
【自然と評価される流れをつくろう!】
行列の絶えないビジネスコーチ・馬場啓介氏が、なぜか好かれる人が身につけている、相手に自分を「わからせる」技術。その仕組みと身につけ方を分かりやすく教えてくれる。
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■1分間紹介文
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必死になって頑張っている。
なのに、周りは評価してくれない…。
このジレンマから少しずつ少しずつ解放してくれる。
著者は、馬場啓介さん。
行列の絶えないビジネスコーチ。
「誰もがコーチングを学ぶ文化をつくる」をミッションに、トラストコーチングスクールやマザーズコーチングスクールなど、複数のコーチングスクールを全国、世界展開している。
本書は、「がんばり」を自分からアピールするのではなく、相手が自然と「わかってくれる」ようになるためのマインドとテクニックを紹介した一冊。
相手があなたの長所に自然と気がつき、評価せずにはいられなくなるアピール方法は新鮮。
「がんばり」はアピールするとわざとらしいが、ただ「がんばりました」では相手に伝わらない。
この状況で、どう考え、どうすればいいのか、これを「わからせる」ために本書は書かれている。
「なんか、最近みんなが評価してくれる」
そんなちょっと嬉しい機会が、日に日に増えていく。
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■本がわかる!15の要約ポイント
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他人はあなたのことをちゃんと見てはいない。
どんなに自分のことをわかってくれていると思う人でも、理解しているのは、せいぜい40%くらい
本来「がんばり」は言葉で伝えるものではない。
あくまでも自然に、「がんばってる」ことがわかる状況を作るほうが、相手もこちらのアピールを受け入れやすくなり、いい結果が出やすくなる。
自分で主張すると、押しつけのような印象になる。
だから、相手は思わず避けたくなる。
ところが、自然の流れの中で自己アピールしたい所が偶然出てしまえば、相手も素直に受け入れてくれる。
自分のがんばりを認めてもらいたい時も、こちらの頑張りをおすより、まずは相手の頑張りを認めること。
すると相手も「認めよう」としてくれるはず。
人間は、誰かのダメなところや、落ち込んでいるところを見ると、逆に本気でその人のために「何かしてあげたい」と思う。
そして、一生懸命「いいところ」を探そうとスイッチが入るもの
聞かれることで「がんばり」を伝えるタイミングを作ったり、相手の話を聞くことでこちらの「がんばり」に気づいてもらえたり、日々の積み重ねが「がんばり」を伝えることにつながっていく。
日々「がんばり」を伝える努力のジャブを繰り返すべき
毎日続けることで、相手はあなたを意識し「がんばり」に自然と気づいてくれるようになる。
日々の挨拶でもいいし、先に相手を認めることでもいい。
「自分がどういうつもりか」でなく「相手にどう伝わったか」が、大事なのだ。
だから、誤解なく自分を伝えるために、よりわかりやすく、シンプルな自分をつくる必要がある。
「自分がどう伝わっているか」は、考えても答えは出ない。
相手に教えてもらうしかない。
つまり、フィードバックをもらうのだ。
教わりながら自分を調整していくのだ。
●「言ってもわかってもらえない」3つの原因
・相手が自分をよく理解していない
・相手が自分を誤解している
・理解しているのに、やりたくないために理解しようとしていない
周りから信頼され、多くの人から好感を抱いてもらうには、まず、自分自身を信頼すること。
人間は、自分のことを信頼できて、はじめて、他人から信頼してもらえるようになる。
自己主張がうまくできない人は、批判や愚痴、陰口へと逃げることになってしまう
自分の経験という狭い視野で見ていたものを、少し引いて客観的に俯瞰してみると、決めつけや思い込みを捨てることができる。
その結果、不安を小さくできるのだ。
「自分とする約束」は、はじめは小さくてもいい。
それを積み重ねるうちに、少しずつ自分との約束を大きくしていくことができる。
その結果、自分に対する信頼も深まっていくはずだ。
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■これをやろう!3つの実践ポイント
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【809-1】他人の目を意識しすぎない
【809-2】「がんばり」を伝える習慣を身につける
【809-3】「自分と約束」する習慣を身につける
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■今回のまとめ
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自分への信頼が高まれば高まるほど、相手はあなたを理解してくれる!
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■本日紹介した書籍情報
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【書籍名】なぜか好かれる人の「わからせる」技術
【著者名】馬場啓介
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2016/8/22
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】伝える力を身につけたいときに
【キーワード】話し方、伝える、アウトプット
【頁 数】217ページ
【目 次】
第1章 「わかってもらいたい」と思う人ほど、実はわかってもらえない!
第2章 この習慣が「何もしなくてもなぜか人から好かれて引き上げられる人」をつくる
第3章 認められようとしないのに認められてしまう人になる方法
第4章 「自分をちゃんとわかってもらえる人」になるために
馬場啓介さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
本日もお読みいただきありがとうございました!
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