【やり抜く力が、充実した人生を引き寄せる!】
外資系製薬会社プロダクト・マーケティングマネジャー/椎木倫太郎氏が、『やり抜く人の5つの武器』と題して、人生を切り開く「やり抜く力」を伸ばす方法を指南する一冊。
■書籍の紹介文
物事をやり抜く力。
0〜10、自分で点数をつける何点ですか?
本書は、充実した人生をつかみ取るには「やり抜く力」が必須だと提起し、5つの武器を磨くことで実現する、「やり抜く力」を伸ばす方法を指南する一冊。
やり抜くとは、どういうことか。
それは、やるべきことを最後まで努力をして完了させることです。
つまり、「やり抜く力」とは「努力を継続する力」というわけです。
この力があれば、「充実した人生をつかみ取る」という意味もイメージができるとおもいます。
なぜなら、「やり抜く力」があれば、設定した目標をどんどん達成できるからです。
目標とは今より充実した未来のために設定するものですから、「充実した人生」とつながっていきます。
言い換えれば、いまの生活に充実を感じられないのなら・・・。
望む人生をつかみ取るための「やり抜く力」が不足しているといえるわけです。
では、そもそも論として「やり抜く力」は今から伸ばせるのでしょうか。
著者は、才能ではなく能力だから、「やり抜く力」は伸ばすことができると説きます。
そして、「やり抜く力」を伸ばすには、次の”5つの力”を鍛えることだといいます。
◎予測力
◎構築力
◎選択力
◎分析力
◎突破力
そのうえで、それぞれの力を鍛えるのに役立つ秘訣や具体的な行動を指南していきます。
吸収すべき要点が端的にまとめられているので、学習しやすくなっています。
「やり抜く力」が伸びた分だけ、諦めて泣く泣く消す選択肢は減ります。
選択肢が多ければ多いほど、「充実した人生」を引き寄せるための道標が増えていくのです。
◆諦めず、伸ばせ!
やり抜く人の5つの武器
椎木倫太郎 古川書房 2022-10-14
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■【要約】15個の抜粋ポイント
やり抜く力を身につけることができれば、あなたは「努力を継続する力」を手にすることができます。
それはあなたの”将来の選択肢を増やす”ことにつながります。
1つひとつの仕事に熱量があり、「やり抜く力」を持ったサラリーマンを、私はプロサラリーマン(プロはプロアクティブの略称)と呼んでいます。
プロサラリーマンとは将来に不安を抱えず、成長志向で日々進化し続けるサラリーマンのことです。
プロサラリーマンになるためには、ズバリ5つの武器を装備することが重要です。
・予測力
・構築力
・選択力
・分析力
・突破力
「私は自信のある人間だ」と自分の中で決めることが何より大事です。
私は「決めたことはやり抜く(10文字)」を常に目標の1つに入れています。
シンプルな目標は常に語りかけてくれるので、その目標の存在はかなり大きいです。
私に毎日活力を与えてくれます。
ですから、シンプルな目標をたくさん持っていれば持っているほど、そのために行動し、達成できることも多くなります。
まず集中する環境を整える必要があります。
ここで大事なのは、自分の意志の力に頼らず、環境の力に頼るということです。
集中できる環境が整ったら、次に習慣化したいものをその環境に放り込んでいきましょう。
仕分け基準は、時間軸と人数軸で考えましょう。
あなたに考えていただきたいのは、その仕事が「誰かのために」なっているかということです。
あなたのそのやりたい仕事を達成することで、どれだけの人が笑顔になり、感謝が生まれるかという視点です。
1日に起こった有益な情報のメモをとる時間を10分でもいいので、確保することが習慣化への一歩です。
とにかくこの習慣があなたの分析力を鍛えてくれます。
サラリーマンたるもの、1つひとつの仕事を終えた後に箇条書きでもいいので、その仕事をストーリー仕立てで記録しておくこと。
これを強くお勧めします。
というのも、1つの仕事の中にはあなたの能力を示す種がたくさん詰まっているからです。
それを活かさない手はありません。
ストーリーを書く時は、WWHを念頭におくのがポイントです。
①WHY(なぜその仕事をしたのか?)
②WHO(誰と仕事をしたのか?)
③HOW(どうやって仕事をしたのか?)
未来のことを想像することは大事ですが、未来を考えすぎるのもよくありません。
時にはいったん止まって、”過去の栄光”を思い出し、楽しんでください。
期限には人のものすごいパワーを引き出す力があります。
サラリーマンをしていると、時には厳しいと思える期限を設定したとき、意外と達成できたなと思える瞬間を経験された方もいらっしゃるかもしれません。
その時、実は、あなたは劇的に成長しているのです。
GRIT(やり抜く力)とは、次の言葉のそれぞれの頭文字で表したものです。
Guts:困難に立ち向かう「闘志」
Resilience:失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
Initiative:自らが目標を定め取り組む「自発」
Tenacity:最後までやり遂げる「執念」
目の前のことをやり抜くことが重要で、わからない、見えない将来の不安を考え続け、怯えても時間の無駄です。
■【実践】3個の行動ポイント
【1938-1】「自分は自信がある人間だ」と、自分にいつも声がけする
【1938-2】「誰のためになっているか」を考えて仕事をする
【1938-3】1日に起こった有益な情報をメモする習慣をつける
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】やり抜く人の5つの武器
【著者名】椎木倫太郎 ・ 著者情報
【出版社】古川書房
【出版日】2022/10/14
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方、マインド、ヤル気
【頁 数】245ページ
【目 次】
第1章 今、「やり抜く力」がサラリーマンに絶対必要
第2章 予測力
第3章 構築力
第4章 選択力
第5章 分析力
第6章 突破力
第7章 やり抜くための成長型マインドセット
この本で、あなたは変わる!
やり抜く人の5つの武器
椎木倫太郎 古川書房 2022-10-14
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椎木倫太郎さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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