【書評:1541冊目】非ネイティブエリート最強英語フレーズ550(岡田兵吾)

【日本英語→世界英語に脱却せよ!】
マイクロソフトシンガポール・岡田兵吾氏が、『非ネイティブエリート最強英語フレーズ550』と題して、ビジネス英語の「絶対ルール」を示しながら、即戦力英語を指南する一冊。

■書籍の紹介文

学校で学んだ英語。
いま、どれだけ活かせていますか?

 

本書は、日本語がそうであるように、英語も日常会話とビジネス会話では通用する表現が異なると提起し、ビジネス英語の「絶対ルール」を示しながら、即戦力英語を指南する一冊。

 

非ネイティブのビジネス英語の「絶対ルール」は、たったの2つ。
①使えるフレーズを多用し、
②ポジティブで丁寧な言い回しをする

 

この2つを意識するだけで、伝わり方はまったく違ったものになる。
これが、マイクロソフトシンガポールで本部長を務め、外国人だらけの部署でただ一人の日本人として長年働いてきた著者の結論です。

 

そのうえで、550個の「ポジティブで丁寧な言い回しになる”使えるフレーズ”」を示しています。
まさに即戦力といえるビジネス英語の表現を、大量に浴びることが本書ではできるわけです。

 

”使えるフレーズ”→実践的なビジネス会話例→なぜ”使えるフレーズ”が効果的なのかの解説→応用表現。
このように構成自体は、英語学習本によくあるオーソドックスなものです。

 

ただ、類書にはない実用性を個人的につよく感じました。
やはり、いま現在も、著者が日常的に使っている”生の”ビジネス英語の威力だと思います。

 

◎お久しぶりです!
→Great to see you again!

◎決断する前に、他の選択肢も検討させてください。
→Let me consider other options before making a decision.

◎残念ですが、会議に参加することは難しそうです。
→I’m afraid I will not be able to attend the meeting.

 

こうした表現を中心に、日々仕事で使っているすべての表現を、本書に収録されているフレーズに置き換えられる。
そう思えるほどの充実ぶりです。

 

職場のデスクに置いて、「このとき英語ではどう表現するんだろう?」とペラペラめくって確認する。
これを習慣にするだけでも、大きな学習効果を発揮するとおもいます。

 

「I have a pen」の日本の教科書英語から、世界の実用英語への脱却。
この大きな手助けとなる一冊です。

 

◆どこまでも実用に徹した一冊。

非ネイティブエリート最強英語フレーズ550
岡田兵吾 ダイヤモンド社 2019-9-5
売上ランキング(公開時):143
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■【要約】15個の抜粋ポイント

英語人口の80%は非ネイティブ
多くの非ネイティブは文法や発音が不完全でも気にせず会話をしています。
あなたが間違った英語で発言しても誰も気に留めません。
それがビジネス英語の実情なのです。

 

今私たちに必要なのは、英語は「可能性」であり、「コミュニケーション・ツール(道具)」であると割り切ることです。
そもそも、私たちの英語が正しいかどうかは、私たちの英語を聞く相手が判断することです。

 

敬語や丁寧語をうまく活用し、相手への敬意と気遣いを示すといった、英語を使ったコミュニケーションが求められるのです。

 

英語で自分の考えを表現するうえで常に重要だとされるのが、「High Contents,Simple,Short and Slow」です。
意味は、「高いレベルの内容を語りながらも、簡単な言葉で、短文で、ゆっくり話す」ことです。

 

●伝えたいことを伝えるのに意識すべき「3C」
・Clear(明確さ)
・Crisp(簡潔さ)
・Concreate(具体的である)

 

Good morning! How’s your life treating you?
(おはようございます!調子はどうですか?)
一般的な「How are you?」ではなく、あえて「How’s your life treating you?」(人生を充実させていますか?=調子はどうですか?)という表現を使ったことが面白かったようで、話しかけた相手もこのフレーズでニコッと笑顔になって、どんどん会話をしてくれるようになったのです。

