【書評:106冊目】レバレッジ・マネジメント(本田直之)

【考え続け、変化し続けるのが経営者!】
実業家・本田直之氏が、『レバレッジ・マネジメント』と題して、経営がうまくいくかは「経営者の思考」にかかっていると指摘しながら、知っておくべき力点を指南する一冊。

■書籍の紹介文

経営者視点。
どれだけ持ちながら、仕事をしていますか?

 

本書は、「経営者の思考」こそ成功には欠かせない要素だと提起し、理解しておくべき経営戦略の力点を指南する一冊。

 

経営者は、会社の舵取りをするのが仕事です。
会社をどの方向に進めるかを、常に考えなくてはいけません。

 

考える時間が確保できていないと、その経営者の会社には問題が必ず起きます。
それほど、経営者にとって「考える」ことは大切なのです。

 

とは言え、日々の業務に追われると考える時間は削られてしまいます。
「考える時間」と「業務の時間」の狭間で苦悩するのが経営者の宿命といえるでしょう。

 

では、どうすれば考える時間を最大化できるのか。
その答えとして、レバレッジを使って時間を最大確保することを唱えるのが本書です。

 

あらゆるところでレバレッジを効かせて、時間を少しでも多く確保する。
これができると、舵取りのための考える時間がどんどん増えていきます。

 

ただ、日々の業務を丸投げしたりすればいいわけではありません。
経営者として、きちんと力点を見極めてレバレッジをかける必要があります。

 

この勘所を磨くのに、本書の教えは役立ちます。
実践していくうちに、経営者としてあるべき姿が磨かれていきます。

 

経営者の視点は、もはや誰もが持っておくべき時代です。
本書で「経営者の思考」を磨きましょう!

 

◆考える時間を増やせ!

レバレッジ・マネジメント
本田直之 東洋経済新報社 2009-1-16
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■【要約】15個の抜粋ポイント

企業には、大別すると大きく二種類しかない。
経営がうまくいっている会社と、そうでない会社の2種類だ。
それはベンチャー企業だろうと、大企業だろうと関係ない。

 

思考を変えて、本当の成果を追求することだ。
そうすれば「めざすべき方向はどこか?」「そこに至るにはどんな戦略を用意すればいいか?」などを考え、確信を持って意思決定できるようになる。

 

経営にレバレッジをかけたいなら、まず「経営者の思考」にレバレッジをかけることだ。
経営者の思考こそ、会社の源泉であり、人、お金、業績、すべての鍵を握っているからだ。

 

●考える経営者に必要な7つの基本スキル
(1)時間
(2)内部要因思考
(3)素直さ
(4)無意識化
(5)劣後優位
(6)時代のうねりを見る
(7)再現性

 

余裕は、時間や労力を投資しない限り生まれない。
そして現在のような非連続の時代は、時間が何より貴重な資産だ。
だから、その時間を「考え、意思決定すること」に投資することが重要なのだ。

 

時間投資の次は、マインドセットのチェックだ。
マインドセットとは、刷り込まれた思い込みのことだ。
これは、考え方を変える際に障壁となる。
だから、取り除く必要がある。

 

戦略のレバレッジにおいて最も大切なのは、「経営者の舵取り」だ。
これは、営業や顧客サービス、PRなど細かいものを意味しない。
ここでいう舵取りとは、会社という船全体の航路を定めることだ。

 

舵取りの第1戦略は、会社の方向性を決めること
舵取りの第2戦略は、方向性を決めるのに不可欠なのが、会社の定義づけること
舵取りの第3戦略は、事業をフォーカスすること
舵取りの第4戦略は、方策を多数用意すること
舵取りの第5戦略は、事業やビジネスモデルを決める際に、売上の柱を「積上げ継続型」のものにすること

 

営業に関しても、経営者の仕事がある。
売り込まなくても売れる仕組みを作ることが、その仕事だ。

 

●業務の仕組み化で押さえるべき2原則
(1)仕組み化したほうがよいものはどんどん行い、必要ないものはしないということ
(2)長期的視点で業務を見るということ

 

経営者は、いかに優秀な社員に恵まれても、そこに頼ってはだめだ。
個々の能力に頼りすぎるとレバレッジが効かなくなるからだ。
だから、社員が成果を出せる仕組み・場を作るのだ。

 

そのために必要になのが共通言語だ。
「これは何を指しているのか」という理解が、全社員共通のものでなければならない。
そのために、事前に社員に本を読んでもらい共通言語を持った上でアイディアを出しあうレバレッジ・ミーティングを行うとよい。

 

景気は、よいときも悪いときもある。
不景気のときに役立つのが、いつでも効果を発揮する「武器」だ。
経営者は、好景気のときに成果が上がる仕組みを作っておき、社員に持たせておくのだ。

 

武器とは、具体的には手離れのよい商品やサービスなどだ。
より根本的には、会社の事業をフォーカスし、向かうべき方向を明確にすることも武器と言える。

 

組織のレバレッジでは、報酬・インセンティブをどう出すかも大切だ。
金額の大きさよりも、臨時ボーナスなど、小さくても記憶に残るものにすることにこそ意義がある。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【106-1】目指すべき方向を常に意識する

【106-2】考えるための時間を最大化する

【106-3】共通理解が得られる言語をつくる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】レバレッジ・マネジメント
【著者名】本田直之著者情報
出版社東洋経済新報社
【出版日】2009/1/16
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日のリーダー力を磨きたいときに
キーワードリーダー組織改革思考
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 経営者のレバレッジ
第2章 戦略のレバレッジ
第3章 営業のレバレッジ
第4章 ブランドのレバレッジ
第5章 仕組み化のレバレッジ
第6章 組織のレバレッジ

 

この本が、あなたを変える!

レバレッジ・マネジメント
本田直之 東洋経済新報社 2009-1-16
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本田直之さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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