【シェア読書:406冊目】素直に生きる100の講義(森博嗣)

【素直に生きたいですか?】
人気ミステリー作家・森博嗣氏が、素直に生きる100の講義と題して、自分に素直になれる100のアドバイスを贈る一冊。1つ1つの言葉を感じ考えていくうちに、素直な自分に出逢う。

■この本の紹介文

素直に生きる。
どう生きていると、素直と言えるのでしょうか?

 

本書は、「どうすれば素直な人生をおくれるのか」「どうやって素直な精神を磨いていくのか」という生き方をじっくりと考えさせる一冊。

 

「素直」を辞書で調べるとこうでています。
【性格や態度にひねくれたところがなく、あえて人に逆らったりしないさま】
【飾り気がなくありのままであるさま】
(大辞林第三版より)

 

今の時代、気をつけていても、なにかに心が流されてしまうものです。
言葉遣いだったり、考え方だったりと一緒に。

 

そして、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいるのです。
結果として、息苦しさや生きづらさにつながっていくのです。

 

では、どうすれば解消することができるのでしょうか?
それは、流されてしまった心を調整するしかありません。

 

調整するために必要なのが、言葉です。
なぜなら、言葉に触れると、自分の中の言葉を返したくなるからです。

 

ただ、触れる言葉には注意しないと、正しく調整できません。
だからこそ、この本が必要なのです。

 

◆こころを、整えましょう!

■本がわかる!要約ポイント

上手くいかなくても良いし、自分の思ったとおりにできなくても良いから、いちおう完成させてみてはいかがか、というアドバイスしかできない。

 

「お金があって、好きなことができて良いですね」と言われるが、それは違う。
好きなことがしたいから、金を稼いだだけだ。

 

時間さえあれば、ほかのものはなんとかなる。
そして、生きている人間には、必ず時間はある。

 

人が発想したものを実現するための努力というのは、人から「楽しいよ」「やり甲斐があるよ」と言われたり、「これをしてくれたら、これだけあげましょう」というような報酬が約束されているのだが、残念ながら楽しみよりは苦痛が大きい。

 

どうしてかというと、やり遂げたときに現れるゴールが、やはり基本的に自分のものに思えないからだ。
人が発想したものは、所詮はその人のものなのである。

 

仕事が欲しい人にばかり依頼していると、つまらないものになる。

 

多くの普通の人は、知識を求めていない。
ただ、自分の身の回りのことを紹介し、自分を知ってもらいたい、誰かと仲良く世間話がしたい、という動機でネットに参加しているので、ネットは当然ながら、そういったもので溢れかえる。

 

「好きか嫌いかが分かれる」というのは、ほぼ全員が興味を示す、ということにほかならない。

 

プロというのは、書きたいこと、書くことがないときでも書ける人

 

「技術」とは、簡単な方法を探すことである。

 

良いことを言っても、凄いところを見せないと聞いてもらえない。

 

一人の時間ほど貴重なものはない。
この孤独の時間が、すべての価値を生むといえる。

 

次に起こるものは、今は注目されていないところ

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【406-1】「好きなことがしたいから、金を稼ぐ」と唱和する

【406-2】「自分には時間がある」と唱和する

【406-3】一人の時間を作る

 

■ひと言まとめ

素直になるとは、自分のこころを取り戻すということ

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】素直に生きる100の講義
【著者名】森博嗣
出版社大和書房
【出版日】2014/8/9
オススメ度★★★☆☆
こんな時に自分を見つめ直したいときに
キーワード自己対話最高の自分生き方
【頁 数】240ページ
【目 次】
1限目 素直な人生を歩む「開拓」論
2限目 独創するための「独想」論
3限目 大切なことを忘れない「美学」論
4限目 自分を見失わない「関係」論
補講 ひねくれ者ばかりの世界を“素直”に捉え直す

 

この本が、あなたを変える!

 

森博嗣さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

ここまで読んで、ちょっと目が疲れたなと思ったらこちらを!!

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