏や導きがほしいときに
キーワードメンタル自己対話自分事
【頁 数】192ページ
【目 次】
第1章 なぜ、書くだけで心が片づくのか?
第2章 不安と焦りを手放したい
第3章 自己嫌悪から解放されたい
第4章 イライラを鎮めたい
第5章 「考えすぎて動けない」をなくしたい
第6章 怠惰な生活から脱け出したい
第7章 わくわくする毎日をつくり出す

 

この本が、あなたを変える!

こころが片づく「書く」習慣
古川武士 日本実業出版社 2018-10-20
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古川武士さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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