【シェア読書:735冊目】読書は格闘技(瀧本哲史)

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【読書は格闘技という視点】京大客員准教授・瀧本哲史氏が、本を通じ自らの考えを進化させることが読書の真髄と説く。自分の必要なテーマに対して異なる主張をする良書を読み、格闘技のように考えを戦わせよう!

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書籍情報
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【書籍名】読書は格闘技
【著者名】瀧本哲史
【出版社】集英社
【出版日】2016/4/26
オススメ度★★★★★
【こんな時に】読む力を身につけたいときに
【キーワード】読書術教養思考
【頁 数】160ページ
【目 次】
Round0 イントロダクション
Round1 心をつかむ
Round2 組織論
Round3 グローバリゼーション
Round4 時間管理術
Round5 どこに住むか
Round6 才能
Round7 大勢の考えを変える(マーケティング)
Round8 未来
Round9 正義
Round10 教養小説
Round11 国語教育の文学
Round12 児童文学

 

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1分間紹介文
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あなたは、本に対して自分の考えをぶつけていますか?

 

著者は、瀧本哲史さん。
京都大学産官学連携本部イノベーション・マネジメント・サイエンス研究部門客員准教授。
マッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルティング業に従事したのち独立。著書に『武器としての決断思考』『僕は君たちに武器を配りたい』『武器としての交渉思考』『君に友だちはいらない』『戦略がすべて』など。

 

本書は、「読書は格闘技」であるという視点から、自らの考えを進化させることこそが読書の真の価値であると説く一冊。格闘技をつづけてきた著者が、実践的な力が身につく読書術と推奨ブックリストを収録

 

Round0〜Round12まで、今を生き抜くために知っておくべきテーマについて、立場の異なる「良書」を読み、考えを戦わせることでしか、自らの考えを新しく形成していくことはできない。

 

考えに触れただけでわかった気になっている傍観者になることは許されない。本の考えと議論を戦わせて格闘することでしか、あなたは成長しないのだ。

 

固いイメージを持たれるかもしれないが、スラスラと読める。
読書のレベルを引き上げてくれる優れた良書。ぜひ読んでほしい。

 

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押さえておきたい15のポイント
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(『人を動かす』『韓非子』など)事例があまりに現代的ではないので、読者は一旦自分の文脈に置き換えて、抽象化してから理解しようとすることで、より理解を深めることができるのである。

 

本と格闘するときには、その本を最悪の形で理解して批判するのではなく、一番良い意義を持つよう善意に解釈した上で読むべきだと思う。

 

古典を理解するには、その書がどのような人物によって、どのような文脈で書かれたかを理解することが重要である。

 

成功には偶然の要素もあり、その要因は本人にもわからないことが多いのに対して、失敗は再現性がある。当人が高い授業料を払って学んだもので、そこから得るものは多い。もちろん、自分で高い授業料を払って学ぶのも一つの手ではあるが、時間もお金も有限なのだから、授業料は他人持ちにして、他人が失敗から得たものを学ぶ方が、コストが少なくて良いと思う。

 

古典はその時代性、地域性を超えた普遍性を抽出することによって、逆に今、この場所で使える武器に作り替えることができるのである。

 

本当に仕事の効率を上げる方法は、やること自体を根本的に組み替え、努力を必要としない仕組みをつくることによって桁違いの結果を得ること

 

人生においては、重要な意思決定が必要な場面が幾つかある。どんな学校を選ぶのか、どんな友だちを選ぶのか、どんな職業を選ぶのか、どんな配偶者を選ぶのか等々だ。しかし、こうした意思決定にする自然と影響を与えてしまう、もっと基礎的な意思決定がある。それは何かと言えば、「どこに住むか」、すなわり自分の居場所をどこにするかということである。

 

人は環境が要求する分だけ発達する

 

消費者の持っているイメージを変えるのではなく、今すでに心の中にあるイメージと繋げる努力をする。そして、一度、消費者の心の中での場所取りに成功したら、それをあまり動かさず、維持することに専心すべきだというのである。

 

アラン・ケイのよく知られている名言、「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」からすると、未来は予測するものではなく、構想して、自ら創り出していくものだということになる。つまり、二十年後、五十年後を構想し、そこから逆算して、近い未来を予測するということでもある。そこで必要になるのは、想像力であったり、社会に対する鋭い感性、批判的考察だったりする。そう考えると、未来予測を行うために参照すべき書籍の幅をもっと広げて考えた方が良いということに気がつく。

 

突き詰めると国家の存在自体あまり理由はなく、ただ、憲法がそこにあるから国家があるに過ぎない

 

恐竜が滅びても鳥として実は現代にその末裔が残っているように、十八世紀の教養小説は形を変えて、現代の社会を変えようとする若者に息づく、そういう普遍性を持っているのだ。

 

真に良い本というものは、時間をおいて、何度も読まれる。そして、読者の成長によって、同じ本でも読みが深まっていく。その本が書かれた背景を理解することで、隠れたメッセージが後になってわかることもある。

 

『ハリー・ポッター』は映画やテーマパークのアトラクションにまでなっており、二十一世紀におけるミッキーマウスのような存在になっている。それは、格差、グローバリゼーション、テクノロジーといった現代的な課題とパブリックスクールのノブリスオブリージュという伝統的価値観がクロスオーバーした二十一世紀の教養小説として、普遍的かつ息の長い物語として愛され続けることの証しと言えるだろう。

 

「読書は格闘技」だとしたら、「読書は感想戦」という考え方もあるだろう。一冊の本を読み終えた後に、自分なりに読書体験を振り返ってみるという行為である。あるいは、同じ書籍を読んだ人と議論を戦わせたり、他の人に本を紹介して、反応を見てみるのも、「感想戦」たり得る。

 

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これをやってみよう!3つの実践ポイント
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【735-1】紹介されている本の中から興味ある本を読む

 

【735-2】未来を予測するという視点で書店を回ってみる

 

【735-3】読んだから必ず本を振り返り、考えをまとめる

 

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今回のまとめ
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著者は、あなたとのファイトを待ち望んでいる!

 

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今回紹介した本
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読書は格闘技

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瀧本哲史さん、スカッとする一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

興味をお持ちいただけましたら、ぜひあなた自身で本を体感してくださいね(^^)
少しでも参考になれたら、嬉しいです。ありがとうございました!

 

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