【書評:1619冊目】「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本(積田美也子)

【ワガママではない自分ファースト論!】
心理カウンセラー・積田美也子氏が、『「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本』と題して、自分を後回しにする「思考の癖」を取り除く、7つのステップを解説する一冊。

■書籍の紹介文

ついつい自分を後回しにしちゃう…。
こんな溜息をついた経験ありませんか?

 

本書は、自分を後回しにするのは「思考の癖」が原因だと提起し、自分を優先できるようになるための”7つのステップ”を解説する一冊。

 

◎Give&Takeではなく、Give&Give
◎相手のことをもっと観察しよう
◎相手の幸せが自分の幸せにつながる

 

このように、ビジネス書や自己啓発書を読んでいると、”他人”にフォーカスする重要性を説いた教えにあたります。
もちろん、それ自体、重要であることは間違いありません。

 

しかし、何事もバランスが大切です。
他人ファーストの状態から、さらに他人ファーストに傾くと、自分がどこにいるか分からなくなります。
自分ファーストの状態から、他人ファーストに傾くのなら、自分がどこにいるか見失うことはありません。

 

つまり、自分の中心に自分がいないと、バランスが崩れて自分を忘れてしまう。
すると、息苦しさや怖さが生まれて、人付き合いが苦手になってしまうのです。

 

こうならないためには、自分の中心に自分がいる”アタリマエ”の状態を保つことです。
これこそが、本書がいう「自分ファースト」の生き方なのです。

 

「自分ファースト」を取り戻すための考え方とワークが”7つのステップ”で示されています。
心理カウンセラーらしく、優しく導いてくれるような雰囲気で書かれています。

 

視点を少し変えるだけで、「自分ファースト」の状態を取り戻し保つことができます。
「つい」が「いつも」になる前に読みたい一冊です。

 

◆「自分ファースト」で生きよう!

「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本
積田美也子 あさ出版 2020-1-9
売上ランキング(公開時):13,804
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■【要約】15個の抜粋ポイント

今の自分を見つめるためのワークがある。
自分はどんな時に人を優先し、自分を後回しにしていると感じるか?
自分を後回しにするのは、どんな思考の癖があるからか?
考えてみるのだ。

 

意識を「外」から自分に戻すリセット方法として、ゆったりした気持ちで深呼吸を5〜6回行う。
また、温かい飲み物を「ゆっくり」味わい、自分に丁寧に接する時間をつくるのだ。

 

自分を後回しにする人は、「自分より人を優先すべきだ」と、こども心にそう思わざるをえない経験を繰り返してきたからだ。

 

親から言われたことや体験した出来事を通して「自分は認められていない」などと思うようになる。
これが「恐れ」をベースにした歪んだ思考の癖となっているのだ。

 

「ありのままの自分ではダメだ」という考えは、ただの歪んだ思考の癖なのだ。
過去の親との関係を振り返ることで、そのことに気づくことができるはずだ。

 

本来は、自分が自分の一番の味方でなくてはいけないはずだ。
それなのに、自分の声を無視して、自分を裏切っているのだから、苦しくて当然だ。

 

心の中で「よく頑張ってきたね!」と自分に声をかけて、頭をなでてあげる。
1日5個、感謝したいことを見つけて「感謝リスト」を書き出すのだ。

 

自分が感じていること、思っていることを、自分が認めてあげないと、心は過去の昇華しきれなかった思いで埋め尽くされてしまう。
すると、新しい物の見方や行動を試す余裕が持てないのだ。

 

心を整えるワークとしては、自分が今一番、言いたいことがある人を思い浮かべる。
そして、面と向かって言えないことを、思いつくままに紙に書き出す。
書き終わったら、ビリビリに破いて捨るのだ。

 

自分ファーストを1日1個決めて、実践する。
気づいたことや気持ちを振り返ってみる。
自分が元気になる、満たされた感じがするなどと気づけたら十分だ。

 

自分からはっきりNOと言わないと、相手には自分が無理をしているのかどうかが伝わらない。
互いが気持ちよく過ごすためにも、「健全な境界線」をきちんと引くことが大切だ。

 

自分軸で自分の気持ちを尊重しながら、人と関わっていくためのワークがある。
「NO」と言える体験をするために、自分が頼まれていること、期待されていること、誘われていることを書き出す。

 

その上で、断りたいものを選び、勇気を出して断ってみる。
一人で抱え込んで大変なこと、困っていること、苦手なこと、本当は助けてもらいたいことを書き出し、小さいことを一つ選ぶ。

 

そして、誰かに助けを求めてみるのだ。
誰かに意見を聞かれたら、「自分の気持ちはこうだけど、あなたは?」という具合に、自分の考えを言ってみることだ。

 

自分が幸せになることを許すことだ。
自分を優先することは、自分の正直な思いに気づき、認めることだ。
我慢したり、無視しないことだ。
幸せになることは、誰もが持っている権利だ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1619-1】1日5個、感謝したいことを見つけて「感謝リスト」を書き出す

【1619-2】自分ファーストを1日1個決めて実践する

【1619-3】自分が幸せになることを許す

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本
【著者名】積田美也子著者情報
出版社あさ出版
【出版日】2020/1/9
オススメ度★★★☆☆
こんな時に明日の人間関係を良くしたいときに
キーワード人間関係マインド自己対話
【頁 数】216ページ
【目 次】
ステップ1 今の自分を見つめる
ステップ2 過去の親との関係を振り返る
ステップ3 自分の価値を認める
ステップ4 自分を優先するために心を整える
ステップ5 自分軸で人と付き合う
ステップ6 うまくいかないときの対策
ステップ7 幸せになることを許す

 

この本が、あなたを変える!

「つい自分を後回しにしてしまう」が変わる本
積田美也子 あさ出版 2020-1-9
売上ランキング(公開時):13,804
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積田美也子さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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