【書評:1912冊目】どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全(小宮一慶)

【基礎があるから適応していける】
経営コンサルタント・小宮一慶氏が、『どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全』と題して、一生自分を助けてくれる、普遍的な11のスキルの鍛え方を徹底指南する一冊。

■書籍の紹介文

自分の能力値。
把握できていますか?

 

本書は、時代に左右されることのない普遍的な11のビジネススキルを列挙し、スキルごとに能力を鍛えるための方法を徹底指南する一冊。

 

まずは、本書表紙のイラストをご覧ください。

 

11のビジネススキルが円状に並べられていますね。
では、各スキルを0〜5で自己採点し、レーダーチャートをつくってみてください。

 

いかがでしょうか。
自信のあるスキルには4〜5、自信のないスキルには1〜2、といったように自分なりのレーダーチャートが姿を表したとおもいます。

 

いま、あなたが見ているレーダーチャートが、キレイな形になっていくほど。
つまり、11のスキルに対して、4〜5をつけられるようになるほど、ビジネスにおけるサバイバル力が増すことになります。

 

それを実現するために、各スキルごとの鍛え方が解説されています。
鍛え方の総数は401個にものぼり、”大全”のタイトルにふさわしいボリュームになっています。

 

意識すべきは、互いのスキルは関連づいているということ。
スキルは違っていても、鍛え方に類似性があるものが結構出てくることに、読み進めるうちに気づきます。

 

そうした類似性を自分で見つけて、重点的に鍛えていく。
すると、関連するスキルを効果的に上達させることができます。

 

27年間、トップコンサルタントとしてさまざまな会社・現場を見てきたからこそわかる。
時代や情勢に左右されない、生き残る人材が身につけている普遍的なスキルが、収録されている11のスキルです。

 

まずは、自分なりにレーダーチャートを作成して、自己把握する。
そして、鍛えるべきスキルの鍛え方を学び、実践する。

 

より深く学びたい場合は、巻末収録の推薦図書を参考に、学びの場を広げていく。
このように、本書をベース基地として、各スキルを鍛えていくのが効果的だとおもいます。

 

仕事のやり方は教わることができても、ビジネス力の鍛え方を教わる機会はほとんどありません。
だからこそ、自分で鍛える習慣をつくるだけで、大きな差をつけることができます。

 

仕事のやり方だけ覚えても、その仕事がなくなったらやり方は無価値です。
しかし、鍛えたビジネス力は、どんな仕事にも価値を生み出します。

 

◆頑丈な基礎に勝るものはない!

どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全
小宮一慶 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2022-8-26
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■【要約】15個の抜粋ポイント

●数字力を上げる3つのステップ
①数字を把握する
②数字と数字を関連づける
③目標達成に落とし込む

 

●数字力を鍛える6つの習慣
習慣1:新聞のリード文を読んで、関心の幅を広げる
習慣2:つねに数字で考える
習慣3:検算する
習慣4:毎週、日経の「経済指標ダッシュボード」を見る
習慣5:決まった日に数字をチェックする
習慣6:勉強を続ける

 

ものを見る力を磨くには、まず自分には見えていないものがある、分かっていないことがあるという意識が大切。

 

論理思考とは、垂直方向に深めていくと同時に、水平方向に思考を広げ、一見関係ないように見える知識を関連づけていくことなのです。

 

自分なりの考えをベースに、そこにつねに良い文章をインプットしては、自分の知識レベルを高め、仮説を検証してみるのが大事です。
仮説の検証には、自分がいま持っている知識や考え方が正しいかどうかの検証も含まれます。

 

「自分の専門分野や興味のある分野のものを、必要なところだけ、多くのことと関連づけながら、きっちり論理立てて読んでいく」ーーこれこそが、頭を良くする最強の読書法「熟読」です。

 

文章に出てくる「What」を読みながら、なぜそうなのかという「Why」が分かるようになるまで読み込み、それを「How」として自分のノウハウとし、ほかのことにも応用できるようにするわけです。
そのためには、最初は、著者の論理を丁寧に追う、そしてその中で、意識的にほかのことと関連づけながら読んでいくことが大切です。
すると、どんどん論理的思考力が上がってきます。

 

「基本」を学ぶことは時間の節約になります。
最も大事なのは、最初に基本とそれに関連するノウハウを習っておくことなのです。

 

将来、拡大しそうな問題の芽は、小さいうちに摘んでおくこと。
それが、ビジネスにおいても人生においても基本であり、最強の問題解決の方法なのです。

 

脳内の情報の引き出しの数と質が充実していれば、発想力は高まる。
そのために、関心の幅を広げ、インプットを増やす。

 

●「行動力」を高める7つの習慣
習慣1:呼ばれたら「はい!」と気持ちよく返事をする
習慣2:新聞記事、数字をメモする
習慣3:メールの返事をすぐに書く
習慣4:一本早い電車に乗る
習慣5:お客さまを「さん」づけする
習慣6:「行ってらっしゃい」「お帰りなさい」と声をかける
習慣7:定期的に歩く・運動をする

 

●「人物力」12の要件
要件1:細かいことに気づき、気配りができる
要件2:前向きに考え行動する
要件3:妥協しない
要件4:受け入れる
要件5:見栄をはらないが、ケチではない
要件6:軽くはないが、偉そうでもない
要件7:決断力がある
要件8:動じない
要件9:傲慢にならない
要件10:怖いけれど優しい
要件11:他人のことでも自分の責任だと思える
要件12:自分のことを捨て去り、他人のために生きることができる

 

「人として何が正しいか」を常日頃から考え、ふだんから自身の価値観に根差して判断を下す習慣を身につけてください。

 

習慣力は、根気とはまったく関係ありません。
続けやすい環境づくりこそが、その大きな要素なのです。

 

●成功するために身につけるべき14の習慣
良い習慣1:一日の終わりに、その日を振り返って反省する
良い習慣2:メモを取り、見返す
良い習慣3:自分から挨拶する
良い習慣4:メールは即返信
良い習慣5:健康管理のための行動習慣を持つ
良い習慣6:整理整頓。出したものは片づける
良い習慣7:TO DOリストを書き出し、優先順位をつける
良い習慣8:笑顔
良い習慣9:読書と勉強
良い習慣10:工夫と時短
良い習慣11:アウトプットする
良い習慣12:早起き
良い習慣13:積極思考
良い習慣14:人を喜ばせる

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1912-1】街歩きをし、新しい発見をする習慣をつける

【1912-2】気づいたことをメモに書き残す

【1912-3】「人として何が正しいか」を考えて判断する

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全
【著者名】小宮一慶著者情報
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
【出版日】2022/8/26
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方最高の自分習慣術
【頁 数】400ページ
【目 次】
第1章 ビジネスパーソンの共通言語を手に入れる「数字力」
第2章 課題や仮説を見出し、活用する「発見力」
第3章 人生100年時代を強く生き抜く「勉強力」
第4章 できるビジネスパーソンは読み方が違う「読書力」
第5章 成果につなげるタイムマネジメント「時間力」
第6章 ビジネスパーソンの最重要スキル「解決力」
第7章 インプットした情報をアイデアに変える「発想力」
第8章 アクションを起こして継続する「実行力」
第9章 人としての魅力を磨く「人物力」
第10章 個人だけでなく、チームの成果を上げる「リーダー力」
第11章 すべては毎日の生き方が決める「習慣力」

 

この本で、あなたは変わる!

どんな時代もサバイバルする人の「ビジネス力」養成大全
小宮一慶 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2022-8-26
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小宮一慶さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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