 

Great to see you again!
(お久しぶりです!)
ビジネス英会話としては、「Long time no see!」は気さくすぎます。

 

What was the key success factor?
(成功要因は何ですか?)
「key success factor」(重要成功要因)という経営戦略で使うような単語を出し、相手の成功事例が素晴らしいと、ナチュラルに持ち上げながら尋ねます。
そうすると相手も「そんなにスゴイことをしたわけじゃないけど」と褒められたことに少し照れながらも、饒舌にいろいろなことを語ってくれるのです。

 

●会話を盛り上げるフレーズ
・「And then?」(それで?)
・「And then what?」(それでそれで?)
・「Tell me more!」(もっと教えてください!)
・「What did you do differently?」(何か違うことをされたのですか?)

 

「頑張ります」の訳として、「do the best」「try the best」を日本の英語本は推奨していますが、非ネイティブがビジネスで使うなら「commit」です。
(略)
ネイティブも非ネイティブもグローバル社会で働いている限り、「commit」を使って、「目的や目標を達成るために責任を持ち、積極的に頑張っている」ことを伝える必要があります。

 

Let me consider other options before making a decision.
(決断する前に、他の選択肢も検討させてください)
日本語の「検討します」は、「Let me consider it.」と訳されることで、時折、誤解を生じています。
海外では、「検討します」=「consider」は、「ちゃんと検討して回答する」というポジティブな意味で使われます。
このため、最初から断るつもりなのに「consider」と言って最終的に断ると、外国人は驚きます。
グローバル社会では、可能性がないときははっきりと断るのが常識です。

 

May I ask all of you to speak slowly and clearly?
(皆さん、ゆっくりはっきりと話していただけますか?)
世界の非ネイティブの厚かましさにあやかって「May I ask all of you to speak slowly and clearly?」(皆さん、ゆっくりはっきりと話していただけますか?)と会議が始まった早々に言いましょう。
自分が聞き取れるレベルまで、話すスピードを落としてもらうべきなのです。

 

I must admit that I’m an amateur in IT.
(じつは私はITに詳しくありません)
「I must admit 〜」を使って、自分の今の能力では「じつはできない」と正直に伝えているのです。
このように自分の能力とキャパシティーを把握したうえで、まわりに迷惑がかからないように「できないこと」を見極めることは、これはこれで「仕事の管理能力が高い」として評価を受けられるのです。

 

You made my day!
(おかげで本当にいい一日になりました!)
英語で褒められたときは素直に「Thanks!」や本フレーズ「You made my day!」([あなたに褒められた]おかけでいい一日になりました!)を使って感謝の気持ちを返すと、褒めてくれた相手はうれしい気持ちになります。

 

I’m afraid I will not be able to attend the meeting.
(残念ですが、会議に参加することは難しそうです。)
相手の心情を気遣っている感があり、「相手ががっかりしないように」と相手を慮っている表現が「I’m afraid」です。
・I’m afraid so.(残念ですが、その通りです)
・I’m afraid not.(残念ですが難しいです)

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1541-1】英語でどう表現するかよりも、相手への敬意や気遣いに意識を向ける

【1541-2】表現が正しいかを決めるのは、自分ではなく相手であると意識する

【1541-3】「英語で話す」ではなく、「コミュニケーションする」を目的にする

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】非ネイティブエリート最強英語フレーズ550
【著者名】岡田兵吾著者情報
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2019/9/5
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の語学力を磨きたいときに
キーワードグローバル教養英語
【頁 数】324ページ
【目 次】
第1章 日本人が思い込んでいる英語に対する5つの誤解
第2章 非ネイティブエリートが心がけている「伝わる英語」の極意
第3章 どんなに口ベタでもネイティブと堂々と話せる
第4章 相手を不快にさせずに言いたいことがきちんと伝わる

 

この本が、あなたを変える!

非ネイティブエリート最強英語フレーズ550
岡田兵吾 ダイヤモンド社 2019-9-5
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岡田兵吾さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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