【やる気の源泉は過去にあり!】
目標実現の専門家・大平信孝氏が、たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなるメソッドを解説する一冊。紙に書き出すことで「やる気」アップ!
やりたいことはあるけど、やる気が出ない。
こんな葛藤を抱えていませんか?
本書は、やる気の源泉は自分自身の過去にあると提起し、それを掘り起こすための「井戸メソッド」と、呼び覚ましたやる気を継続する「行動イノベーションシート」を解説する一冊。
やり方のみを提供し、答えは読者自身に見つけさせる。
だからこそ、本書の効果は絶大です。
自分の中にある大切な価値観を取り戻し、空っぽになったやる気タンクを充満させる。
その結果、生き生きとやる気に満ちた毎日が手に入るのです。
「井戸メソッド」「行動イノベーションシート」ともに、とてもシンプルな手法です。
ぜひ、目標を立てて行動を開始する前に実践してみてください。
今までの計画倒れが嘘のように、目標に近づく自分を実感できることでしょう。
自分の力を引き出してくれる、素晴らしい一冊です。
◆行動をはじめる前にこの一冊!
やる気がない状態というのは、やる気というガソリンが枯渇した状態なわけです。
仕事でもプライベートでも、うまく物事を進めている人は、自分で自分を「やる気」にし続けるのが上手です。
そのためには「本当に実現したいことや目標」に向かっている感覚がとても大切なのです。
多くの人は、過去にワクワクし、自然とやる気に満ちあふれ、思わず行動していたときがあったことを忘れてしまっています。
過去の記憶をたぐり、過去にあるあなたの宝物を探すことこそ、本書の目的の一つといえるのです。
これから紹介する、「井戸メソッド」は、過去に体験したことを思い出すメソッドです。
このメソッドを使えば、「自分が感動したとき」「困難な状況にもめげずに克服できたときのこと」や「目標達成できたときのこと」を思い出すことができます。
それらを思い出し、再体験すると、「自分にもいいときがあった」と、自己肯定感が自然と上がっていきます。
●井戸メソッドの2つの手順
手順1:9分割されたスペースに、自分の人生の「名場面」を9つ書く
手順2:書き出した過去の素晴らしい記憶の中から、ベストワンの記憶を選ぶ
大きなことから、細かなところまで、自分に縛りをかけないで、どんどん思い出していきましょう。
紙に書かずに頭の中だけで名場面を思い出そうとすると、脱線してしまったり、感情がのってこなかったりしますので、必ず書き出すようにしてください。
仕事中でも、プライベートでもできるアクションを決めましょう。
自分にとって大切な価値観を取り戻すための行動を、10秒アクションで実行するのです。
10秒アクションとは、「自分の望む姿に近づくために10秒でできること」を指します。
「本当にやりたいこと」に気づかせてくれたり、目の前の仕事の意味づけをアップデートできるのも、行動イノベーションシートの効果
過去の名場面をありありと思い出して、あなたにとって大切な価値観を、毎日確実に基準にして行動していけば、やる気は継続します。
一度シートを書き、「大切にしたい価値観を取り戻すための、今日できる10秒アクション」を書くことができていれば、いつでも必要なときにやる気を補充できます。
自分のやる気がなくなり始めるきっかけも知っておくと、冷静に対処できます。
あなたがやる気を取り戻すことのできる名言があれば、それがベストです。
目標を立てる前には、井戸メソッドと行動イノベーションノートを使ってあなたの過去の名場面を思い出し、いい状態をつくってください。
【1350-1】井戸メソッドを実践する
【1350-2】井戸メソッドに対応した、行動イノベーションシートを作成する
【1350-3】やる気の出る自分だけの名言集をつくる
※イラストは、イラストレーターの萩原まおさん作
【書籍名】たった1枚の紙で「続かない」「やりたくない」「自信がない」がなくなる
【著者名】大平信孝 ・ 著者情報
【出版社】大和書房
【出版日】2018/12/23
【オススメ度】★★★☆☆
【こんな時に】自分を変えたいと思ったときに
【キーワード】ヤル気、セルフコーチング、最高の自分
【頁 数】192ページ
【目 次】
序章 いつもやる気が上がらない人の理由
第1章 「井戸メソッド」で過去を思い出す
第2章 行動イノベーションシート
第3章 行動イノベーションシートの例
第4章 行動イノベーションシートをうまく活用する
この本が、あなたを変える!
大平信孝さん、素敵な一冊をありがとうございます\(^o^)/
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