【書評:1765冊目】人は話し方が9割(永松茂久)

【心が変わると話し方が変わる!】
株式会社人財育成JAPAN代表取締役・永松茂久氏が、『人は話し方が9割』と題して、話し方は心のあり方で決まると提起し、心を磨くことで話し方を上達させる方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

うまく話せるようになりたい。
こうおもうときって、どんなときですか?

 

本書は、言葉だけのテクニックを上達させてもまったく意味がないと指摘し、話し方の根幹となる、心のあり方から話し方を上達させていく方法を指南する一冊。

 

『言いたいことが伝わらない』『気持ちをわかってくれない』。
こうしたとき、「もっとうまく話せるようになりたい!」と考えることが多いとおもいます。

 

これ自体は自然なことですが、あなたはひとつだけ自覚しなければいけません。
上記2つの『』部の主語に、「わたしの」が隠れていることを。

 

『(わたしの)言いたいことが伝わらない』
『(わたしの)気持ちをわかってくれない』

 

さらに、もうひとつ、今度は質問をします。
「相手は、(わたしの)それを聞かなければ(理解しなければ)いけないのでしょうか?」

 

そう、うまく話したいとおもう人ほど、ベクトルが自分を向いてしまっているのです。
反対に、話し方がうまい人ほど、ベクトルは常に相手を向いているのです。

 

わたしのことばかり意識していて、相手をみていない。
ゆえに、相手はどうわたしを受け止めればいいのかわからないから、結果として伝わらないのです。

 

これを、相手をしっかり意識して、相手に合わせてわたしをみてもらう
たったひとつ、この修正だけできれば、話し方がうまくなり伝わるようになります。

 

著者は、この修正に有効な「心のあり方から話し方を上達させる方法」を示します。
心のあり方が形になったのが”話し方”であるという信念のもと、丁寧にあなたを導いてくれます。

 

会話は、わたしと相手の心の交流です。
つまり、心がきちんとつながることさえできれば、極論、上辺のテクニックなどどうでもいいのです。

 

テクニック疲れしている人ほどオススメです。
話し方は、心のあり方で決まるのです

 

◆まずは”心”。

人は話し方が9割
永松茂久 すばる舎 2019-9-1
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■【要約】15個の抜粋ポイント

今の日本では好むと好まざるとにかかわらず、言葉、話し方、コミュニケーションの「見える化」が必須になってきています。
つまり、「いかに話すか?」「いかに伝えるか?」が人間関係を作っていくための大きな要素となっているのです。

 

話すことを通じて失った自己肯定感は、やはり話すことを通じて取り戻すのが一番です。
そこでキーワードになるのが、「全肯定」です。
「話している相手を決して否定しない、そしてあなた自身も否定させない」ということです。
つまり、相手との間に「否定のない空間」を作るのです。

 

●コミュニケーションの3つの大原則
①人は自分への関心が一番強い!
②人は自分のことをわかってほしい生き物
③人は自分のことをわかってくれる人に好意を持つ

 

●会話上手な人が使っている「拡張話法」
①感嘆
②反復
③共感
④称賛
⑤質問

 

話すことが苦手なら苦手と、開き直ってもいい。
流暢に言葉が出てこなくても、焦らなくていい。
じっくり言葉を選びながら、ゆっくり話せばいい。

 

常に心がけておくべきことは、
「自分の話したいことではなく、相手の求めている話をする」
ということなのです。

 

あなたの言葉の中に、「あなた」が多いか「僕は(私は)」が多いかを日頃から注意してみてください。
好かれる人は、トークに「あなた」が多いことに気がつくと思いますよ。

 

●心に響く自己紹介の作り方
ステップ1:自分史を書く
ステップ2:プロフィールをまとめる
ステップ3:キーワードを絞り込む

 

コミュニケーションにおいて、最も重要なことは、
「好かれる前に、まず嫌われないこと」
です。

 

悩んでいる人と向き合った時に一番相手に寄り添う言葉。
それは、
「一緒に考えよう」
です。
解決策を提示するのではなく、共に悩み、共に考える。
これだけで相手にとっては、大きな勇気になります。

 

人によって態度や話し方を変えない。
これが基本です。

 

人に何かを指摘するというのは、相手のためを思ってすることです。
「何も言わないほうがラクなのに、労力を払って指摘してくれた」
そう考えると本来、叱られるというのは大変ありがたいことなのです。
つまり、感謝こそすれ、すねる、いじける、ふてくされるという態度にはならないはずです。

 

「全肯定」のために、波長の合わない人とはつき合わない

 

「ありがとう」
「おかげさま」
「感謝しています」
これらの言葉は、あなた自身の気持ちがさほど込もっていなかったとしても、口ぐせにしておいて損はありません。

 

真に大切なのは「言葉」だけでなく、その奥にある「感情」にフォーカスすることです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1765-1】P.73の「拡張話法」のキーワードを書き留めて実際に使ってみる

【1765-2】話しやすい人と会話する時間を増やす

【1765-3】「ありがとう」「おかげさま」「感謝しています」と口ぐせにする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】人は話し方が9割
【著者名】永松茂久著者情報
出版社すばる舎
【出版日】2019/9/1
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の人間関係を良くしたいときに
キーワード話し方人間関係リーダー
【頁 数】240ページ
【目 次】
第1章 人生は「話し方」で9割決まる
第2章 「また会いたい」と思われる人の話し方
第3章 人に嫌われない話し方
第4章 人を動かす人の話し方

 

この本が、あなたを変える!

人は話し方が9割
永松茂久 すばる舎 2019-9-1
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永松茂久さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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  1. 2021年 12月 29日

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