【書評:1741冊目】主人公思考(坂上陽三)

【”自分事化”こそ、最強のアイテム!】
「アイドルマスター」総合プロデューサー・ガミPこと坂上陽三氏が、『主人公思考』と題して、人がまるで物語の主人公のごとく、能動的に行動する仕組みと方法を指南する一冊。

■書籍の紹介文

目の前の仕事。
あなたは、なんのためにやっていますか?

 

本書は、関連市場規模600億円に上るゲームコンテンツの立役者である著者が、”自分事化”をキーワードにして、物語の主人公のごとく能動的に行動する仕組みと方法を指南する一冊。

 

目の前の仕事をなんのためにやるか?
こう聞かれると「なんのためって、仕事だからやっている」と多くの人がまず反応するでしょう。

 

反対に、「なんのためって、自分が楽しむためでしょ!」と反応できる人は、残念ながら少ないとおもいます。
著者は、後者であることを薦め、そのために役立つ方法を語っていきます。

 

だれでも、頭ではわかっているとおもいます。
「自分がおもいっきり楽しみながら仕事できたらどんなに幸せか」と。

 

しかしながら、現実はそうなっていない、いや、ならない。
なんでなのでしょうか。

 

このジレンマを解消するキーワードとして、著者が導き出したのが”自分事化”です。
何事も“自分事化”できれば、人は最高のパフォーマンスを発揮できる』というのが、著者の信念です。

 

”自分事化”ができるようになれば、物語の主人公のごとく活躍できる
能動的に行動することがあたりまえとなり、周りをも巻き込み爆発的なパワーを発揮できるようになるのです。

 

社内で失敗作と言われたコンテンツを、関連市場規模600億円に上るモンスターコンテンツに育て上げた。
これも、著者が自身を”自分事化”し、主人公のごとく活躍したからこそです。

 

その思考法や行動する方法は、すべてのビジネスパーソンに通ずるものです。
モヤモヤしたり、燻っているなと感じたり、今ひとつだなと悩んでいる人にとくにオススメします。

 

暑苦し過ぎず、冷めすぎず。
ほどよい熱量が、読んでいて心地よい一冊です。

 

◆”自分事化”で変わる!

主人公思考
坂上陽三 KADOKAWA 2021-10-28
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■【要約】15個の抜粋ポイント

大事なのは、「うまくいかなかったらどうしよう」と心配するよりも、「じゃあ、どうすれば面白くなるだろう?」と考えること。
今のままではダメかもしれないけれど、試行錯誤しながらアイデアに落とし込めばいい。
あとはそれを、どう世の中に受け入れられる形で実現できるか、です。

 

どんな逆境の時も諦めず、目の前のことを1つ1つ、一生懸命にやっていれば、こんな未来も待っているんだな。
今、しみじみそう思います。

 

「主人公」とは何かと言うと、その物語における「視点人物」。

 

ヒットの必須条件は「普遍性」。

 

あらすじはほぼ同じ、あるいは、全部一度はどこかで見たことがあるようなシーンなのに、それでも見たい。
人々にそう思わせるものこそが、大ヒットにつながる「普遍性」です。

 

ユーザーに「日常の癒やし」を提供する。
そのために重要だと思ったポイントが「普段、人からもらう機会が少ないものを毎日届けること」でした。

 

良いゲームを作りたいならクリエイター、良い商品を売りたいならセールス、売るための施策を考えたいならプロモーションなど、まずは自分がやりたい職種を目指した方がいい。
それができるようになってから見えてくるのがプロデューサーの道です。

 

誰の、どんな要望に、どういう形で応え、どんな価値を提供するのか。
これを1枚の紙で、具体的かつ端的に説明するのです。

 

今の仕事に活きているなと思う人生経験は色々あるのですが、一番大きいのは映画をたくさん観てきたこと。

 

そもそも「主人公思考」とは何か?
一言で言えば「自分事化」すること。
具体的には自分の頭で考え、自分の考えで意見を選択し、行動に移す、ということです。

 

「主人公思考」を持っている人は、理解で終わることなく、「共感」のフェーズまで行きます。
「共感」とは何かと言うと、自分自身が「好き!」「面白い!」と感じることです。

 

●「主人公思考」を作った7つのマイルール
①楽しんで、のめり込む
②来る者は拒まない
③逆張りでいく
④こだわらない執着心
⑤「無謀」か「チャレンジ」か見極める
⑥自分が活きる場で勝負する
⑦「捨てる」という選択をする

 

自分の将来や、やりたいことを総合的に考えた上でキャリアを選択する。
そのために必要とされる役割があるのであれば、それも仕事として受け入れる。
これが組織人としての生き方ではないかな、と思っています。

 

人を動かす時に一番大事なのは「共感力」。

 

1つ1つの仕事は小さいかもしれないけれど、それぞれに役割があり、集まれば大きな力になる。
だからみんな、腐らず、楽しく仕事をしようよ!と思います。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1741-1】逆境のときは、「どうすれば実現できるか?」と前向きな自問をし続ける

【1741-2】決断できない時は、「選択」することを意識する

【1741-3】映画を観る習慣をつくる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】主人公思考
【著者名】坂上陽三
出版社KADOKAWA
【出版日】2021/10/28
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方自分事思考
【頁 数】256ページ
【目 次】
第1章 『アイドルマスター』誕生
第2章 主人公はユーザー
第3章 プロデューサー視点
第4章 自分で選択できる人になる
第5章 自分事化できる人に育てる
第6章 会社員プロデューサー

 

この本が、あなたを変える!

主人公思考
坂上陽三 KADOKAWA 2021-10-28
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坂上陽三さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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