【書評:1545冊目】なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか(松井博)

【素晴らしい国の生きづらい国民】
元Appleマネージャー・松井博氏が、『なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか』と題して、生きづらさの元凶は「無駄」と提起し、無駄に潰されない生き方を指南する一冊。

■書籍の紹介文

日々送っている生活の中で。
生きづらさを感じることはありますか?

 

本書は、「無駄」こそが生きづらさの元凶だと提起し、「無駄」に潰されず「自分らしい生き方」を実現していくための方法を指南する一冊。

 

安全・快適・清潔・便利と、その素晴らしさを称賛される日本。
しかし、そこに生きる国民の多くは、”生きづらさ”を感じている摩訶不思議。

 

この原因はどこにあるのか。
これを「無駄」にあると指摘するのが、本書です。

 

過去の成功体験を引きずった制度疲労が、今も多くの場所で社会を蝕んでいます。
分かっているのに手を打たない状況は、まさに「無駄」といえます。

 

この「無駄」に蝕まれる状況を、少しでも回避すること。
そのために個人ができることを、働き方・生き方にして示していきます。

 

社会をすぐに変えることは極めて困難です。
であるならば、個人でできることから「無駄」を排除し、時代に合わせて合理的に変化していくしかありません。

 

個人が「無駄」を排除し、幸せを追求していく。
そうした個人が増えることで、社会も徐々に変わっていきます。

 

そのためにも、わたし達から「無駄」を排除していきましょう。
生きづらさを社会から取り除いていくために。

 

◆蔓延る無駄に潰されない。

なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか
松井博 KADOKAWA 2019-9-27
売上ランキング(公開時):72,503
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■【要約】15個の抜粋ポイント

清潔で安全で快適で便利な国に住みながら、多くの人が生きづらさを抱えたまま、日々を過ごしている。
自由に生きるためには、自分なりの創意工夫を果てしなく繰り返すしかない。

 

幸福度の算出方法はとてもシンプルだ。
「幸福度=現実ー期待値」だ。

 

世の中には、どこにもそれなりに幸せに生きている人がいる。
それを知るだけでも、気持ちの持ちようは変わる。

 

身の丈を知ることも大事な体験だ。
自分が凡庸な人間であることを知れば、余計な勘違いをする余地がない。
身の丈を思い知らされる体験は定期的にするべきだ。

 

できれば「得意」「好き」「役に立つ」の3つが重なることを仕事にすることだ。
また「生活できればいい」と考えることだ。
別に大儲けできなくてもいいはずだ。

 

選択肢が多いと、人はかえって生きにくいものだ。
「ジャムの法則」という実験がある。
24種類のジャムを並べた時と6種類並べた時とを比較すると、後者の売り上げは10倍になるというものだ。

 

成功したければ、運を味方にするしかない。
運はまさしく「運」なので、サイコロを振るのと同じだ。
「吉」が出ることもあれば「凶」になることもある。

 

コントロールできるのは、サイコロを振る回数だけだ。
サイコロを振らなければ、安定した一生を過ごせるかもしれない。
だが、そうすると都合のいい偶然が起きてくれる可能性はない。

 

成功する人とそうでない人の違いは「サイコロを振り続ける勇気」があるかどうかだ。
そして、いい目が出た時に、それに飛びつく勇気があるかどうかだ。

 

「今」を生きることだ。
平々凡々でいい。
「今」の対象は、趣味でも仕事でもいい。
自分なりに新しいことにチャレンジし続け、常に自分の「今」を生きる。

 

継続するために有効な方法は、習慣化してしまうことだ。
毎朝歯を磨く時は、何も考えずに磨くはずだ。
考えると「やらなくていい言い訳」を考え始めるのが人間だからだ。

 

止めにくい環境を作ることだ。
たとえばジムに入会してお金を払えば、元を取ろうという気持ちが働いて継続しやすい。
友達にSNSで宣言をするのも有効だ。
ライバルがいるのも有効だ。

 

圧倒的なしつこさと探究心が必要だ。
わかったような気になった瞬間、進歩が止まる。
そして、後から来た者に瞬時に抜かれてしまう。

 

バランスのとれた運動能力も必要だ。
運動能力には、筋力、持久力、敏捷性、柔軟性、バランス感覚など、様々な要素がある。
色々な能力を偏りなく使わないと、できないことが増えていく。

 

心のバランスを保つためにも、心を静かにする方法を身につけるべきだ。

 

■【実践】3個の行動ポイント

【1545-1】身の丈を思い知らされる体験は定期的にする

【1545-2】選択肢を極力減らす

【1545-3】いつもより「しつこく」行動してみる

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

■本日の書籍情報

【書籍名】なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか
【著者名】松井博著者情報
出版社KADOKAWA
【出版日】2019/9/27
オススメ度★★☆☆☆
こんな時に明日の仕事力を磨きたいときに
キーワード働き方20代マインド
【頁 数】240ページ
【目 次】
1 なぜ日本企業は、人の時間を大切にしないのか?
2 転職をマジで検討しているあなたへ
3 人生ハードモードの方が、むしろ生きてる証
4 「おっさん化」を遅らせる方法
5 生きにくさを軽くするライフハック

 

この本が、あなたを変える!

なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか
松井博 KADOKAWA 2019-9-27
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松井博さん、素敵な一冊をありがとうございます(^^)

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