【高生産性時代のサバイバル術】
社会派ブロガー・ちきりん氏が、世界中で進行している「高生産性」の潮流を紹介する。
仕事よりも自分優先で生きる方法を提示し、
第一歩として自分の時間を取り戻そうと呼びかける!
「1日の時間がもっと欲しい」
もし、あなたがこのように思っているのならこの本は必読。
本書は、いま世界中のあらゆる階層で進んでいる「高生産性」という潮流を紹介し、その新しい流れの中で、あなたがどうやって生き抜いていくべきかを提言する一冊。
生産性とは
「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたいもの=成果」の比率のこと。
日本人は、「成果を得るために時間を投資しなければいけない」という考え方に凝り固まっていると指摘。
この考えから脱却しない限り、「高生産性」の時代を生き抜くことはできないと危機感を投げかける。
ではどうすれば、止まることがない「高生産性」時代の流れを生き抜いていけるのか。
この本では、まず第一歩として「自分の時間を取り戻す」ことを提起する。
果たして、「自分の時間を取り戻す」には、どう考え、どう行動していけばいいのか。
あなたの思考を刺激しながら、あなたに説いていく。
「高生産性」の時代。
頭を使った人間から、笑顔になれる。
◆今日1日何に時間を使いましたか?
なぜ働く時間に見合った成果が上げられないのか?
それは考えるのを止め、無思考モードになって目の前の作業に没頭してしまうからです。
今後、私たちの暮らす社会では、これまでに経験したことがないほど速いスピードで、しかもあらゆる場面でこの高生産性シフトが進みます。
高生産性社会へのシフトとは、「社会全体が、生産性が高まる方向にどんどん動いていく」という意味です。
つまり、これから世の中に存在するあらゆる資源は、今までよりはるかに高いレベルで有効活用されるようになるのです。
大事なことは日々生産性を意識し、仕事や生活の生産性を高める方法をトライアンドエラーで身につけていくことです。
生活にゆとりを取り戻したい人ほど、まずは生産性を上げることが必要となります。
自分のやりたいことに使える時間をきちんと確保したい、ゆったりと休める時間をもっと長く確保したいーーーそう思うなら、しっかりと継続的に生産性を上げていけるように常に心がけましょう。
「これを手に入れるための、もっとも生産性の高い方法はなんだろう?」と常日頃から意識的に考える癖をつければ、限られた時間やお金、そしてエネルギーを最大限に有効活用でき、欲しいモノを手っ取り早く手に入れられるようになるのです。
「労働市場での評価を上げること」を意識しながら働くと、生産性を上げることが自分にとって必須の、かつ重要な課題になります。
なぜなら労働市場で評価されるのは、まさに生産性の高い人だからです。
時間を大切にするためにもっとも気をつけるべきことは、自分の時間を簡単に売らないことです。
月1万円の家賃上乗せで通勤時間を30分短縮できるなら、月に20時間の余裕時間が手に入ります。
これは1万円で20時間という時間を購入するのと同じ行為です。
もし、アマゾンで「20時間分の時間」が1万円で売られていたら、思わず買いたくなったりしませんか?
私たちが大事にすべきなのは、過去ではなく未来です。
今の時点で保有している希少資源をなにに投資するのがもっとも生産性が高いのか=自分が欲しいモノが手に入りやすいのか。
そういう視点で考えてこそ、過去に縛られない生き方ができるのです。
【生産性】
=【得られた成果/投入した希少資源】
=【アウトプット/インプット】
生産性を上げるためにはインプットを減らせばよいのです。
具体的には、労働時間を減らす、家事や育児に使う時間を減らす、学生なら勉強時間を減らすことが、生産性を上げるのに役立つのです。
●無駄な時間を減らすための具体的な方法
その1)「すべてをやる必要はない!」と自分に断言する
その2)まず「やめる」
その3)「最後まで頑張る場所」は厳選する
その4)時間の家計簿をつける
ひとつひとつは小さな時間でも積み重ねれば巨大な差になります。
生産性を高めようとしない人は、積極的にそうしようとする人に比べ、自分が本当にやりたいと思うことに使える時間やお金が確保しにくくなるのです。
生産性の高い生活とは、けっしてドタバタと忙しい、ギスギスした生活ではありません。
それは自分の人生の希少資源を、自分自身が本当に手に入れたいもののために最大限有効に活用する、自分の人生を取り戻すための方法論です。
【873-1】「自分が欲しいものを得るのに最も生産性が高い方法は?」を常に自問する
【873-2】時間簿をつける
【873-3】仕事以外の時間も手帳で管理する
時間を極限まで自分のために。
【書籍名】自分の時間を取り戻そう
【著者名】ちきりん / 著者サイト
【出版社】ダイヤモンド社
【出版日】2016/11/26
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】自分を見つめ直したいときに
【キーワード】最高の自分、生き方、働き方
【頁 数】264ページ
【目 次】
序章:「忙しすぎる」人たち
1章:高生産性シフトの衝撃
2章:よくある誤解
3章:どんな仕事がなくなるの!?
4章:希少資源に敏感になろう
5章:欲しいモノを明確にしよう
6章:まずは働く時間を減らそう
7章:全部やる必要はありません
8章:高生産性社会に生きる意味
終章:それぞれの新しい人生
気になったら、今すぐお手元に!
ちきりんさん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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2016年 12月 28日
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