【シェア読書:796冊目】99%の会社はいらない(堀江貴文)

【他人の時間を生きると忙しい】実業家・堀江貴文氏が、忙しいとは「他人の時間」に縛られている証拠であり、際たるものが会社組織と指摘。会社に代わる組織のカタチと働き方を模索し、「自分の時間」をとり返す。

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1分間紹介文
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あなたは今忙しいと感じるだろうか?
また、その忙しさはどこからくると思いますか?
「忙しい」が心の中にちらついているのなら、本書はよいきっかけになる。

 

著者は、堀江貴文さん。
SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリ「TERIYAKI」「焼肉部」「755」のプロデュースを手掛けるなど幅広く活躍。
有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者。
会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校」を運営。

 

本書は、これからの時代の幸せは「自分の時間」をいかに生きるかで決まると説き、「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントを記した一冊

 

「苦しい忙しさ」とは「他人の時間」に縛られているときに感じる。
「楽しい忙しさ」とは「自分の時間」を生きているときに感じる。

 

著者は、「他人の時間」に縛られる最大の元凶が「会社」に属することであると指摘し、そこから脱するには、「会社」に属さなければいいと説く。

 

極端な主張のように感じるが、読んでみるとなかなか反論できない。
ということは、本書はなにかを示唆している証拠である。

 

さて。あなたは、
「他人の時間」を生きますか?
「自分の時間」を生きますか?

 

B796

 

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本がわかる!15の要約ポイント
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総務省の統計によれば、2016年の労働人口は6396万人と発表されている。
そのうちの約8割が、雇用者と言われている人の数だそうだ。
つまり、日本の大多数の社会人が「会社」という枠組みに属していることになる。

 

日本の会社では、入社すると大学で学んだ専門分野とまったく違う仕事をやらされる。
会社側は、なんのために採用したのだろうと思ってしまう。
異なった専門性を持つ人間をさまざまに雇い、学生時代の研究や経験を生かして組織を活性化させる方がよっぽどいいはずだ。

 

2015年の日本のGDPはアメリカ、中国に次ぐ3位ではあったが、日本の国民一人あたりのGDPは26位となっている。
今後、労働人口は確実に減少していくので、GDPは確実に下がっている。
せめて国民一人あたりのGDPは上げていこうと考えたときに、いまのような枠組みは本当に必要なのだろうか?

 

いつの時代も文明の発達に合わせて社会は変わってきた。
どんな時代であっても、時代に合わせて動き、実践する人々が世の中を動かしていくのだろう。

 

全部を自分でやらなければならないと考えるのは間違いだ。
時間には限りがある。

 

「AIは仕事を奪うな、でもAIを使って世の中を便利にしろ」
なんとも、矛盾だらけで笑ってしまう話である。

 

価値観の多様化が容認されていけば、当然「働かない」というのも一つの選択肢になってくる。
価値観の多様化は歴史の必然だ。
旧世代の価値観で物事を計ることは、不幸のはじまりでしかない。

 

自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う。
メジャーでなくニッチなことであれば、ライバルは少ないし差別化も楽だろう。
そして、そこに小さな1を足し続けていく。
それが、今後到来するであろう「仕事のない世界」においてニッチな市場で実績を出す秘訣だ。

 

どんなことでも、動き出さなければはじまらない。
やはり大事なのは行動力。
動くことだ。

 

上手に真似をしつつ、そこに新たなアイデアを入れ込めば、うまくいくのはそう難しくない

 

走り続けていれば少しずつ足が速くなるように、何かをやることによってなんらかの成果が現れるものだ。
面白そうだと思っていても面倒で動けないことでも、無理して動いてみることで成果が出たりすると、「うまくいってしまった」という成功体験になり、次々と新しいことをはじめるようになっていく。
動いた方が得だな、という学習効果が現れてくるようになる。

 

誰もに平等なことをしていたら、何も進まないし新しいことも生まれてこない。

 

これからの時代を会社の中で生きるにしろ、会社の外で生きるにしろ、「人を惹きつける力」を持つことは重要

 

何か磨かれたスキルを持っていれば、そのスキルが自分の空白を補完してくれるのではないかと考えて、その人に磨かれる人が必ず出てくるはず。

 

本当に幸せになりたいのなら、まずは広い世界を見てからでも遅くはない。
そのためにちょっとだけ勇気をもって動いてもらえれば、と思う。

 

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これをやろう!3つの実践ポイント
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【796-1】自分が楽しいと思うことを書き出す

 

【796-2】楽しいことがどうすればもっと楽しくなるか考える

 

【796-3】より楽しくなると思ったことを1つ行動に移す

 

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今回のまとめ
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枠組みは常に変化しつづけている。

 

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本日紹介した書籍情報
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【書籍名】99%の会社はいらない
【著者名】堀江貴文
【出版社】KKベストセラーズ
【出版日】2016/7/9
オススメ度★★★☆☆
【こんな時に】自分を見つめ直したいときに
【キーワード】働き方生き方稼ぐ力
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?
第2章 仕事のない時代がやってくる
第3章 だから「遊び」を仕事にすればいい
第4章 会社ではない新しい組織のカタチ
第5章 会社に属しているあなたへ

 

気になったら、今すぐお手元に!
b796

 

堀江貴文さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

 

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