【書評:1573冊目】短い言葉を武器にする(弓削徹)

【短い言葉は、相手への気遣いと充実の証!】
コピーライター・弓削徹氏が、『短い言葉を武器にする』と題して、ビジネスで”評価”と”信頼”を勝ち取る、短くインパクトの強い言葉をつくり出す技術を解説する一冊。

■書籍の紹介文

ズバッ!とひと言で話しができる。
これだけでも、その人に信頼感を覚えませんか?

 

本書は、短くインパクトの強い言葉は”評価”と”信頼”につながると提起し、コピーライターのノウハウを使った「短い言葉をつくり出す技術」を解説する一冊。

 

その場の状況を、”深く”考える。
相手の感情を、”深く”考える。
顧客の欲求を、”深く”考える。
自分の感情を、”深く”考える。

 

この”深く”があるからこそ。
武器になるほど、強くてインパクトのある短い言葉を生み出せるのです。

 

ただし、”深く”にもコツが要ります。
間違ったところを”深く”掘っても、金脈(短く強い言葉)に当たらないからです。

 

このコツを、「ノートパソコン」という言葉を生み出した著者が示していきます。
短い言葉で”人を惹きつける””人を動かす”極意は、圧巻です。

 

いまの社会、テクノロジーの進歩により、情報は氾濫し、時間密度は濃くなる一方です。
つまり、時間的な余裕がない中で、必要な情報を仕分けし、行動しなければなりません。

 

だからこそ、本書のテーマである「強くてインパクトのある短い言葉」が重要になってくるのです。
相手に負担をかけず、相手にとって大切な情報を、コンパクトに届けることになるからです。

 

言い換えれば、短い言葉にするとは、受け手への気遣いといえます。
ゆえに、受け手はそんなあなたへ”評価”と”信頼”を返してくれるのです。

 

また、短い言葉を生み出すには、充実した日常を送ることも大切です。
”深く”考えるためには、自分の中にそれだけ深さがなければできないからです。

 

・日頃からどういったことにアンテナを張ればいいのか
・考えるときに、どんなことを意識すればいいのか

 

短い言葉を生み出す土壌をつくる、充実した日常を送るためのコツ。
こちらも、とても参考になる学びが得られるところです。

 

言葉は、時代を表し、人を映します。
インパクトを与える言葉の出る人でありたいですね。

 

◆短さは、気遣いと充実の証!

短い言葉を武器にする
弓削徹 フォレスト出版 2019-12-6
売上ランキング(公開時):93,973
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■【要約】15個の抜粋ポイント

短いとはどれくらいでしょうか。
本書では、ひと息で話せる3〜5秒くらいの長さ、1行、10数文字程度を想定しています。

 

人の記憶はすぐに薄れます。
忘れられてしまえば、行動してもらうことはできません。
だから、いかに記憶に残る強い言葉を放つことができるか、が勝負なのです。

 

●パワーフレーズを作る手順
①伝えるべきコアを突きとめる
②「主語+述語」文を作る
③キーワード化する
④ムダな部分を削る

 

日頃から自分の主義主張の裏打ちとなる情報や、名言を収集しておくことをおすすめします。

 

数字を入れて話すことは、その内容に説得力やリアリティを持たせるうえで効果的です。
売上金額や人数、質量、日付などのデータを覚えておいて話すだけで、できる人のトークを演出できます。

 

日常の会話でも、相手の口ぐせや大切にしている言葉、こだわっている言葉をピックアップして話せば、同じ価値観を持つ人として認識してもらうことができます。

 

短いフレーズで話すことの効用の1つが、他者に発言をさえぎられづらいという点です。
結論を含む短いフレーズをひと息で話すーーー
数秒以内に完結する短文だからこそ、すらすらと話し終えることができます。

 

解決策を考えるとき、私はいつも課題を一石二鳥で解決できる、いいとこどりができないかを検討します。
最も都合のよい方法はないかを考えるのです。

 

発言の際にきちんと根拠を言い添えることが重要なのです。

 

説得や交渉をしようとすると、対立する構図になります。
それよりも同じサイドに立ち、情報や参考意見を共有する中で望ましい方向へ進んで行くほうがよいでしょう。

 

●要約のポイント
・結論を先に言う
・テーマを意識する
・5W1Hを骨格にする
・キーワードを目立たせる
・個人の意見は別に言う

 

短いフレーズの典型的なものがネーミングであり、多くの人が力を入れていないからこそ、ここに時間と知恵を傾けることで効果が生まれるのです。

 

●ブレインストーミングを成功させる”4つのルール”
①他者の意見を否定しない
②自由に発想する
③質より量を重視する
④アイデアを発展させる

 

スピーカーとしてのゴール設定は「オールA」であるべきです。
これは学校の成績ではありません。
4つのキーワードのイニシャルをつなげると、「ALL A」になります。
A:Aware(気づき)
L:Learn(学び)
L:Laugh(笑い)
A:Action(行動)

 

準備する、相手の身になる。
相手の身になるから絞れる、短くなる。
だから伝わる……。
短い言葉の積み重ねで、人生は変わります。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1573-1】寝る前に、その日1日を表す10数文字のフレーズをつくる

【1573-2】自分の主義主張の裏打ちとなる情報や名言を収集する

【1573-3】数字を入れて伝える

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】短い言葉を武器にする
【著者名】弓削徹著者情報
出版社フォレスト出版
【出版日】2019/12/6
オススメ度★★★★☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード伝えることばのチカラ話し方
【頁 数】272ページ
【目 次】
第1章 3秒のパワーフレーズが人生を変える
第2章 初対面で強い印象を残すコアフレーズ
第3章 会話の空気を一瞬で変えるエッジフレーズ
第4章 会議の方向を操るトリガーフレーズ
第5章 プレゼンやセールスで刺さるキラーフレーズ
第6章 スピーカーとして大勢に影響を与えるワンフレーズ

 

この本が、あなたを変える!

短い言葉を武器にする
弓削徹 フォレスト出版 2019-12-6
売上ランキング(公開時):93,973
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弓削徹さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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