【書評:322冊目】「気がきく人」の習慣(上田比呂志)

【決定版!気づかいの極意がココに】
作家・上田比呂志氏が、『「気がきく人」の習慣』と題して、実家の料亭・三越・ディズニーとさまざまな舞台で磨かれた「気づかいの精神」を、20の習慣にして指南する一冊。

■書籍の紹介文

気がきく人。
どんな人をイメージしますか?

 

本書は、自然と滲み出る「気づかい」は人生を変えると提起し、実家の料亭・三越・ディズニーとさまざまな舞台で磨かれた「気づかいの精神」を、20の習慣にして指南する一冊。

 

料亭:日本伝統のきめ細やかな気づかい
三越:礼節をわきまえた商人の気づかい
ディズニー:ホスピタリティ・サービス精神としての気づかい

 

まさに三者三様。
それぞれで脈々と受け継がれる独特な「気づかいの精神」は、想像するだけで背筋が伸びますよね。

 

著者は、この3つの空間で「気づかいとは何か」を日々修練し、独自のメソッドとして確立。
本書では、そのメソッドを誰でも実践できる20の習慣にして示します。

 

「自己中心的」「自己責任」など、個が強調されがちな現代社会。
ゆえに、自然と気づかいのできる人は、人を惹きつけるのです。

 

気づかいのできる人は、気持ちが温かくなりますよね。
自分もなりたい、そう思わせてくれる一冊です。

 

◆気づかいは、心を温かくする。

「気がきく人」の習慣
上田比呂志 アスコム 2014-5-24
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■【要約】15個の抜粋ポイント

気づかいは、日常における相手を思いやる心であり、おもてなしの基本だ。
しかし、数値にできず、流派もなく、決まった型があるわけでもない。
それでも、とても大切なことだ。

 

「もし、自分が相手の立場だったらどう感じるか」相手を喜ばせるために、自分の軸を持ちながら、相手の側に立って物事を見つめることが大切なのだ。

 

明日から「おはよう」「さようなら」「お疲れさま」といった挨拶に、一層の心を込めて欲しい。
それだけで“軽快な重み”が、相手に伝わるはずだ。

 

「私たちはこんなサービスを提供しています」と提示しているのが、洋のサービスなら、和の気づかいは、コミュニケーションの中から育まれる。

 

相手が何を望んでいるのかを事前に確認し、どんな場を提供すべきかを考え、それを実践してみる。
これこそが、和のおもてなしの基本なのだ。

 

「働く」とは「かたわらを楽にしてあげること」だ。
かたわら(傍)とは、周りのことだ。
周りを楽にできていないうちは、仕事をしているとは言えない。

 

大切なことは、小さな気づかいを積み重ね、感動してもらうことだ。
始まりと終わりの気づかいを大切にすることで「また、あなたに会いたい」と思ってもらえるのだ。

 

「語りかけるだけが気づかいではない」ということだ。
相手の言葉に耳をかたむけることそのものが、気づかいや、おもてなしになるのだ。

 

「お客様が、本当は何を欲しているか」を想像し感じ取る。
売ることだけを考えるのでなく「本当にお客様のためになることは何か」を考えることで、どんな仕事もうまくいくものなのだ。

 

お客様を「神様」と捉え、ただ言うことを聴く姿勢ではダメだ。
「子ども」と捉え「いかに遊んでもらい、喜んでもらえるか」を考え抜かなければ、本当のおもてなしとは言えないのだ。

 

和の気づかいが、相手に合わせて自在に変化させるものなら、洋の気づかいは、すばらしい仕組みを作り上げて、相手を満足させるものだった。

 

ディズニーの研修では「決して物を売ろうとしないでください」と指導される。
では、ディズニーは店で何を売ろうとしているのかというと、答えは「ストーリー」だ。

 

ディズニーのキャストたちが高い意識で仕事に取り組めるのは、仕組みがあるからだ。
たとえば、キャスト同士が褒め合い、一番、褒められた数が多い人が、代表として表彰台に乗る制度がある。

 

周囲を「気づかった人」を表彰する。
こうすることで、職場の人たちにも「縁の下の力持ち」的な気づかいの大切さが伝わっていくのだ。

 

「自分の仕事を見てくれている人がいる」という安心感は、大きなモチベーションだ。
人は自分のことを意識してもらった時に喜びを感じるのだ。
「見ているよ、ありがとう」と伝えることが大切だ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【322-1】「相手がどうすれば喜ぶか」を常に意識する

【322-2】心をこめて挨拶をする

【322-3】相手が「何を望んでいるか」に集中する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「気がきく人」の習慣
【著者名】上田比呂志著者情報
出版社アスコム
【出版日】2014/5/24
オススメ度★★★★☆
こんな時に自分をより輝かせたいときに
キーワード習慣術人間関係コミュニケーション
【頁 数】223ページ
【目 次】
序幕 うな重は奥から食べなさい
第1幕 「料亭」に学ぶ、気がきく人の習慣
第2幕 「三越」に学ぶ、気がきく人の習慣
第3幕 「ディズニー」に学ぶ、気がきく人の習慣
第4幕 「気がきく人」実践編
終幕 気がきく人は、心が潤っている

 

この本が、あなたを変える!

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上田比呂志さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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