- 2022-9-4
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- ★★★★☆, クロスメディア・パブリッシング, ヤル気, 堀田秀吾, 習慣術, 自分を変えたいと思ったときに, 行動科学
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【人生を後悔しないために、すぐやる体質になろう!】
明治大学教授・堀田秀吾氏が、『世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣』と題して、「すぐやる人」になるために取り入れたい習慣を解説する一冊。
■書籍の紹介文
やる気エンジン。
かかるまでの時間を知っていますか?
本書は、「やる」か「やらない」かを悩む時間ほど”もったいない”時間はないと提起し、「すぐやる人」になるために取り入れたい習慣を解説する一冊。
やる気エンジンがかかるまでの時間。
それは、”たった”の「5秒」です。
この「5秒」を我慢して、行動を起こす。
これができると、脳のやる気エンジンはようやく動き出すのです。
つまり、やらないとやる気は起こらない。
やるかやらないかを悩んでいるうちは、やる気が出ることはないということです。
この「5秒」を乗り越えられる人が、「すぐやる人」といえます。
試しに、あなたのなかでずっと先延ばしにしている行動を1つ選んで、5秒間やってみてください。
おそらく、5秒間が決して侮れない時間だと実感されるはずです。
それほど、人間は「やらない/動きたくない」生き物なのです。
では、どうすれば5秒を超えて「すぐやる人」になれるのか。
これを、最新の研究をもとに解き明かしたのが本書です。
5秒間を乗り越えられるようになるために、小さな変化を起こす習慣を提示していきます。
ひとつひとつ習慣を取り入れることで、「やる気」を生み、「すぐやる人」へと変わっていきます。
あたりまえですが、動かなければ前には進みません。
なかには、「いまのままでも生活できるし」と思う人もいるかもしれません。
ですが、周りは前に進んでいるのに、自分だけがその場に止まっていたらどうなるでしょうか。
そう、よく言われる「現状維持は、後退/衰退である」の状態に陥ります。
もちろん、覚悟のうえの選択であれば問題ありません。
しかし、ほとんどの人は「変われるものなら変わりたい!」と心で叫んでいるはずです。
「すぐやる人になりたい」
「前に進みたい」
「自分を変えたい」
もし、あなたの心にこうした思いがあるのなら。
本書を使って、5秒の壁を乗り越えていきましょう。
◆5秒間が勝負!
世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣
堀田秀吾 クロスメディア・パブリッシング 2022-8-26
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■【要約】15個の抜粋ポイント
●先延ばしグセの改善策
①すぐに得られる喜びや報酬があること
②他の行動の選択肢を減らすこと
③失敗への不安を取り除くこと
やる気が起こらない理由は、とてもシンプル。
「やらないから動けない」んです。
私は「最初の5秒、動くだけでいい」と言っています。
ソファーで寝っ転がっていたら、「よし!」と奮い立たせて「5秒」だけ行動してみる。
この動き出しが、やる気エンジンを始動させるポイントです。
想像してほしいのですが、なぜソファーでダラダラしてしまうのでしょうか?
それは、「ソファーがあるから」です。
(略)
人間の意思決定は、環境に左右されるところがとても大きいのです。
自分が動き出すためのルールを決めて、公言しておくと、行動にブレーキがかかりづらくなります。
繰り返し同じ行動をすることで、「馴化(じゅんか)」という現象が起こります。
そうすると、いつものこととして捉えられ、不安に囚われるという状況を避けられます。
スポーツ選手がルーティンを取り入れるのは、とても理に適っているんですね。
これを、自分の生活に取り入れようというのが、「ルーティン化する」ということです。
「部屋の片づけをする」ではなく、「今日は机の上だけを片づけよう」という具合に1カ所に範囲を絞ると、目標が明確になり、”すぐやる”につながります。
手ごたえをどうやってつくり出すかが大事であって、好きか嫌いかはさほど重要なことではないということです。
不安や心配事を客観視するために紙に書き出してみると効果的です。
なんてことのないように思えるかもしれませんが、書き出すというアクションは、私たちが思っている以上に、脳によい効果をもたらします。
失ったものを数えるのではなく、得たものを数えるだけでも大丈夫。
マイナスになったものではなく、プラスになったものを認知することが、いい栄養分になります。
一度どうするか決めてしまえば、人はその決断をできるだけ後悔しないように行動していくため、幸福度が向上するということです。
ポジティブな言葉を選んで使う。
●すぐやる!脳メンテナンスのメニュー
(1)ジョギングをする
(2)適度な糖質をとる
(3)7時間以上の睡眠をとる
「運は、自分の心がけと行動によって変えられる」
遠慮せずに思い込むことも、あなたを変える原動力になるのです。
自分がやりたいと思うもの、負荷のかからないもの、つまり自己決定として実践できるものを取り入れるようにしてください。
■【実践】3個の行動ポイント
【1905-1】仕事をするときは、「まずは5秒間だけ!」と唱えて行動する
【1905-2】やる気を削ぐものを、ひとつずつ自分の周りから排除する
【1905-3】不安や心配事を感じたら、どんどん書き出す
■ひと言まとめ
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
■本日の書籍情報
【書籍名】世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣
【著者名】堀田秀吾 ・ 著者情報
【出版社】クロスメディア・パブリッシング
【出版日】2022/8/26
【オススメ度】★★★★☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】ヤル気、習慣術、行動科学
【頁 数】256ページ
【目 次】
序章 なぜ、いつも「後回し」にしてしまうのか?
第一章 すぐやる! に変わる、超習慣とは?
第二章 「めんどくさい」をすぐやる習慣
第三章 「不安だから動けない」をすぐやる習慣
第四章 「迷って動けない」をすぐやる習慣
第五章 「対人関係で動けない」をすぐやる習慣
第六章 それでも、「すぐやる」ができないあなたへ
終章 人は誰でも「すぐやる人」になれる!
この本で、あなたは変わる!
世界最先端の研究が導き出した、「すぐやる」超習慣
堀田秀吾 クロスメディア・パブリッシング 2022-8-26
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堀田秀吾さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)
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