【16年間の楽天生活で得たこと】
楽天の国際化を推進した小林史生氏が、楽天で学んだ、確実に結果を出し続ける「現場」からの実践法則を、『「絶対目標達成」7つの鉄則』にまとめた一冊。努力の近道、教えます。
日々頑張っている仕事。
目標とする成果を得ていますか?
本書は、ビジネスにおいて一番大切な「目標を設定し、目標を達成する」力を身につけるために必要な、考え方・行動の仕方・習慣を7つのポイントで紹介する一冊。
目標を設定し、目標を達成すること。
書いて読めばあたり前のことです。
でも、多くの人がこれを実行できずに苦しんでいます。
設定から達成までの道のりに、迷ってしまうからです。
どうすれば、迷わずに達成することができるのでしょうか?
この迷わないための方法を、7つの鉄則で学べるのが本書です。
もちろん、目標達成までの道のりは千差万別です。
しかし、道のりの歩み方を知っているかどうかの違いは雲泥の差です。
楽天の16年間のキャリアで、国内外で数々の企業のV字回復実績から導き出した鉄則。
あなたの目標達成力を向上させてくれることでしょう!
◆目標達成の7つの鉄則!
楽天で目標達成し続ける人は「目標達成=努力×努力の工夫」という方程式が当てはまる。
「努力」に加えて「努力の工夫」が特に優れている。
独自のノウハウを実践し、確実に成果を出すのだ。
「不安」と「心配」は違う。
「不安」というのは、見えない恐怖を感じている状態だ。
一方「心配」は、何にビビっているかはわかっている状況だ。
楽天が成長し続けた理由の一つに、新しいアイデアをどんどん取り入れる柔軟性のあるカルチャーが挙げられる。
他業界・他業種でうまくいっているやり方を導入することは「アナロジー発想」だ。
借りてくる業界が、遠ければ遠いほど、新鮮さとインパクトが大きくなる。
逆に、近いと新鮮さがない。
また、そういう場合は、すでに誰かが導入しているケースが多い。
アイデアは、ゼロから思いつくのではない。
既存サービスの掛け合わせだ。
打ち手に行きづまり、思考パターンがマンネリ化し、良いアイデアが出ないなら、異業界からアナロジーすることだ。
社長とそれ以外の人は、圧倒的に体感スピードが異なる。
勤務先が副業や事業を認めているなら、自分の事業を持つことだ。
それが、経営者視点を持たせてくれるからだ。
米国で成功しているビジネスパーソンは、3から5年でキャリアチェンジを考える。
それは起業かもしれないし、転職かもしれないし、同じ社内のまったく異なる事業かもしれない。
現状を最大限にレバレッジして、より高い場所にあるものを取りにいこうとする。
これがキャリア開発なのだ。
やらなければ何が答えだったのかがわからないからだ。
やれば、正しい時は大きなリターンを得られる。
間違っていても「間違っていた」ことがわかり、次に生かせる。
負けないようにする一番の力は「自分がやっていることは正しい」と心の底から思えることだ。
その思いさえあれば、プレッシャーの中でも踏ん張り、押し返す力にできる。
ビジネスは自分が諦めるまで、終了のホイッスルが吹かれることはない。
つまり、ビジネスにおける成功の秘訣は勝つまでやることだという話だ。
組織で影響力を持つことは、目標達成する上で重要だ。
そのためには、たとえば自分が参加する会議で、常に発言をすることだ。
最初はトンチンカンな発言になることもある。
だが、徐々に慣れてくる。
勤務先で、トップや意思決定者のメッセージを受け取る機会があるなら「つまらないな」などと思わず、しっかりと聞くことだ。
きっと、自分の想いを提案・実現するチャンスがあるはずだ。
目標達成のためには、最初に「目的」と「目標」を明確にすることだ。
「目的」とは「なぜそれをやるのか」だ。
「目標」とは、いつまでに、何を、どれぐらいやるかだ。
目の前の高い目標に対して、数年先に成し遂げる大きな目的を毎日、毎月意識し続けることは難しい。
そういう時は、チーム目標、個人目標に、後づけで違う視点での目的をヒモづける。
【1126-1】小さくてもいい、自分の事業をもつ
【1126-2】勝つまで続ける
【1126-3】トップや意思決定者の声をしっかり聴く
真剣に前を向いて歩き続けろ!
【書籍名】楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則
【著者名】小林史生
【出版社】日本実業出版社
【出版日】2018/1/25
【オススメ度】★★☆☆☆
【こんな時に】明日の仕事力を磨きたいときに
【キーワード】働き方、決断、習慣術
【頁 数】248ページ
【目 次】
第1章 鉄則1 短期間でストレッチして「成功を体験」する
第2章 鉄則2 加速するため「目標達成モメンタム」をつくり出す
第3章 鉄則3 「成長スピードを加速」させる行動法則
第4章 鉄則4 「努力を正当化」することで、最高の結果が出る
第5章 鉄則5 「早く何回も打席に立つ」ことで胆力をつける
第6章 鉄則6 「達成する仕組み」をつくれば距離が縮まる
第7章 鉄則7 メンバー育成のキモは「本気度合」を見せること
この本で、あなたは変わる!
小林史生さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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2018年 3月 05日
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