【書評:1368冊目】1冊読み切る読書術(齋藤孝)

【読み切られる本は、たった5%の現実】
明治大学教授・齋藤孝氏が、「1冊読み切る」ことを目標にした読書術を指南する一冊。”1冊読み切る自信”がつく55の方法を紹介しながら、読書への苦手意識を取り除く。

■この本の紹介文

読書への苦手意識。
苦手を100とすると、いくつくらいですか?

 

本書は、「本を1冊読み切る」ことを目標に、55の読書テクニックを紹介する一冊。

 

・購入された書籍全体の95%は、読み終わらない
・購入された書籍全体の70%は、一度も開かれない
これは、2015年に当ブログで紹介した『自分を変える1つの習慣』(記事は、こちら)。
この中に出てくるアメリカの大手出版社が発表したデータです。

 

あくまで参考情報です。
ですが、「1冊を読み切る」というハードルが、多くの人にとってとても高いものだということは分かると思います。

 

しかし、「1冊を読み切る」のは、本当にそこまで難しいものなのでしょうか?
『否である』というのが、著者の主張です。

 

必要以上に高く設定されている「1冊を読み切る」というハードルを、グーッと下げる方法を提示します。
と同時に、”1冊を読み切る感覚”を養わせてくれます。

 

本を1冊購入して、それを読み切る。
これだけで、あなたは、5%に分類される人になれるのです。

 

本を読むことに苦手意識がある人に向けた一冊です。
「読まない人」から「楽しく読む人」に、なってみませんか?

 

◆読書って、おもしろい!

1冊読み切る読書術
齋藤孝 ダイヤモンド社 2019-1-17
売り上げランキング:2,811
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■本がわかる!15の要約ポイント

青空文庫」という著作権が消滅した作品を無料で読めるサイトがあり、短編1作を1冊としてリストアップしています。
文豪の小説から思想家の名文まで読み放題ですから、一度利用してみる価値があります。

 

当たり前の話ですが、「興味があって詳しいテーマ」の本なら読み切れる可能性が高いです。

 

なにを読もうか迷ったとき、とりあえず今売れている「ベストセラー」を買ってみるというスタンスは有効です。

 

目次をパッと見て、自分に刺さる見出しがあれば、それだけで本を買って損はありません。
もっといえば、自分を前向きに動かしてくれそうだったり、人に話したくなるような見出しがあれば「買い」ということです。

 

「はじめに」を読んだだけで、わかったような気分になれる本は、いい本です。

 

私もそうですが、頭に残るのは3割もあれば上出来です。
そういう意識で読めば気楽ですし、気楽なほうが頭に入りやすくもなります。
誰かに伝えるには、読んだ後に「よかったところを3つ言えるようにしておく」と便利です。
「どこがどう面白かったか」を3つ言えるようにしておくのです。

 

外出するときは本を持つ

 

読書する場所のおすすめは、電車での移動中やカフェです。
多少の雑音や人影があったほうが、むしろ読書に集中しやすくなります。

 

線を引く行為は、たしかにちょっとした勇気が要りますが、線を引くことで、初めて自分の思考を意識できるというメリットがあります。

 

生活空間に本を分散して配置しておくと、読書が進みやすくなります。
自然と本を手に取りやすい環境づくりをしておくといいのです。
とりあえずリビング、トイレ、カバンなど、3か所に本を分散配置してみましょう。
職場のデスク、ベッド脇、それにキッチンなども考えられますね。

 

新幹線や飛行機などでの移動時間は、読書にうってつけです。
(略)
出発と同時に、読書もスタート。
ポイントは「到着するまでに1冊読み切る」と心に決めることです。
おのずと、必然的に2時間半でどう読み切るかの配分を考えるようになります。

 

手始めにフェイスブックやツイッターに感想を投稿してみましょう。
1冊読み切った後でもいいですし、その日に読んだところについて、その都度、投稿するのでもいいです。
最初は”3行コメント”で十分です。

 

書こうとする文章の長さにかかわらず、書きたいことは3つに絞り込みます。
すると、文章がピリッと締まるのです。

 

レベルアップしたいならば「自分だったら」と当事者意識を持って読むべきです。
そのほうが、より心に深く迫ってくるからです。

 

長編古典には、恐ろしいほどの普遍性があります。

 

■これをやろう!3つの実践ポイント

【1368-1】「青空文庫」のアプリをインストールする

【1368-2】外出時は、本をカバンに必ず入れる

【1368-3】時間を決めて、その時間内に1冊読み切るトレーニングをする

 

■ひと言まとめ

※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作

 

■本日紹介した書籍情報

【書籍名】1冊読み切る読書術
【著者名】齋藤孝
出版社ダイヤモンド社
【出版日】2019/1/17
オススメ度★★★☆☆
こんな時に読む力を身につけたいときに
キーワード読書術教養思考
【頁 数】256ページ
【目 次】
序 章 1冊読み切る一番カンタンな方法
第1章 3つのポイントで読み切れる本を見つけよう
第2章 人に話したくなることを3つ見つける
第3章 頭に入れるのは3割でいい
第4章 3分の細切れの時間で1冊読める
第5章 3色ボールペンを使おう
第6章 3か所に本を分けてみよう
第7章 3行でSNSに投稿してみよう
終 章 3つのステップで長編古典だって読める

 

この本が、あなたを変える!

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齋藤孝さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/

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