【シェア読書:911冊目】「欲」をコントロールする方法(西多昌規)

【「欲」の正体を知る!】
精神科医・西多昌規氏が、次々と生まれる欲望とどう向き合えばいいか、医学的観点に基づき紹介する。ストレスや不安に負けず、「欲」をコントロールする方法を身につけば、人生が変わる。

■この本の紹介文

「欲望」
いま、あなたの中にはどんな「欲」がありますか?

 

本書は、ときに人を導き、ときに人を滅ぼす、そんな「欲望」とどのようにつき合っていくべきなのか、医学的根拠に基づき提示する一冊。

 

キリスト教には「7つの大罪」があります。
【暴食】【色欲】【強欲】【憤怒】【怠惰】【傲慢】【嫉妬】です。

 

この7つの大罪を、人間に起こさせるのが『欲望』です。
つまり、『欲望』とうまくつき合わないと、人は『罪』を犯すのです。

 

『欲望』をなくすことは絶対にできません。
なぜなら、『欲望』は人間を成長させる原動力にもなるようにインプットされているからです。

 

ポジティブな面とネガティブな面を併せ持つ『欲望』という存在
ならば、うまくつき合っていくしかありませんよね?

 

そんなつきあい方を、シンプルに実践ポイントを明確にまとめあげています。
『欲望』はコントロールできるのです

 

「欲」のバランス感覚を磨こう。

■本がわかる!15の要約ポイント

うつ病は英語で、「depression」です。
「depression」は、社会学や経済学では「不況」と訳されます。
不況もうつも同じ英語なのは、示唆に富んでいます。

 

恐怖や不安は、人間だけでなく、動物にも共通して見られる感情です。
この、人間にも動物にも共通して見られる感情を、一次的感情と呼びます。
一次的感情には、恐怖や怒り、驚き、喜びなどが含まれます。
動物にも共通して見られる理由は、生存に必要不可欠な感情だからです。

 

一次的感情に対して、動物にはない人間らしい複雑な感情を、二次的感情と呼びます。
二次的感情には、多彩な心の動きが入ります。
希望や共感などポジティブなものもあれば、屈辱感や罪悪感などのネガティブなものも含まれます。

 

人間がなぜなかなか心が晴れないかというと、ネガティブな二次的感情を持っているからといえます。
虚飾、見栄っぱり、嫉妬、僻み、怨恨……。
顔は笑っていても、他人には負けたくない。
「他人の不幸は蜜の味」ではないですが、人間の感情は、恐怖や快楽のような単純なものばかりではありません。
これらの二次的感情の根底には、「怒り」が潜んでいます。

 

哲学者たちは、不幸に関しては似たような意見を述べています。
不幸な人が不幸である最大の原因は、自分の不幸を繰り返し繰り返し悲しんでいるからだと言うのです。

 

所属先も地位も書かない、自分の名前だけの名刺を作って、趣味の集まりなど仕事以外の場で交換する機会を持つというのは、地位にしがみつきたいという欲から逃れるための、具体的な方法の一つです。

 

等身大で自立する、実力を身につける、出しゃばりすぎない、異性とのつき合いはスマートに、過去の実績を自慢しない、などでしょうか。
これだけ実践するだけでも、自然に立ち居ふるまいが好感の持てるものとなってくると思いますよ。

 

月並みな格言ですが、「空腹は最大の調味料」です。
空腹を満たして活動して、また空腹を迎える。
満足ばかりしていて不満がないようでは、「心が晴れる生き方」とは言えないかもしれません。

 

完全ではなく、2割程度からでかまいません。
ウォーキング、机や部屋の片付けなど、なにかするべきことはあるはずです。
気持ちを晴らすためには、行動が大きなウェイトを占めていると言っても言いすぎではありません。

 

コミュニケーションでイライラしたときは、相手には期待せず、自分が落ち着くしかないとあきらめることは、有用な感情コントロールテクニックの一つです。

 

過積載のトラックが事故を起こしやすいのと同じで、仕事、ストレスの過積載は心身の病気のもととなり得ます。
緩急をつける、いわゆる「サボる」テクニックは、今後の衰退社会を生きていくうえでは、とても重要です。

 

飲酒運転や無断欠勤など、自分の信用に関わる致命的なルール違反は御法度ですが、計画的な「おきて破り」ならば、文句は言われません。
計画的に有休を取るなど、ずる賢さを身につけることができれば、言うことはありません。

 

遠すぎるゴールに苦しんでいるとき、「高望みかな」と思ったときは、目標を少し下げて実現可能な期待を持ってから、「ダメもと」で突破してみてはいかがでしょうか。
「ダメもと」は、前向きなスッキリ感をわたしたちに与えてくれるマジックワードです。

 

感謝は、多少の打算の雑味も帳消しにしてくれる魔法のようなものです。
威張らず、感謝するという基本姿勢が、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」には込められていると思うのです。

 

「社会脳」というくらい、脳と社会との関連には強いものがあります。
社会の停滞・閉塞感は、人間の精神、つまり脳に対するストレスとも言えます。
このストレスとうまくつき合う、はね返すことが、閉塞状況を打ち破るヒントになり得ます。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【911-1】自分の名前だけの名刺を作成する

【911-2】『コミュニケーションでイライラしたら、自分が落ち着く』と決める

【911-3】『「ダメもと」な気持ちで、行動を起こす』と決める

 

■ひと言まとめ

「欲」を律すれば、人生を律する!

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】「欲」をコントロールする方法
【著者名】西多昌規
出版社文響社
【出版日】2017/2/1
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】自分を見つめ直したいときに
【キーワード】メンタル自己対話心理学
【頁 数】224ページ
【目 次】
第1章 心が晴れない人は不幸か
第2章 強欲
第3章 色欲
第4章 暴食
第5章 憂鬱
第6章 憤怒
第7章 怠惰
第8章 虚飾
第9章 傲慢

 

気になったら、今すぐお手元に!

 

西多昌規さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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