【シェア読書:818冊目】めんどくさくて、「なんだかやる気が出ない」がなくなる本(西多昌規)

【やる気を取り戻す処方箋】
精神科医・西多昌規氏が、「やる気が出ない」状態を抜け出し「すぐやる人になる」ための39のコツを紹介。めんどくさくて「なんだかやる気が出ない」病が治癒する診察を受診しよう!

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1分間紹介文
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「やろう!」と思ってもやる気が続かない。
気持ちはあるのに、身体がついてこない。
こんな心のアンバランスを治したいときに、読みたい。

 

著者は、西多昌規さん。
精神科医・医学博士。
スタンフォード大学医学部睡眠・生体リズム研究所客員講師。脳機能を向上させる脳・睡眠研究の学術論文を発表し成果を上げ、医学生・研修医の教育・指導にも力を注いでいる。

 

本書は、あなたなりの「やる気を取り戻す方法」を見つける一冊。
やる気の出ない人が蔓延している社会的背景や心理の分析を理解することで、どうすればやる気が出るのかが見えてくる

 

現代は、やる気のもてない人が非常に増えている。
職場でも「やる気でないな〜」「かったるい」「もう帰りたい」を口癖にしている人がいないだろうか?
何人もの顔がすぐに浮かぶことでしょう(あなた自身かも)。

 

この本は、そんなやる気の出ない人が大半であるなら、逆に、やる気を持つだけでチャンスを掴むことができるラッキーな状況であると説く。
そして、やる気の磨き方・育て方を39の方法で解説していく。

 

あなたが1つ「行動」をすれば、1つ「やる気」の”残高”が蓄えられる。

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本がわかる!15の要約ポイント
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すぐ行動に移れない原因に、頭で考えがちなツールなどの存在があり、世間やマスコミでもそうしたグッズを持ち上げる風潮があるため、多くの人には、何か大変な事に立ち向かわなければならない「億劫感」が生まれている点も見逃せません。

 

現代では、やる気を出すと何かが得られるという発想は持たないほうがいいかもしれません。
むしろ、やる気を出さないと今のポジションからすぐに消されてしまうという危機感が持ったほうがいいように思います。

 

人々からやる気が失せている時代だからこそ、深海魚のように水面深くに潜ったままの生き方より、やる気をきちんと出して水面から顔を出す生き方にシフトすれば、私は高い確率でチャンスが巡ってくると思っています。

 

「ギリギリになればやるという甘い捉え方」
「ギリギリにならないと力を発揮しないという勝手な思い込み」
実際に、やらなければならないことがわかっているのに始めない人には、こうした心理が働いているのだと思います。
そういう人たちに共通するのは「まったく根拠のない自信」です。

 

やる気を出したいのであれば、まずは身体を動かすことが大前提となる

 

セロトニンとついて知っておけば、やる気アップのための手段をより深く理解することができる

 

やる気が下がっているときは、肝心なところからスタートするよりも、好きな作業から始めて仕事を継続していくほうがはるかにいい結果になる

 

やるべきことがあれば、少しだけ手をつけておくようにする

 

最近やる気が起きないなと感じたら、今まで漫然と続けてきた嗜好品や習慣を一度スッパリ止めてみるいい機会だと考えるべきです。

 

適度な運動は、身体によい効果はあっても、悪い効果はありません。
もちろんそれは、心や脳に対してもまったく同じです。
運動によって心も身体も軽くなれば、脳の作用とあいまって、やる気を上げる効果は倍増すると思います。

 

疲れてやる気を失ってしまったときには、目標を忘れてしまいがちです。
目標を確認する作業も怠らないようにしなければなりません。

 

燃え尽きてしまったときは、休むしか方法はありません。

 

最も簡単に体温を上げる方法は、入浴です。
38度から40度のぬるめのお湯にゆっくりつかることが、いい眠りための体温上昇には効果があります。
入浴して体温を上げると、「徐波睡眠」という深い睡眠が得られるという研究結果もあるほどです。

 

「食事、運動、睡眠をおろそかにしていませんか?」

 

蝉のように一週間で死んでしまう人生であれば、フルパワーのやる気をみなぎらせて突っ走り、燃え尽きて死んでいくのが美徳になるかもしれません。
しかし、人間の人生はどんどん長くなっています。
長い時間軸で人生を考えなければならない今、やる気も長時間保っていかないと生きていけません。

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【818-1】「やる気がないと、すぐに消えてしまう」と危機感をもつ

【818-2】スケジュールにきちんと運動する時間を確保する

【818-3】目標を常に中心に置いてブレない

 

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今回のまとめ
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やる気の残高を常にチェックしよう!

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】めんどくさくて、「なんだかやる気が出ない」がなくなる本
【著者名】西多昌規
出版社SBクリエイティブ
【出版日】2016/9/1
オススメ度★★☆☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】習慣術メンタルセルフコーチング
【頁 数】224ページ
【目 次】
1章 あなたが目の前の仕事を「すぐやれない」5つの理由
2章 ギリギリまで「やる気にならない」心理状態とは?
3章 「やる気にならない」状態を止めるコツ
4章 「めんどくさい」と感じたときに試したいコツ
5章 「やる気スイッチ」を押す習慣術
6章 「やる気を生み出す」上手な休み方

 

気になったら、今すぐお手元に!
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西多昌規さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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