【書評:1693冊目】9割捨てて10倍伝わる「要約力」(山口拓朗)

【答えは、要約の中にある!】
伝わる文章の専門家・山口拓朗氏が、『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』と題して、要約することで本当に伝えるべきことが明確になると提起し、要約力を磨く方法を伝授する一冊。

■書籍の紹介文

簡潔にまとめて伝えること。
あなたは得意ですか?

 

本書は、”伝わる”コミュニケーションには「要約力」が必要だと説きながら、情報収集→情報整理→情報伝達の3ステップに分けて、「要約力」の磨き方を伝授する一冊。

 

要約力とは、情報のポイントをつかみ、場面に応じて、簡潔かつ論理的にアウトプットする能力のこと。
この説明を聞いて、あなたはどう感じますか。

 

頭では理解できるけど、心には響かない。
こう感じられる人が多いとおもいます。

 

では、こちらの説明はどうでしょうか。
要約力とは、「死んでもこれだけは言っておく!」を見つけること。

 

先の一般的な説明よりも、スーッと心に届く印象を持つとおもいます。
これこそが、要約力のもつチカラです。

 

相手に伝えたいことが10個あったとします。
ただ、10個のうち、その場で本当に伝えるべきことは1個だけだった。

 

経験則から、あなたも想像できるとおもいます。
たくさんある伝えたいことから、その時その場に必要な1個を見つけ出せるかが、要約力の高さを表すわけです。

 

仕事でもプライベートでも、「あのとき、こう伝えておけば…」と後悔することがあるのなら。
まだまだ要約力を磨く”伸びしろ”がある証拠です。

 

本書を活用して、要約力を高めていきましょう。
文章でも会話でも、相手の反応とあなたへの評価が劇的に変わります。

 

手持ちのカードの中から、相手を唸らせるカードを自信と確信をもって切れるようになる。
想像しただけで、早くそうなりたいとおもいませんか?

 

◆伝えたいこと(答え)は、要約の中にある。

9割捨てて10倍伝わる「要約力」
山口拓朗 日本実業出版社 2020-7-16
売上ランキング(公開時):1,303
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■【要約】15個の抜粋ポイント

「要約力」が伸びていくほどに、あなたの話や文章の「情報密度」は、おのずと高まっていきます。
その結果、あなたが望む「成果」や「報酬」が手に入りやすくなります。

 

究極の要約力とは、<死んでもこれだけは言っておく!>であるーそう肝に銘じておきましょう。

 

●「要約」の3つのステップ
ステップ1:情報収集(必要十分な情報を集める)
ステップ2:情報整理(情報をグループ分けする)
ステップ3:情報伝達(簡潔に相手に伝える)

 

相手に伝える情報の優先順位は、高いほうから以下の①→③の順です。
①相手のニーズを満たす情報
②相手が喜びそうな情報
③自分が伝えたい情報
要約力の低い人の多くが③を優先してしまっています。
だから「伝わらない」のです。

 

人に何か話すときは、その大前提として情報を持っている必要があるのです。
要約をして効果的に相手に伝えるためには、的確な情報収集が欠かせません。

 

情報の真偽や価値を確かめる際に「自分に質問をする」方法が有効です。
(略)
疑問に感じたことや、不思議に思ったことを質問形式にして、それらの答えをていねいに導き出していく必要があります。

 

わたしたち人間は、自分が認識できる範囲内でしか物事を考えることができません。
観察によって認識する物事の量を増やすことこそが、本質を見抜く力(=洞察力)のパフォーマンスを上げる唯一のアプローチなのです。

 

何より大事なのは、あなたがふだんよく人に伝えるテーマで、「抽象情報⇔具体情報」を行き来する思考を身につけておくことです。

 

情報整理のプロセスで最も大事なのは「情報のグループ分け」です。
そのつど最適な情報を取り出すことができるよう、情報にタグをつけて、適切なグループに振り分けていくイメージです。

 

相手のニーズをいつでも満たせる人は、情報を整理する「具体化グループ思考」と、そこから9割を捨てるために有効な「優先順位思考」が身についている人です。

 

脳にストックされている情報は、常に更新できる状態にしておく必要があります。

 

人がまず知りたいのは、話の全体図です。

 

どんなことでも「ひと言」で言うクセをつけることで、物事の勘どころを押さえられるようになっていきます。

 

本やニュース、資料などに書かれている記事や文章を要約することは、要約のエクササイズとして有効です。

 

とくにおすすめしたいのは、TwitterをはじめとするSNSでの投稿です。
Twitterであれば1投稿が140文字です。
この制限された文字数が要約にうってつけです。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1693-1】「死んでもこれだけは言っておきたい!」ことから伝える

【1693-2】収集した情報はタグをつけて整理する

【1693-3】「ひと言」でまとめる習慣をつける

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】9割捨てて10倍伝わる「要約力」
【著者名】山口拓朗著者情報
出版社日本実業出版社
【出版日】2020/7/16
オススメ度★★★★☆
こんな時に伝える力を身につけたいときに
キーワード話し方文章力情報整理
【頁 数】208ページ
【目 次】
第1章 究極の要約は「死んでもこれだけは言っておく」
第2章 ステップ1 情報収集
第3章 ステップ2 情報整理
第4章 ステップ3 情報伝達

 

この本が、あなたを変える!

9割捨てて10倍伝わる「要約力」
山口拓朗 日本実業出版社 2020-7-16
売上ランキング(公開時):1,303
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山口拓朗さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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